多くの皇族が滞在した御用邸【沼津御用邸記念公園】

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明治中期、当時の皇太子殿下(後の大正天皇)の静養施設として建設された沼津御用邸。戦後廃止されましたが一帯は公園として整備され今は市民の憩いの場になっています。本殿は空襲で焼けてしまいましたが東附属邸と西附属邸の建物は当時のまま整備されています。

特に多くの皇族が滞在した西付属邸は建物の中を見学することができ、日本でも数少ない宮廷建築や様々な資料を通じて当時の皇族の暮らしぶりなどを知ることができます。

また東付属邸は後の昭和天皇が滞在し学問に励むために東宮御学問所として利用されていたことから、今でも学問室などは研修施設として整備され、研修や結婚式等で部屋を借りて利用することができます。

広い園内には二つの主要な建物のほかにも御用邸時代の様々な施設が残されています。そば処や当時の厩舎を活かした喫茶店もあり1日をゆっくりと過ごすことができるのでぜひ訪れてみてください。

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