2026年版!12年に一度の特別な年に訪れたい 山形【出羽三山神社・羽黒山 午歳御縁年】

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羽黒山 五重塔
山形県のパワースポットとして知られている出羽三山は、山形県北西部に位置する庄内地方にそびえる「羽黒山(はぐろさん)」「月山(がっさん)」「湯殿山(ゆどのさん)」の総称です。6世紀に開山したとされ、全国有数の修験の山として知られています。2026年は羽黒山が12年に一度の特別な「羽黒山午歳御縁年(ごえんねん)」であり、今年だけの特別な取り組みも行われる予定となっています。今回はそんな出羽三山の歴史や由緒などをご紹介します。

12年に一度迎える特別な年「御縁年」

出羽三山のひとつである羽黒山は、2026年が御縁年という特別な年にあたります。出羽三山に伝わる御縁年とは、神様に最も縁が深い年であり、この年にお参りをすると大神様の御加護と御利益が得られると信じられています。出羽三山の御縁年は月山が卯歳、湯殿山は丑歳、そして午歳の2026年は羽黒山が12年に一度の御縁年を迎えます。御縁年に参拝すると12年分のご利益があるといわれており、今年は羽黒山で数多くの催しが行われる予定となっています。

午歳御縁年に頒布される特別デザインの御朱印

各地の神社を巡る際、御朱印集めをされている方も多いかと思われます。そのような方にご注目いただきたいのが、午歳の2026年に羽黒山で頒布される特別なデザインの御朱印です。羽黒山三神合祭殿と馬がデザインされた素敵なものとなっています。
午歳御縁年を記念した御朱印(イメージ) 提供:出羽三山神社

【夏季予定】東北地方で最古の塔とされる国宝羽黒山五重塔のライトアップ

羽黒山参道「一の坂」上り口の杉並木の中にある「五重塔」は東北地方で最古の塔と言われており、平将門の創建と伝えられています。東北地方における唯一の国宝五重塔で、樹齢1000年、樹の周囲10mの巨杉「爺杉」をはじめとする杉並木の中に突如現れる杮葺き(こけらぶき)屋根が特徴的な五重塔は、圧倒的な存在感で目が奪われます。夏から秋にかけて夜間のライトアップが行われる予定です。例年、実施されているライトアップですが、2026年は午歳御縁年ならではの特別な企画が検討されています。「つるおか観光ナビ」などで詳細情報の公開が予定されているので、現地でご覧になりたい方は事前に情報をご確認ください。
ライトアップされる国宝羽黒山五重塔 提供:出羽三山神社
五重塔ライトアップ(つるおか観光ナビ)

羽黒山の絶景を集めた特別な精進料理「特別膳・羽黒山八景膳」

精進料理とは仏教の教えに基づき、肉類や魚類を使わない食事のこと。日本での起源は禅宗の寺院にあり、僧侶たちの食事として発展してきました。出羽三山では羽黒山山頂にある斎館「羽黒山参籠所」で食べることができます。

食材の全てが山の恵みを受けている出羽三山の精進料理ですが、2026年は午歳御縁年を記念して、参拝者を魅了してきた羽黒山の八つの景勝地をモチーフとした「羽黒山八景膳」の提供が予定されています。「見る」「食べる」を通して、出羽三山の神聖な魅力を感じに出かけてみてはいかがでしょうか?

■提供期間
 2026年3月1日(日)~2026年12月下旬予定
 ※3日前までの予約が必要となります
羽黒山八景膳 提供:出羽三山神社
羽黒山参籠所「斎館」

出羽国にそびえる修験の山「出羽三山」

2026年に特別な年を迎える羽黒山は庄内地方にそびえる3つの山の一つです。山形県鶴岡市・酒田市・三川町・庄内町・遊佐町の2市3町からなる庄内地方は、かつて「出羽国(でわのくに)」と呼ばれていました。庄内地方の東側には主峰・月山を中心に、北に羽黒山、西南に湯殿山が連なっており、これらをまとめ「出羽三山」と呼びます。

出羽三山の始まりは、1400年以上も前。第32代天皇の崇峻(すしゅん)天皇の第一皇子であった蜂子(はちこの)皇子は、父を暗殺した蘇我馬子から逃れて出家をし、羽黒山に辿り着きます。修行ののち、羽黒山頂に社を創建。同じ年に月山を、12年後に湯殿山を開きました。羽黒山という名前は、蜂子皇子が蘇我馬子から逃れている道中で道に迷った際に、羽が黒い3本足の烏が飛んできて、羽黒山まで導いたことが由来になっているそうです。
羽黒山

三山をめぐり死と再生を辿る「生まれかわりの旅」

出羽三山のそれぞれの山は「羽黒山=現在」「月山=過去」「湯殿山=未来」と見立て、三山をめぐることで死と再生を辿る「生まれかわりの旅」とされています。

江戸時代初期には松尾芭蕉の「奥の細道」に登場し、江戸時代中期には「西の伊勢参り、東の奥参り」と称され、多くの参拝者で賑わいました。「西の伊勢参り」は太陽の神様・天照大御神を祀る伊勢神宮への参拝のことですが、月山ではその天照大御神の弟である、月の神様「月読命」が祀られていることもあり、出羽三山神社への参拝を「東の奥参り」とし、双方をお参りすることは「人生儀礼」とされていました。
湯殿山 大鳥居
現在は2泊3日で出羽三山を巡るスケジュールが一般的です。1日目は羽黒山を登り出羽三山神社を参拝、宿坊や旅館などに宿泊し、2日目は月山八合目まで車で向かい、片道約3時間で登山をし、山頂の月山神社を参拝。3日目に湯殿山へ向かい、湯殿山神社本宮を参拝するスケジュールです。

登山に慣れた方であれば月山登山後、そのまま湯殿山に下山も可能ですが、月山八合目に車で行き湯殿山へ下山すると、月山八合目に車を取りに行かなければなりません。現在は湯殿山直通の路線バスが無いため注意!月山八合目から登山し、月山八合目に戻るルートが一般的です。

またなかなか時間がとれない方は月山八合目の中ノ宮の参拝もおすすめ。羽黒山から月山八合目までは車で1時間程。八合目の木道一周は90分程なので半日で参拝することができます。
羽黒山の杉並木

三山の神々を合祭する出羽三山神社

羽黒山・月山・湯殿山の三山にはそれぞれ神社があり、月山神社は月読命(つきよみのみこと)を、出羽神社は出羽国の国魂である伊氏波神(いではのかみ)と稲倉魂命(うかのみたのみこと)の二神を、湯殿山神社は大山祗命(おほやまつみのみこと)、大己貴命(おほなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)の三神を祀っています。

月山と湯殿山は冬季の参拝が不可能であるため、羽黒山頂にある出羽三山神社に三山の神々を合祭しています。出羽三山神社や羽黒山神社と呼ばれることが多いこちらの神社ですが、正式名称は「出羽三山神社 羽黒山三神合祭殿」であり、出羽三山神社を参拝すると、月山神社と湯殿神社も参拝したことになる特別な場所として知られています。
羽黒山 三神合祭殿

出羽三山で心ほどける体験

「出羽三山」という名前は聞いたことがある方が多いと思いますが、実際にどのような場所なのかご存じの方は少ないのではないでしょうか?山の中で自然と一体になることで、日常では気づけない大切なことが見えてきそうですね。出羽三山神社で自然の力を感じてみませんか?
羽黒山 大鳥居
出羽三山神社公式ホームページ

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