美男で有名な高岡大仏を眺めながら味わう濃厚抹茶ソフト【木田芳香園】

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日本三大仏といえば奈良の大仏(東大寺)、鎌倉の大仏(高徳院)が有名ですが、3番目に数えられている大仏を知っていますか?
江戸時代には豊臣秀吉が作った京都方広寺の京の大仏がありましたが、落雷や火災で焼失した後は時代とともに移り変わり…戦後以降は3つ目について諸説あり、岐阜大仏や兵庫大仏などが候補に挙げられていますが、今回はその中の1つ、富山県にある「高岡大仏」をご紹介します。

大佛寺にある「高岡大仏」は、伝統の銅器製造技術の粋を集めて30年の歳月をかけて作られ、銅器のまち高岡の象徴として市民に愛されています。1933年に歌人の与謝野 晶子が高岡を訪れた際に、高岡大仏を「鎌倉大仏より一段と美男」と評したとされ、端正な顔立ちのイケメン大仏といわれています。
高岡のまちなかを歩いていると突如ひょっこりと現れて、こんなところに大仏様が!?と驚くと思います。総高15.85m、重量65t。実際に見てみると思ったより小さめですが、近くで見るとやはり迫力があります。大仏の台座の内部にはぐるっと回れる回廊があり、仏画など仏教関係の展示物を見ることができます。
高岡大仏に参拝した後は、道を挟んですぐ斜め向かいにある日本茶専門店「木田芳香園」へ。この場所で昭和初期から営業しているという木田芳香園は、挽きたてのお抹茶や抹茶スイーツが人気のお店です。名物の濃厚抹茶ソフトは良質な抹茶を贅沢に使用したソフトクリームの上に、店内の石臼で挽いた抹茶パウダーをこれでもかとふりかけてあります。
他にも、抹茶アイスフロートもおすすめ!濃いめにたてたお抹茶の上に、抹茶アイス、抹茶ソフトクリームをトッピングして、さらに石臼挽きの抹茶パウダーもふりかけた贅沢な一品です。甘すぎず、少しほろ苦い抹茶本来の美味しさを存分に楽しむことができます。
目の前でお抹茶をたててもらえます
大仏をバックに濃厚抹茶をいただきます!
車でお越しの際は高岡大仏の背中側に参拝者専用駐車場がありますが、近くに一方通行の道路が多いのでご注意ください。少し足をのばして射水神社や瑞龍寺で御朱印集めをしたり、山町筋の土蔵造りのまちなみを歩いてみるなど、歴史的な観光スポットを巡ってみてはいかがでしょうか?
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