とても珍しい笑い顔の閻魔様【独鈷山 西明寺】

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御朱印や閻魔様の拝観は、前もって連絡を!

焼き物の町として知られる益子。その益子町郊外にある独鈷山(とっこさん)中腹に西明寺はあります。独鈷山普門院西明寺が正式な名称で益子観音とも呼ばれ、坂東三十三箇所の20番目の札所です。奈良時代の最盛期の天平年間(729年~749年)に行基により開山されたというから古い寺院で、楼門や三重塔は重要文化財に指定されています。独鈷山は気候上、温暖地域と寒冷地域の境目にあると言われ、暖温帯性植物と冷温帯樹木が共存しているため、本堂から高館山に続くハイキングコースは動植物について興味深く楽しめます。境内にある中で最もユニークなのは焔魔堂の閻魔様。憤怒の形相が一般的ですが、ここでは笑顔。その特徴的な笑顔が描かれた御朱印も人気です。
参拝されるときは心穏やかに、手を合わせて見学してみてはいかがでしょうか。

重要文化財に指定の楼門 三重塔

右に見えるのは三重塔。
正面に楼門。
楼門、三重塔、鐘楼堂、閻魔堂が本堂の前に配置されています。
当ページで使用する写真は、公益社団法人栃木県観光物産協会観光課より引用しました。


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