熊谷市が誇る!日光東照宮を彷彿させる豪華絢爛な国宝【妻沼聖天山 歓喜院聖天堂】

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写真提供:一般社団法人 埼玉県物産観光協会
日本三大聖天の1つ・妻沼聖天山は治承3年 (1179) 創建、平家物語等で義理人情に厚い人柄が称えられている斎藤別当実盛公が、自らの守り本尊である大聖歓喜天を祀ったことに始まります。

「埼玉日光」と言われる精巧な装飾建築

本殿「歓喜院聖天堂」は日光東照宮を彷彿とさせる装飾建築で、その精巧さから「埼玉日光」とも言われ、夫婦の縁をはじめとし、家内安全・商売繁盛・厄除け開運・交通安全・学業進学などのあらゆる良縁の神様として広く慕われています。
250年の時を経て傷みや剥落が進んでいましたが、7年間にわたる大修理の末、奥殿・中殿・拝殿の三棟が連なる権現造りの本殿は、精巧な彫刻で覆い尽くされ、平成23年には建立当時の豪華絢爛な姿を蘇らせました。このような建物の建造が、民衆の手により実現した、という建立当時の背景などが評価され、平成24年には埼玉県の建造物としては初の国宝指定を受けました。
現代に蘇った聖天堂の輝きを、ぜひその目に焼き付けてください。
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