妙義山と一体となった神社【妙義神社】

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写真提供:富岡市

群馬県最大のパワースポット 妙義神社

妙義山のふもとに鎮座する妙義神社は、約1500年の歴史を誇る神社です。群馬県最大のパワースポットといわれ、境内に一歩足を踏み入れると、そこには神聖な空気が漂っています。国の重要文化財に指定されている総門や、県指定文化財の社務所、本殿は全国的にも珍しい黒漆塗権現造りの荘厳な建造物で、日光東照宮の彫刻師の手による見事な彫刻が見られます。妙義神社の鳥居をくぐり、長い坂道の参道を登ると、前方に165段の階段があります。この階段を上りきると1774年(安永2年)に建てられた、重要文化財である朱塗りの隋神門が見えてきます。随神門の奥には壮麗、美麗という言葉がピッタリのご本殿が。本殿・幣殿・拝殿からなっていて壮麗な権現造りです。黒い漆塗りが特徴的な建物は、1756年(宝暦6年)に建てられた歴史ある建物で、国の重要文化財です。

壮麗な権現造りの本社

写真提供:ググっとぐんま写真館
御祭神:日本武尊(やまとたけるのみこと)、豊受大神(とようけのおおかみ)、菅原道真公(すがわらのみちざねこう)、権大納言長親卿(ごんのだいなごんながちかきょう)の4柱。
神様と人が一緒に祀られているのは何だか不思議ですね。亡くなった人を神として祀ることを、人神(ひとがみ)と言うそうです。妙義神社には、神話の時代からの2柱の神様と、平安時代以降に歴史上に名を残した2名の人物が人神として祀られているのです。
長い上り坂と階段の先にある境内には、日光東照宮のようにきらびやかで、国や県の重要文化財に指定された門や本殿が佇んでいます。
険しい山に祀られた神社のパワーを頂きに、お参りに行ってみてはいかがでしょうか。
妙義神社公式サイト
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