焼きそばのまち【上州太田焼きそば】

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写真提供:太田市観光物産協会

焼きそばのまち

太田市は焼きそばのまちと言っても過言でないほど、焼きそばを出している店がたくさんあります。太麺に各店こだわりのソースとキャベツ、青のり、紅しょうがの組み合わせがスタンダード。いわゆる昔ながらの焼きそばというイメージでしょうか。

なぜ太田で焼きそばなのか?

太田市は北関東有数の工業都市。実はこのことが、太田に焼きそばを根付かせる背景となっていたのです。工業都市である太田には、高度経済成長期にたくさんの人が出稼ぎに集まりました。そういった人たちが焼きそばを持ち込んだのでは?とされています。また、汁がない焼きそばはのびることがなく、時間を気にせず、ファストフード感覚で手軽に食べられるため、工場で働く人たちに好まれたとされています。
平成12年には焼きそばのまちとして名高い静岡県・富士宮市、秋田県・横手市と「三国同麺」を結成、平成14年には上州太田焼そばのれん会を発足させるといった活動で、焼きそばのまちとしての知名度も徐々に高まっています。シンプルだからこそ奥が深い「上州太田焼きそば」。太田市に行ったら是非食べてみてください!
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