湯守に聞く「地・温泉」の魅力 第3弾【高湯温泉 旅館 玉子湯】

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「THE ONSEN」の魅力に迫る!

旅行の楽しみといえば、その土地ならではのグルメや季節ごとに表情を変える絶景、あとはやっぱり「温泉」ですよね!東日本各地に「地・温泉」と呼ばれる、その地に根差し地元の人に昔から愛されてきたお湯があることはご存知でしょうか?かつては湯治場として、そして現在も人々を癒す温泉宿の数々。身も心も温まる「地・温泉」の魅力をインタビュー形式でご紹介します!

「湯守」とは…

「お湯を守る」と書いて「湯守(ゆもり)」。言うなれば、温泉の管理人です。お湯の量や温度などを管理する役割を担っています。本企画で紹介する「地・温泉」の湯守たちが誇る、各地に根付いた伝統的なお湯は長い歴史の中で彼らによって守られているのです。

たまごの香りがするお湯で、つるつるたまご肌に!高湯温泉 旅館 玉子湯

第3弾としてご紹介するのは、福島駅から車で30分、磐梯朝日国立公園の自然散策にも好アクセスな高湯温泉 旅館 玉子湯。湯守の後藤さんにお話をお伺いしました。

150年前の湯治場を現代に

旅館 玉子湯の外観
ー早速ですが、旅館 玉子湯の特長・自慢を教えてください。

湯守 後藤さん
「自慢は開放的な野天岩風呂と、150余年の歴史がある「玉子湯」です。かつての湯治場の雰囲気を今に残し、吾妻の大自然に囲まれた旅館 玉子湯で、時間を忘れお寛ぎいただければ幸いに存じます。」
(左)野天岩風呂「天渓の湯」(右)湯小屋「玉子湯」
大自然に囲まれた、野天岩風呂「天渓の湯」。四季折々、季節によって異なる自然の美しさをダイレクトに感じることが出来そうですね!大地の恵みである温泉に浸かりながら、思いっきり深呼吸をしてみてはいかがでしょうか?

100%源泉かけ流し!旅館 玉子湯で楽しめる源泉の魅力とは?

旅館 玉子湯では足湯も楽しめる
旅館 玉子湯の源泉である、高湯温泉は「源泉かけ流し宣伝」を行っている温泉としても知られています。
ところで「源泉かけ流し」の意味はご存知でしょうか?温泉地でよく聞く「かけ流し」には、「一部循環」のかけ流しや「加水加温」のかけ流しなどの種類があるのですが、高湯温泉は、源泉から引いてきたお湯に一切の手を加えず、各施設の浴槽へと流れていきます。そのため天然温泉の効能を存分に楽しむことが出来るのです。

茅葺屋根の湯小屋「玉子湯」で感じる明治・湯治場の雰囲気

湯小屋「玉子湯」
ー旅館 玉子湯には7つの湯処がありますが、お湯・景色・雰囲気など、すべて含めて一番おすすめしたい湯処はどこですか?

湯守 後藤さん
「やはり茅葺屋根の湯小屋「玉子湯」がお薦めです。創業当時からあり、かつての湯治場の雰囲気を今に語り継いでいる湯処です。」
湯小屋「玉子湯」
明治元年創業当時の雰囲気をそのままに感じる湯小屋と、150余年変わらず湧き続けるお湯。旅館 玉子湯の歴史、福島の自然の恵みを感じることが出来るので、旅館 玉子湯に行く際は必ず楽しみたい魅力あふれる湯処です。

庭園露天風呂で感じる吾妻の大自然

野天岩風呂「天渓の湯」
ー1年の半分が雪に包まれる高湯温泉。夏ならではの魅力やおすすめの過ごし方を教えてください。

湯守 後藤さん
「露天風呂の利用がしやすい季節は、私どもの開放的な庭園露天風呂がお薦めです。鳥のさえずりや大自然の伊吹を感じながらゆっくりのんびりしていただきたいです。」
雪深い冬の様子
新緑や夏の季節に見ることのできる、木々の鮮やかな緑も美しいのですが、厚い雪に包まれた冬の様子も趣があって魅力的。どの季節に訪れても、四季折々の自然の移ろい・美しさを感じることが出来ますよ。

湯守のこだわり

温泉(イメージ)
ー湯守のこだわりや思い、お客さまへのメッセージをお願いします。

湯守 後藤さん
「加水も加温もしない源泉かけ流しの湯は生き物のようです。浴槽内の温度は、外気温にも影響されるため常に適温に保つよう気が抜けませんが、お客様の「気持ちよかった」のお声と笑顔が私たちのご褒美であり誇りです。是非一度、おいでくださいませ。」
(左)客室一例 (右)大浴場

源泉かけ流しのお湯と福島の大自然に癒されよう

いかがでしたでしょうか?今回は「高湯温泉 旅館 玉子湯」について、詳しくお話をお伺いしました。心身のリフレッシュにぴったりの100%源泉かけ流しの温泉を満喫しに、ぜひ高湯温泉 旅館 玉子湯へ足を運んでみてください。
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◆次回予告◆

連載、湯守に聞く「地・温泉」の魅力 では、今後も東日本の「地・温泉」の魅力を皆さまにお届けします!次回以降もお楽しみに♪
「地・温泉」について、詳しく知りたい方は下記のリンクボタンよりご確認ください。
JR東日本HP「地・温泉」
取材協力:旅館玉子湯
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