滝川駅から根室駅まで全長443.8㎞の旅がはじまります。【根室本線】

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出発駅は滝川駅

ここは根室本線滝川駅です。 今日はこの滝川駅を出発して、皆さんを根室駅までご案内いたします。 根室本線始発の滝川駅は、札幌駅より北へ特急列車で約50分のスカイスポーツの盛んな街です。 「本線」なので、都市と都市を結ぶ路線と思うかもしれませんが、根室本線は北海道らしさを味わうことのできるローカル路線です。 滝川駅～新得駅間はかつて炭鉱で栄えた赤平駅、芦別駅を通ります。
滝川-富良野-東鹿越

映画の舞台「幾寅駅」

幾寅駅は映画のロケーションのため改装され「幌舞駅」となっています。
映画で使用されたキハ40系が展示されており、自由に見学できます。

釧路駅から根室駅（営業キロ135.4㎞）の愛称は「花咲線」

花咲線は1両編成のワンマン列車です。135キロもの区間の中で有人駅は釧路駅、厚岸駅、根室駅の3駅です。
釧路駅を出発し、別保駅と尾幌駅の間は、何食わぬ顔で線路を横断するエゾシカの群れや、列車を眺めているエゾシカと目が合うことがあります。運転士さんも慣れているようで、急ブレーキをかけたり、警笛を鳴らしたりしてエゾシカを避けながら運転しています。

車内からの絶景

花咲線では車窓を楽しめるよう一部の列車で速度を落として走行されます。その絶景をいくつかご紹介します。

【絶景その1】門静駅から厚岸駅間の見どころは厚岸湾です。
厚岸駅で降りて名物の牡蠣を食べるのもいいですね。

【絶景その2】厚岸駅から茶内駅間の見どころは別寒辺牛湿原（べかんべうししつげんとよみます）です。

【絶景その3】別当賀駅（べっとがえき）から落石駅間の落石海岸です。白波の立つ落石海岸は変化の飛んだ北海道の海を感じる海岸線です。

JR最東端の駅

終着駅根室駅の手前、東根室駅は小さな無人駅ですが日本最東端の駅です。北海道にはJR最○○の駅がもう一つ、皆さんご存知の「稚内駅」です。

終着駅、根室駅

釧路駅から普通列車で約2時間半、根室本線の終着駅根室駅です。根室で美味しいのは魚介類ばかりではありません。根室市の郷土料理と呼ぶ人もいる「エスカロップ」というとてもボリュームのある一皿が有名です。炒めたご飯にトンカツを載せてデミグラスソースをかけ、サラダが添えられています。根室では喫茶店をはじめ多くの場所で食べることができます。

昨年、花咲線は全線開業100周年を迎えました。

根室駅構内の設置の花咲線観光マップ
なぜ、東根室駅がJR最東端の駅なのかも見ることができます。

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