2026年度版!不忍池の「蓮の花」と「うえの夏まつり」【上野恩賜公園】 

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不忍池の蓮の花

蓮の名所「上野恩賜公園」

上野恩賜公園の不忍池では、夏ならではの絶景が楽しめます。蓮の名所として知られる不忍池は、今の季節になると池いっぱいに広がる鮮やかな緑の葉の間から、ピンク色の大輪の花が次々と開花。思わず写真を撮りたくなる美しい風景が広がります。
不忍池は「蓮池」「鵜の池」「ボート池」の3つに分かれており、蓮の花を楽しめるのは「蓮池」と「鵜の池」。間近で観賞するなら、池の上にせり出した蓮見デッキがおすすめです。花々に囲まれたフォトジェニックな景色をぜひ楽しんでみてください。

おすすめ鑑賞スポット「蓮見デッキ」

不忍池南側にある浮桟橋「蓮見デッキ」。右を向いても左を向いても蓮!蓮!一面蓮に囲まれています。蓮池の周りには遊歩道が整備されているので、蓮見デッキ以外からも間近で蓮の花を楽しめます。散策しながらお気に入りの撮影スポットを探すのもおすすめです。
さらに、蓮見デッキから池沿いを上野駅方面へ進むと、池との距離がぐっと近くなる場所も。そこでは蓮の花や葉が目線より高い位置に広がり、まるで蓮の世界に入り込んだかのような不思議な気分を味わえます。普段はなかなか見られない目線で楽しめるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
蓮見デッキ(風鈴回廊は「うえの夏まつり」開催中の期間限定)
蓮見デッキ先端から不忍池辯天堂を臨む
蓮を間近で観られます

不忍池の蓮はいつだれが植えたの?

不忍池の蓮がいつ、誰によって植えられたのかは、実は今もはっきりとわかっていません。そんな中で語り継がれているのが、「不忍池に蓮を植えたのは天海僧正や水谷伊勢守ではないか」という説です。
2人は、不忍池に琵琶湖の竹生島を模した中島を築いた人物として知られています。琵琶湖には古くから蓮が咲いていたことから、その美しい景観を不忍池にも再現しようと考えたのではないか、といわれています。
実際に、江戸時代の「近江名所図屏風」には、近江八景とともに琵琶湖畔に広がる蓮の群生や、人々が観蓮会を楽しむ様子が描かれています。かつて琵琶湖畔の烏丸半島も蓮の名所として親しまれ、夏には多くの人が訪れていました。
真相は今も謎のままですが、こうして毎年、美しい蓮の花が咲き誇る風景を上野で楽しめることに感謝したくなります。歴史に思いを馳せながら、不忍池ならではの夏の絶景を眺めてみてはいかがでしょうか。

朝咲いて昼すぎに閉じる・・・。蓮の命は4日間!

蓮の花は、早朝からゆっくりと咲き始め、午後になると花を閉じてしまいます。その様相を知ると、花言葉のひとつである「休養」にも思わず納得してしまいますね。実は、お昼過ぎになっても開いている蓮の花を見つけたら、それは散る直前の特別な一輪なのだとか。蓮の花は早朝に開き、午後に閉じることを3日間繰り返し、4日目には夕方頃まで美しく咲き続けたあと、静かに花びらを散らしていくのだそう。
限られた時間の中で精いっぱい咲く姿には、思わず心を奪われます。そんな儚い物語を知ってから眺めると、一輪一輪の美しさがより特別に感じられるはず。早起きをして訪れたくなる、夏だけの贅沢な景色です。
大きな蓮のつぼみ

【開花初日】

早朝5~6時頃からゆっくりお花が開きはじめます。4~5センチほど開花するとそれ以上開かず、朝8時頃から閉じはじめ、元のつぼみの状態に戻ります。(お花の開き具合は種類によります)

【2日目】

夜中から少しずつ開きはじめ、午前7~8時頃までには開きます。この時のお花の様子がもっとも美しい時!その後ゆっくりと閉じはじめ、お昼頃までに元のつぼみの状態に戻ります。

【3日目】

3日目も夜中から開きはじめ、朝8時頃までには完全に開ききって、花径が最大になります。お昼頃から閉じはじめますが、完全には閉じず、半開のまま4日目を迎えます。

【4日目】

4日目も夜中から咲きはじめ、朝6~7時頃までに完全に開ききり、早いものは9時頃から、外側の花弁から散りはじめ、午後には全部散ってしまいます。

蓮は花が開くときに音が鳴る!?

「蓮の花が開く瞬間に“ポン”と音がする⁉」そんな話を聞いたことはありませんか?
実はこの不思議なウワサ、かつて不忍池でも「本当に音がするのか?」と話題になったことがあるのだとか。蓮は仏教との関わりが深く、昔から神聖な花として親しまれてきました。中には「蓮の開花音を聞くと悟りが開ける」といった言い伝えも残されているそうです。
また、その神秘的な魅力は古くから多くの人を惹きつけ、江戸時代には俳句にも詠まれてきました。目には見えない“花の開く音”に耳を澄ませるなんて、どこか日本らしい風情を感じますよね。もし、聞いたことがあるという方がいたら、どんな音がしたのかぜひ教えてくださいね。
蓮開く 音聞く人か 朝まだき /正岡子規 

蓮池のほとりに見える「不忍池辯天堂」

不忍池辯天堂

不忍池辯天堂は、寛永寺を創建した天海僧正によって建立されました。「見立て」という思想によって設計された寛永寺のお堂の一つです。不忍池を「琵琶湖」に、またそこにあった小さな島を琵琶湖の「竹生島」に見立て、さらに竹生島の「宝厳寺」に見立てたお堂が不忍池辯天堂です。


当初はお堂を参拝するのに船を使用していましたが、参詣者の増加に伴い、江戸時代に橋がかけられました。


辯天堂にお祀りされるご本尊さまは「辯才天」です。音楽と芸能の守り神として広く信仰されています。

不忍池辯天堂の絵馬には蓮の花がデザインされたものも。上野の夏の風物詩「不忍池の蓮」。お出かけの際はぜひ、不忍池の周囲をゆっくりお散歩してみてはいかがでしょうか。
不忍池辯天堂の絵馬

2026年も「うえの夏まつり」開催!

今年も上野公園不忍池周辺では「うえの夏まつり」が開催されます。期間中、蓮見デッキには4,000個の風鈴と和傘で埋め尽くされた「蓮見デッキりんりん回廊」が登場!風鈴の回廊を抜けた先に広がる蓮の花と不忍池辯天堂。心地よい風を感じながら古き良き日本の風情を味わえます。蓮と風鈴の期間限定コラボはSNS映え間違いなし!
涼やかな音色を奏でる風鈴たち
夏の上野公園ならではの景色
他にも、野外ステージイベント、縁日や骨董市など楽しいイベントが盛りだくさん!蓮の花が美しいこの時期にぜひ上野へお越しください。

〇開催期間:2026年7月10日(金)~8月11日(火・祝)
〇開催場所:上野公園不忍池周辺・水上音楽堂 ※荒天中止

各イベントの実施日時や詳細は「うえの夏まつり2026」公式サイトをご覧ください。
色鮮やかな和傘のフォトスポット
多くの人でにぎわう夏祭り会場
うえの夏まつり2026 公式サイトはこちら

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