【後編】まさか、あのホタテの原産地が北海道小樽だったなんて。その名も「おタテ」。【北海道・小樽市】
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海から水揚げし、約1時間後にはトラックに積み込まれ、その日のうちに目的地へ。鮮度最優先のスピード感、職人技が光る連帯感。
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「原産地小樽」とはあまり知られていないかもしれませんが、海を越えて小樽のホタテは、東北の海へも。
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今から11年前の、2011年3月11日に発生した東日本大震災により、東北の三陸海岸は甚大な被害を受けました。震災後、小樽市漁協ホタテ部会の皆さんは、お世話になっていた三陸の浜を訪ねました。その被害状況を見た、小樽市漁協ホタテ部会の皆さんは、あまりの被害に言葉も出なかったそうです。それから、1年後、三陸の浜に、小樽祝津から「三陸がんばれ!」と願いが込められた自慢のホタテが出荷されました。小樽祝津産のホタテは、出荷された翌日には、三陸海岸に到着し、養殖方法の一つである「耳つり方式」により三陸の養殖場へ入れられました。小樽祝津のホタテ漁師さんたちの熱い思いが、三陸海岸の復興の一助となったのですね。
小樽祝津産のホタテ、「おタテ」は新鮮なので食べ方だっていろいろあります。
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●所在地 〒047-0047 北海道小樽市祝津
●アクセス JR小樽駅より路線バスにて約30分、祝津下車徒歩約1分
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