ばったを食べに信州へ。【バッタソフト】

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諏訪湖を背景に・・・

バッタソフトとは紛れもなく昆虫のバッタをトッピングしたソフトクリームです

諏訪湖

写真を見て、少しだけ気になってクリックしたものの、やっぱりこの記事を読むことをやめようとしているそこのあなた。気持ちはよくわかりますが、少しだけ時間をください。
今回は信州の諏訪湖畔で販売されている【バッタソフト】をご紹介します!
信州のほぼ中央に位置している諏訪湖。信州で一番大きい湖の周りでは、温泉を巡ったり芸術や歴史に触れたり、冬は「御神渡り」と呼ばれる結氷が膨張して割れ裂ける現象が見られることがあるなど、様々な楽しみ方があります。
その諏訪湖の湖畔にある諏訪湖観光汽船(乗り場)で【バッタソフト】は販売されています。

<諏訪湖観光汽船>公式ホームページ

昆虫食文化がある信州

信州には古くからイナゴ、蜂の子、ざざむしなどを食べる昆虫食文化が根付いています。このような昆虫類はかつて動物性のたんぱく質を摂取するための栄養補給源とされていましたが、現在ではおかずとして食卓に並んだり、蜂の子などは高級食材として扱われており、信州土産としても佃煮や甘露煮が店頭で見かけられます。
その昆虫食・バッタの佃煮をたっぷりトッピングしたソフトクリーム。果たしてどんな味がするのか。筆者はついにバッタソフトを食すことにしたのです・・・。

相当な勇気と覚悟が必要です

いざ、バッタソフトをオーダー。どんなものが出てくるのだろうという独特な緊張感を味わいながら提供の時を待ちます。とても長い時間に感じられました。
「お待たせしました」
絶句。声も出ずに少し震えながら受け取り、いよいよ実食。チラチラとソフトクリームに目を向けるとこちらを何かが見つめてくるような感覚を覚えつつ、恐る恐る口に運びます。ソフトクリームの甘さに甘辛い佃煮がいいアクセントになっています。すぐに溶けてなくなるソフトクリームと口の中で原形のまま主張を続けるバッタ。また勇気を出して一噛み。揚げたエビの尻尾を食べているような食感がしました。体内をバッタが通っていく感覚がしながらも残りのソフトクリームを美味しくいただきました。

全力でおすすめします

いかがでしたか?
少しでもバッタソフトを食べた感覚を皆さまにも感じていただけましたか?
見た目はさておき、味はソフトクリームと佃煮が程よくマッチしていますよ。信州経験値が上がること間違いなしの一品をぜひご賞味あれ。
諏訪湖周辺へのご旅行は「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」でのご予約がおすすめです!
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