夏におすすめ!自然の涼しさを感じる千葉の観光スポット【養老渓谷】

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粟又の滝(大多喜町提供)
養老渓谷は、市原市朝生原地区から夷隅郡大多喜町粟又地区に流れる養老川によって形成された渓谷です。自然が多いこの場所は四季それぞれに魅力があり、多くの人が足を運ぶ場所です。今回は、そんな養老渓谷の夏だからこその魅力をご紹介します。夏のお出かけに、自然の中で涼しさを感じる養老渓谷はいかかでしょうか。

養老渓谷といえばここ!粟又の滝

JR内房線五井駅から小湊鉄道に乗り換え、約1時間ほどで養老渓谷駅に到着。養老渓谷駅からは小湊バスに乗車し、粟又の滝を目指します。10分ほどバスに揺られ、粟又ノ滝停留所に到着すると、停留所のすぐそばに粟又の滝入口があります。坂道が続いていますが、滝を目指して先に進んでいきましょう!
粟又の滝入り口

夏だからこその自然

取材日は天候に恵まれ、夏のような日差しがありました。そんな中でも滝に向かう道は新緑に覆われ、木陰と滝の方面から吹いてくる風によって気持ちの良い涼しさがありました。足を進めるにつれ滝の音が近くなり、坂と階段を降りていくといよいよ粟又の滝が現れます。
粟又の滝

粟又の滝周辺をゆっくり散策

絶えず水が流れる滝の様子は迫力満点!また、粟又の滝周辺は遊歩道となっており散策が可能です。木漏れ日できらきらと光る水面を眺めてみると、水が綺麗なこともあって小さな魚の姿を発見できました。涼しげな川の様子を眺めながら、ゆっくりと自然を満喫しましょう。

※粟又の滝から小沢又(こざわまた)の滝にかけての滝めぐり遊歩道は、令和5年に発生した台風13号の影響により一部通行規制を実施しています。最新の情報は大多喜町公式ホームページをご確認ください。
滝めぐり遊歩道

滝を見てひんやりした後にはジェラートがおすすめ【山里のジェラテリア 山猫】

自然の中で癒されたら停留所の方面に戻り、冷たいジェラートを食べてひんやりするのがおすすめです。滝に向かうときに下り坂だった道のりは、当然ながら帰りには上り坂に。息を切らしながら元の停留所まで戻ると、その先には白い建物と猫のマークが印象的な「山里のジェラテリア 山猫」があります。
山里のジェラテリア 山猫

こだわりの食材を使用した山猫のジェラート

こちらでは、使用する食材にこだわったジェラートやソフトクリーム、事前予約をすればかき氷も味わうことができます。中でも千葉県産の食材を使用したフレーバーを楽しむことができるジェラートがおすすめ!ダブルを注文すれば「本日のフレーバー」の中から2種類のフレーバーを選ぶことができますが、どれも魅力的で2種類を選ぶのにも迷ってしまいます。季節によってフレーバーは異なるため、足を運んだ時にどのフレーバーがあるのかも楽しみの一つに。
今回は「千葉搾乳よーぐると」と「鴨川市産無農薬レモンみるく」を注文

山猫ジェラートをいざ実食!

購入したジェラートやソフトクリームは、山猫店内で食べることができます。一階二階ともに、粟又の滝から続く川と自然を眺めることのできる絶好のロケーション!スタッフへのお声掛けでペットを連れての入店も可能です。
今回注文した千葉搾乳よーぐるとは、さっぱりとしたヨーグルトの味わいもありつつ、滑らかな口あたり。鴨川市産無農薬レモンみるくには、レモンピールが混ぜられており、レモンの爽やかな風味が印象的でした。
ジェラートを食べたあとは、山猫から出て右側の道に進むと先ほどとは異なる視点からの粟又の滝を楽しむことができます。こちらもやはり坂道となっているためご注意を!上流から見る滝も迫力があり、力強い水の流れは必見です。
山里のジェラテリア 山猫のホームページはこちら
粟又の滝上流

滝の迫力を満喫した後には養老川のせせらぎを楽しもう

粟又の滝から30分ほど歩き、水月寺(すいげつじ)の裏手を進んでいくと、面白峡(おもじろきょう)遊歩道の入り口が現れます。木陰のもと下り坂を進んでいくと、飛び石を挟んだ対岸から川沿いに1キロメートル続く遊歩道が作られています。迫力のある滝の音が聞こえていた粟又の滝とは違い、こちらは静かに川のせせらぎを味わえる場所。水の流れと川のせせらぎで、涼しさを感じながら自然を満喫しましょう。

※面白峡遊歩道は、天候により通行規制を実施する場合があります。最新の情報は大多喜町公式ホームページをご確認ください。
面白峡遊歩道(大多喜町提供)

養老渓谷の中でも写真映え抜群の二階建てトンネル

養老渓谷で涼しさを感じることができるのは川や滝だけではありません。滝の方面からは少し離れ、県道沿いへと移動すると登場するのが向山・共栄トンネル。こちらはなんと出口が二つある不思議なトンネルです。二つの出口が上下にあるため、二階建てトンネルとして知られています。
中に入ると光が差さず冷たい風が吹いてくることもあり、外の暑さを忘れさせてくれます。二階部分の出口からは外の明かりが見え、不思議な空間が広がっていました。
※向山・共栄トンネルは車道として使用されています。通行の際には車の往来にお気をつけください。
向山・共栄トンネル
また、向山・共栄トンネルから10分ほど歩くと、二連となった太鼓橋が特徴的な観音橋を見ることができます。観音橋は国道沿いの道から養老山立國寺(りっこくじ)に続く橋で、養老渓谷のシンボルとも言える存在です。夏には周囲の豊かな緑に映える朱色の橋を、秋には色づいた紅葉と橋の美しい景色を見ることができます。
観音橋

夏のお出かけには養老渓谷を!

今回は、滝や川を中心とした養老渓谷の自然の魅力をご紹介しました。暑い夏だからこそ、自然が生み出す涼しさを感じに行きましょう!今回ご紹介したもののほかにも養老渓谷には魅力がたくさんあります。首都圏からも日帰りで観光できる養老渓谷を、夏のお出かけに選んでみてはいかがでしょうか。
養老渓谷温泉マップ(大多喜町提供)
大多喜町公式ホームページはこちら

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