岩手の有名観光名所!盛岡を象徴する歴史的な西洋建築【岩手銀行赤レンガ館】

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岩手銀行赤レンガ館
岩手県内最大の都市「盛岡」。豊かな自然に囲まれ、岩手山を一望できる盛岡市に100年以上の歴史を誇る西洋建築「岩手銀行赤レンガ館」があります。今回は盛岡市のランドマークでもある岩手銀行赤レンガ館の魅力をご紹介します。

盛岡市のランドマーク「岩手銀行赤レンガ館」

岩手県盛岡市はアメリカの有名紙がおすすめする「2023年に行くべき52カ所」に選出された、世界的に注目されている場所です。その盛岡市のランドマークとなっている建築物が、JR盛岡駅からバスで約10分ほど、桜や紅葉の美しい盛岡城跡公園のすぐ近くにある岩手銀行赤レンガ館です。異国を思わせるレトロな西洋風の赤レンガ造りが特徴的なこの建築物は、国指定重要文化財に指定されています。
赤レンガ造りが特徴的な建物外観

100年以上の歴史を誇る岩手銀行赤レンガ館

岩手銀行赤レンガ館は日本近代建築の父として知られている辰野金吾と、盛岡出身の設計建築家・葛西萬司によって建築され、辰野金吾作品の中で唯一東北に現存している建築物です。旧盛岡銀行本店行舎として明治時代(1911年)に落成してから岩手銀行中ノ橋支店として営業を終える2012年まで、約100年にわたりこの地で銀行として多くの人に利用されていました。営業終了から4年が経過した2016年、岩手銀行赤レンガ館として一般公開を開始し、現在も創建当時の模様や銀行で実際に使われていた金庫などを館内でご覧いただけます。
多目的ホール大(提供:岩手銀行)

岩手銀行赤レンガ館と東京駅丸の内駅舎

岩手銀行赤レンガ館の外観を見ていると、東京駅丸の内駅舎に似ていると感じませんか。実はこれら2つの建物の設計を手掛けたのは、先ほどご紹介した日本近代建築の父である辰野金吾です。岩手銀行赤レンガ館は東京駅丸の内駅舎より3年前に建設されており、西洋風の赤レンガ造りの建築物は盛岡と東京で今もなお市民を見守り続けています。東北新幹線で盛岡に向かう際は、ぜひ乗車前に東京駅丸の内駅舎を見てみてはいかがでしょうか?2つの建築物の類似点を発見できるかもしれませんね。
東京駅丸の内駅舎

レトロで華やかな装飾にうっとりする内観

西洋風な外観を見るだけでも十分迫力のある岩手銀行赤レンガ館ですが、現地を訪れた際はぜひ内観もご注目ください。吹き抜けの天井や細やかな木製装飾のアーチ、カウンターとして使われていたスペースなど、華やかでクラシックな内装が館内の至るところに施されてるので、そうした点にも注目しながら館内見学をお楽しみください。

≪岩手銀行赤レンガ館 ご利用案内≫
■開館時間
 10:00~17:00(入館は16:30まで)
■休館日
 毎週火曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
 ※記載の日程以外にも施設の設備点検等でご利用いただけない場合もございます。
■ご利用料金(有料ゾーン)
 一般(16歳以上)…300円
 小・中学生…100円
 未就学児童(7歳未満)…無料
 ※1階エントランスホールとライブラリーラウンジ、多目的ホールは入館無料

※詳しい情報は岩手銀行赤レンガ館公式サイトよりご確認ください
エントランスホール(提供:岩手銀行)

見どころ盛りだくさんの盛岡へ行こう!

銀行としての役割を終え、観光スポット、盛岡市のランドマークとして今もなお活躍している岩手銀行赤レンガ館。盛岡市を訪れた際は岩手銀行赤レンガ館で異国文化を体感してみてください。また、市内には盛岡城跡公園や石割桜をはじめとした名所のほか、盛岡冷麺やわんこそばなどの絶品グルメを楽しめる飲食店などが多数あるので、岩手銀行赤レンガ館とあわせてぜひお立ち寄りください。
夜も美しい岩手銀行赤レンガ館
【岩手銀行赤レンガ館】公式サイト

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