宇宙物理学について楽しく学ぼう!【ひだ宇宙科学館 カミオカラボ】

  • 岐阜
  • 体験する
2度のノーベル物理学賞をもたらした施設が、飛騨市にあるのをご存じでしたか?今回は、その施設のことが学べる場所、「ひだ宇宙科学館 カミオカラボ」をご紹介します。
写真提供:飛騨市観光協会
飛騨市神岡町には、ノーベル賞を2度もたらした「スーパーカミオカンデ」があります。またその他にも宇宙、素粒子の謎を研究する施設がいくつかあり、そこで行われている最新の宇宙研究をわかりやすく学ぶことができるのが、「ひだ宇宙科学館 カミオカラボ」です。道の駅「宙(スカイ)ドーム」内に併設されています。
写真提供:飛騨市観光協会
入ってまず目につくのは、巨大な円柱型のスクリーン!
「ワンダーシップ」と呼ばれるこのスクリーンでは、「ニュートリノ」と呼ばれる宇宙からやってくる小さな粒子が「スーパーカミオカンデ」でどのように観測されるか、など時間帯によって数種類の映像が映し出されます。まるで宇宙船に乗って旅をしているかのような不思議な感覚になります。
また、スーパーカミオカンデの内部の映像も映し出され、本当に中にいるかのような写真も撮れます。
他にも、ゲームを通して宇宙研究が学べる箇所があり、原子と原子をくっつけて身近な物質を作ったり、ボールをニュートリノに見立て、水に触れるとニュートリノは光るということを学べるゲームなど、解説を読んでも理解するのがなかなか難しい宇宙研究を、楽しく体感できます。
オススメの写真スポットは、ずらーと並ぶ光電子増倍管のレプリカ前です
光電子増倍管(こうでんしぞうばいかん)とは、スーパーカミオカンデの内部にある光センサーのことで、実際のものと同じ材料、取り付け方で展示がしてあります。
上下左右は鏡になっているので、覗き込んで写真を撮ると、自分もその中にいるような写真を撮ることができます。
カミオカラボは入場無料!ぜひ足を運んでみて下さい。道の駅スカイドーム内のお土産屋さんには、カミオカラボ限定グッズがあるのでこちらも要チェックです。
この記事に関連するタグ
前の記事 一覧へ戻る 次の記事