あじさいの名所、古刹にあり【日本寺のあじさい】

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写真提供:多古町役場

全国から学僧が集まった長い歴史のあるお寺

千葉県多古町にある「正東山 日本寺(にちほんじ)」は、1319年に開基し釈迦牟尼仏をご本尊としている、日蓮宗の由緒ある古いお寺です。かつてここでは、関東三大檀林とも称された「中村檀林」という「お坊さんのための学校」が開かれ、全国から学僧たちが集まりこの地で学び、約270年もの間、延べ10万人が立派な僧侶となって全国各地へ巣立っていったという歴史があります。
山門の上部に掲げられている「正東山」の扁額は本阿弥光悦の直筆で、日本三額の1つにも数えられ、多古町の指定文化財にもなっています。その他にも、水戸藩の徳川光圀ゆかりの屏風も所蔵されているなど、その歴史を存分に感じられるスポットとなっています。
ちなみに、手水舎の中央には「身代わり観音」が置かれているのですが、自分の身体の悪いところをタワシでこすると「身代わり」してくれるそうですよ。

あじさい寺としての一面も

実は、日本寺は「あじさい寺」とも呼ばれ、地元では有名なあじさいの名所でもあります。山門を通ると、まっすぐと続く参道の両脇に高く伸びる杉林が立ち並び、6月になればその杉林に沿うように植えられた色鮮やかなあじさいが訪れた人を迎えてくれます。
境内に植えられているあじさいの数は約8000株!境内は広く、「あじさい庭園」や、参道とは別に「あじさい遊歩道」があり、色とりどりのあじさいを楽しむことができます。
例年の見頃は6月中旬~下旬で、ガクアジサイやホンアジサイなど様々な種類のあじさいが赤紫・青・白・薄紅などに咲き誇り、飽きずに見ることができます。

紫や青がとても色鮮やかですね
こちらは小さな黄色い花をつけています
さらに、毎年6月には「ふるさと多古町あじさい祭り」が開催され、日本寺では夜になるとあじさいがライトアップされ、昼間とは違った趣のある雰囲気に包まれます。
様々な色で見る人を楽しませてくれるあじさいはこの時期だけ!ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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