あじさいの名所、古刹にあり【日本寺のあじさい】
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全国から学僧が集まった長い歴史のあるお寺
山門の上部に掲げられている「正東山」の扁額は本阿弥光悦の直筆で、日本三額の1つにも数えられ、多古町の指定文化財にもなっています。その他にも、水戸藩の徳川光圀ゆかりの屏風も所蔵されているなど、その歴史を存分に感じられるスポットとなっています。
ちなみに、手水舎の中央には「身代わり観音」が置かれているのですが、自分の身体の悪いところをタワシでこすると「身代わり」してくれるそうですよ。
あじさい寺としての一面も
実は、日本寺は「あじさい寺」とも呼ばれ、地元では有名なあじさいの名所でもあります。山門を通ると、まっすぐと続く参道の両脇に高く伸びる杉林が立ち並び、6月になればその杉林に沿うように植えられた色鮮やかなあじさいが訪れた人を迎えてくれます。
境内に植えられているあじさいの数は約8000株!境内は広く、「あじさい庭園」や、参道とは別に「あじさい遊歩道」があり、色とりどりのあじさいを楽しむことができます。
例年の見頃は6月中旬~下旬で、ガクアジサイやホンアジサイなど様々な種類のあじさいが赤紫・青・白・薄紅などに咲き誇り、飽きずに見ることができます。


様々な色で見る人を楽しませてくれるあじさいはこの時期だけ!ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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●所在地
千葉県香取郡多古町南中1820-1
●アクセス
JR八日市場駅よりJRバス(多古台バスターミナル行きまたはJR成田駅行き)で「南中」下車徒歩約10分
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