湯守に聞く「地・温泉」の魅力 第15弾【奥湯沢 貝掛温泉】

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「THE ONSEN」の魅力に迫る!

旅行の楽しみといえば、その土地ならではのグルメや季節ごとに表情を変える絶景、あとはやっぱり「温泉」ですよね!東日本各地に「地・温泉」と呼ばれる、その地に根差し地元の人に昔から愛されてきたお湯があることはご存知でしょうか?かつては湯治場として、そして現在も人々を癒す温泉宿の数々。身も心も温まる「地・温泉」の魅力をインタビュー形式でご紹介します!

「湯守」とは…

「お湯を守る」と書いて「湯守(ゆもり)」。言うなれば、温泉の管理人です。お湯の量や温度などを管理する役割を担っています。本企画で紹介する「地・温泉」の湯守たちが誇る、各地に根付いた伝統的なお湯は長い歴史の中で彼らによって守られているのです。

源泉をそのまま7つの湯舟に注ぎ、風光も保養となる目の湯治

連載企画「湯守に聞く「地・温泉」の魅力」第15弾としてご紹介するのは新潟県の「奥湯沢 貝掛温泉」。湯守の長谷川さんにお話をお伺いしました。
玄関正面
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新潟県の奥湯沢エリア、源泉地名と宿名が同じ一軒宿

ー700年前の開湯と歴史ある貝掛温泉の特徴と魅力は?

湯守 長谷川さん
「源泉地名と宿名が同じ。一軒宿として営業を続けて参りました。温泉の特徴は無色透明の塩化物泉で源泉温度が母親のお腹の体温に近い37℃で、羊水に抱かれて入浴している感覚になりますよ。
魅力は、長湯が出来る温度と風呂場から見える景色が自然物のみ。9,000坪の敷地で一軒宿の醍醐味を感じられるところです。」
自然の中にある露天風呂

貝掛温泉の温泉の効能

ーメタホウ酸を多く含む「目の温泉」と知られますが、おすすめの入浴法は?

湯守 長谷川さん
「入浴しながら、目を洗うのが貝掛温泉の江戸時代から伝わる湯治スタイル。温泉で目を洗う習慣は珍しいと思います。湯口に手をかざして目を洗っています。源泉を汲んで持ち帰るお客様が多いですよ。」
木のぬくもり感じる大浴場

寒くなる秋冬の貝掛温泉

ーこれからの季節、貝掛温泉ならではの景色の移り変わりは?

湯守 長谷川さん
「10月中旬から始まる紅葉を、散歩しながら、入浴しながら楽しめます。初冬は水墨画を眺めるような穏やかな季節へ。12月から始まる降雪期は雪見露天を楽しむことができます。」
紅葉がきれいな秋景色
雪深くなる冬景色

雪深い貝掛温泉ならではの「雪見露天風呂」

ー温泉に浸かりながらの雪見露天風呂は最高ですね。周辺観光を教えてください。

湯守 長谷川さん
「そうですね。貝掛温泉のある奥湯沢は雪深いエリアですので、雪見露天風呂としても有名です。そんな雪が多いエリアですので、スキー場も沢山あります。かぐらスキー場、苗場スキー場、神立スキー場、GALAスキー場に隣接しています。ちょうど今の時期ですと、県内でも大人気の苗場ゴンドラと田代ロープウェーで紅葉空中散歩がピークです!宿から車で10分で行けますので、アクセスも良いですよ。」
雪見露天風呂

民芸調造りのお宿

ー木のぬくもり感じるお部屋の特徴は?

湯守 長谷川さん
「明治時代の建物が残り、梁が剝き出しな古来の工法の建物。木造建築ならではの温かみがございます。」
客室

米どころ新潟の南魚沼産コシヒカリが自慢

ー秋には南魚沼産コシヒカリの新米も登場するとのことですが、お食事の魅力は?

湯守 長谷川さん
「南魚沼山里会席料理をご提供しております。南魚沼産コシヒカリを自家精米して、ご宿泊者数分を精米し毎朝晩と炊き上げています。極上のコシヒカリとマッチする旬の食材を活かした山菜や川魚などを中心とした料理がテーブルを彩ります。」
極上の魚沼コシヒカリをメインとした夕食

美味しいお米に、美味しいお水、地酒も一緒にどうぞ

ー地酒も美味しいと聞きますが、おススメのお酒やお料理とマッチする組合せは?

湯守 長谷川さん
「淡麗辛口が多い新潟の酒です。久保田・八海山・上善如水・鶴齢と人気酒が地酒の南魚沼です。」
南魚沼のお米と清らかな水が生み出す美味しい「地酒」

湯守のこだわりとは?

ー最後に、湯守としてのこだわりや思い、お客さまへのメッセージをお願いします。

湯守 長谷川さん
「湧き出たばかりの温泉を、そのまま7つの湯舟にいれております。源泉掛け流しを堪能していただきたいです。貝掛温泉は風呂屋あがりの温泉旅館です。今後も源泉を大切に守ってまいります。」
お宿全体が木のぬくもり感じる落ち着く空間

目に良いお湯を楽しむ「奥湯沢 貝掛温泉」へ

いかがでしたでしょうか?今回は新潟県の「奥湯沢 貝掛温泉」について、詳しくお話をお伺いしました。
目の温泉と呼ばれるほどの殺菌効果が高く、ゆっくりと周囲の景色を楽しみながら目に良い時間を過ごすことが出来ます。貝掛温泉ならではの魅力を体感してみませんか?
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◆次回予告◆

連載、湯守に聞く「地・温泉」の魅力 では、今後も東日本の「地・温泉」の魅力を皆さまにお届けします!次回以降もお楽しみに♪
「地・温泉」について、詳しく知りたい方は下記のリンクボタンよりご確認ください。
JR東日本HP「地・温泉」
取材協力:奥湯沢 貝掛温泉
※画像はすべてイメージです。

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