おとふけ十勝川白鳥まつり彩凛華（さいりんか）【十勝川温泉・音更町】

「*and trip.（アンドトリップ）」をご覧のみなさん、こんにちは。今日、北海道通信部よりお届けするのは、北海道音更町、十勝川温泉で開催されているおとふけ十勝川白鳥まつり彩凛華（さいりんか）というイベントです。このイベントは、十勝川温泉に、毎年飛来する、白鳥にちなんで開催されるお祭りで、今回で32回目となります。音にあわせて表情を変える光がなんとも幻想的です。特設展望台からは、光のトンネルなど撮影スポットも充実していますので、一人旅、仲間旅、家族旅でもおたのしみいただけます。さて、この光の三角錐（さんかくすい）は、何からできているのかなぁ？と気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか？

調べてみると、この光の三角錐（さんかくすい）の正体は、農業用の保温材でした。農業用の保温材は、防虫・防鳥、土壌の乾燥防止、防風、防寒、遮光など農業には欠かせない製品です。この、三角錐にふさわしい農業用の保温材を選ぶため、何十種類もの素材を試し、一番光の森にふさわしい素材を選んだそうです。そしてなんと！この演出には電球とLEDライトを約600個、電線は約30㎞、施策に関わった人数は延べ180人！そして、舞台用の照明コントロールシステムでいろいろな動きを操作して、音と光の連動はコンピューターを使っています。

冬桜をイメージして作成された木々は、道の駅ガーデンスパ十勝川温泉と、十勝が丘公園を結ぶ林を抜ける遊歩道「光のアーリー（路地）」で見ることができます。冬は氷点下10℃以下となることが多い、音更町ですが、十勝川温泉に入り、十勝で獲れた美味しいものを食べ、このような幻想的な景色を楽しんで冬を満喫してみてはいかがでしょうか。