かまくらの中で鍋を楽しめる!絶景の「レストランかまくら村2023」長野県飯山市かまくらの里で2月26日まで開催中

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豪雪地帯ならでは!かまくら体験

長野県飯山市では「かまくらの里2023(レストランかまくら村)」がオープンしました。
2月26日までの営業期間中は施設内では26基のかまくらが作られ巨大なかまくらが立ち並ぶ景色を楽しめるほか、かまくらの中で鍋を食べる体験などができます。

開業初日に「食事プラン・昼の部」体験してきました

*and trip.編集部では1月20日の開業初日に現地で体験してきました。
県内外からのお客さまにに加え海外からのお客さま、さらには初日ということでの取材もあり平日でしたが園内はとても賑わっていました。
検温・消毒の後に受付を済ませると利用できるかまくらに案内されます。
かまくらは感染症対策のため使用できるのは4名まで。入り口はかがまないと通ることができませんが中は広く女性なら立ち上がって腕を広げられるほど。

初めて入るかまくらにテンションが上がり写真を撮ったり話に花を咲かせているうちに食事が運ばれてきました。

食事のメニューは「のろし鍋とおにぎり、野沢菜漬け」

かまくらの里の裏手の黒岩山にのろし台があったことに由来するのろし鍋は飯山の伝統野菜をはじめ地元野菜をたくさん使った味噌仕立ての鍋で、県外ではなかなかお目に掛かれないみゆきポークを使っています。
締まりがあって、柔らかなお肉とあっさりした鍋の相性がとてもよく、おにぎりと併せて完食してしましました。

この日は快晴かつ日中は気温が上がりましたが風もあり屋外にいると体が冷える天候でした。
かまくらの中は雪に囲まれ日陰のため寒そうなイメージがありますが意外に冷えることはなく、火をつけて鍋を食べると軽く汗ばむほどでした。

かまくらの作り方

ちなみにかまくら神社を併せた26基のかまくらは地域の皆さんが協力して作成をしていますが作り方がほかの地域とは少し違います。秋田などで古くから知られている従来のかまくらは雪山を作り中を掘って作ります。またイヌイットが使うイグルーは雪のブロックを積み重ねて作ることで有名ですよね。かまくらの里では巨大なバルーンの周りに雪を固めていき、その後出入り口を作りそこからバルーンを抜くことで効率よくかまくらを作ります。

かまくらは壁の厚さも1m近くあり、中で鍋などを楽しんでも簡単には溶けないようになっています。
かまくら作りの様子

日没後に明かりが灯るとさらなる絶景が

かまくら神社
あかりが灯ったかまくら
かまくらの里に入り正面の一番奥には真っ赤な鳥居が建ち「かまくら神社」があります。
夕方になるとかまくら神社に至る両脇のミニかまくらに加え全てのかまくらに明かりが灯り昼とは違った幻想的な景色が浮かび上がりました。

アクティビティもたくさん!レストランはWEB予約がおススメ

かまくらの里では食事のほかにも、雪上車の乗車体験やスノーモービルでゴムボートを引っ張る「スノーラフティング」などのアクティビティも体験できます。(有料・積雪状況によっては体験できない場合がございます)
この地域は農村で夏は一面の田んぼが広がっていますが見渡す限りの雪景色を走るアクティビティは子どもも大人も楽しめます。またそりコースも整備されています。一見なだらかな斜面もそりで滑ると迫力がありました。

「かまくらの里2023」

開催期間
2023年1月20日(金)~2023年2月26日(日)
入場無料

かまくらの中でのろし鍋が楽しめる食事プラン・おやつプランはそれぞれ下記の時間で設定されています。

食事プラン(かまくら利用+のろし鍋+おにぎり)
平日  昼の部1部 12:00~13:30
    夜の部1部 18:00~19:30
土日祝 昼の部2部 11:00~12:30 /13:15~14:45
    夜の部2部 16:30~17:45 /18:30~19:45※自家用車での来場のみ

おやつプラン(かまくら利用+ゆきだるま大福 または お汁粉(1人1つ)+雪上車体験)
平日  15:00 ~ 16:00
どちらのプランもお得なWEB予約がおススメです。詳細はHPからご確認ください。

今年の冬は飯山でかまくら体験をしてみてはいかがでしょうか。
かまくらの里HP
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