「金沢」の地名の由来って?【金城霊澤】

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石川県金沢市の「金沢」という地名になった由来の地が残っているのはご存じですか?
その場所は、兼六園の横にある金澤神社のそばにある「金城霊澤」という泉。
昔、芋掘藤五郎という男がこの湧き水でイモを洗ったところ、たくさんの砂金が出てきたという伝説が残っており、そこから「金洗いの沢」と呼ばれるようになり、「金沢」という地名の由来となったと伝えられています。イモを洗ってたくさんの砂金!?となんとも夢のある話で、それもあって現在では、金運のパワースポットともされているようです。
外観は一見休憩所のように見え、通り過ぎてしまいそうになるのですが、真ん中をのぞくと泉があり、吸い込まれそうな真っ黒の空間が広がっています。
ちなみにここの湧き水と、隣の金澤神社の手水舎の水は同じ水源。「百万石祭り百万石茶会」や和菓子作りにも使用されていて地元の方や県外からの参拝者に広く親しまれています。
そんな金澤神社は、寛政6年(1794年)十一代藩主前田治脩(はるなが)が、金城霊澤のほとりに学問の神であり前田家の先祖でもある菅原道真を祀ったことに始まります。
本殿
ちなみに、金澤神社でいただける御朱印には、「金」の文字に金箔が貼ってあります。金箔の生産量が国内シェアの99%を占めるといわれている金沢ならではの御朱印ですね!
金澤神社 御朱印 金の文字にご注目!
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