2026年版!群馬【尾瀬】で5月下旬から見頃を迎える水芭蕉とハイキングを楽しもう

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尾瀬ヶ原 中田代湿原
福島・新潟・群馬・栃木の4県にまたがる尾瀬は、日本最大の高層湿原で多くの観光客がハイキングを楽しみに訪れます。その魅力は山並みに囲まれた湿原に「水芭蕉(ミズバショウ)」や「ニッコウキスゲ」などが咲き誇る美しい自然の風景。特に雪が残る山々と緑色の草原に際立つ白色の水芭蕉は絶景です。

今回は尾瀬の魅力や水芭蕉の見頃、日帰りで楽しむことができるハイキングコースなどをご紹介します。

尾瀬と水芭蕉

尾瀬は標高約1,400m、東西約6km、南北約3kmの高層湿原です。至仏山(しぶつさん)・燧ヶ岳(ひうちがたけ)などの2,000m級の山並みに囲まれています。湿原では様々な花が咲き乱れ、現在尾瀬で確認されている植物はなんと約900種類もあるそう。高山植物や湿性植物の宝庫と言われています。

冬季封鎖が解除された4月中旬~11月上旬まで尾瀬に向かう道路が通じていますが、一般的に利用しやすい期間は5月中旬~10月中旬です。シーズン初めは雪に覆われていることもあります。尾瀬の代名詞ともいわれている水芭蕉の見頃は、尾瀬ヶ原で5月下旬から6月上旬、1週間ほど遅れて尾瀬沼は5月下旬〜6月中旬です。夏の尾瀬の情景を詠った有名な童謡、みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。「夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 とおい空」「水芭蕉の花が咲いている」と歌われるので、夏の花と思われがちな水芭蕉ですが、実は春の花なんですね。
水芭蕉に囲まれたハイキングコース(写真提供:観光ぐんま写真館)
5月末にはまだ林道に雪が残っているので、本格的な見頃となる6月第1週の土日は水芭蕉を目当てのハイカーで非常に混雑します。土日を避けたり、比較的混雑の少ない尾瀬沼コースでのハイキングがおすすめです。

水芭蕉の花の特徴

水芭蕉と聞いて想像するのは、緑色の草原に咲く白い花。実は白く目立つ部分は花ではなく、ここは「苞(ほう)」という部分です。「苞」は葉っぱが変形したもので、実際には中心部の黄色い棒状の部分が花にあたります。1株あたり約2週間ほどしか開花せず、開花後は大型の葉を成長させ、7月には湿原が深緑に変化する過程も楽しむことができます。とても綺麗な水芭蕉ですが、全草にシュウ酸カルシウムを含み、触れるとかぶれる危険がありますので、手を触れないようにお気をつけくださいね。
水芭蕉(写真提供:片品村観光協会)
水芭蕉②(写真提供:片品村観光協会)

尾瀬の水芭蕉の見どころとおすすめ撮影スポット

せっかくなら水芭蕉の写真だけではなく、尾瀬ヶ原のシンボル・至仏山(しぶつさん)とのコラボレーションも写真に収めたいですよね。そんな方におすすめの撮影スポットは、「至仏山」と「水芭蕉の群生」が、1枚に収まる下ノ大堀川での撮影。川も写真に入るので、周辺の風景が水面に反射してとっても綺麗です。よく写真で見る絶景をここでは楽しむことができますよ。
至仏山と水芭蕉(写真提供:片品村観光協会)

初心者向け!日帰りハイキングコース

尾瀬を始めて訪れる方には「尾瀬といえば!」と言える代表的な景色を楽しむコースがおすすめです。道もきちんと整備され安全に歩くことができます。

・尾瀬沼コース(沼山峠~大江湿原~尾瀬沼の往復コース)
福島県側から入山します。ハイキングコースの中で距離も高低差も一番少ない初心者の方におすすめのコースです。
距離:約7km
行程時間:約5時間

・尾瀬ヶ原コース(鳩待峠~山ノ鼻~上ノ大掘川の往復コース)
群馬県側から入山する尾瀬ヶ原コースです。広大な湿原を楽しみたい方におすすめです。尾瀬沼コースより距離が長いです。
距離:約10km
行程時間:約6時間

シーズンごとの景色

【5月初旬】雪が残る尾瀬

5月初旬の尾瀬はまだ冬が残っています。一面雪に覆われていることも。木道も見えていないことの方が多く、地図と木の幹に塗られた赤いマークや枝に吊るされたリボンを頼りに目的地に向かう必要があるので十分な装備と経験が必要です。
雪が残る尾瀬(写真提供:片品村観光協会)

【5月中旬~下旬】本格的なシーズン到来!「赤渋」が見られるかも

5月中旬~下旬になると雪が溶け始め、本格的なシーズンが始まります。木道がところどころ見えるようにはなりますが、木道と木道の間の空洞を雪が覆い、踏むと足が沈むため歩きにくくなります。シーズンは始まっていますが慎重に歩く必要があります。

またこの頃には雪の表面が赤い土をまいたようになる「赤渋(あかしぼ)」と呼ばれる彩雪現象が見られるようになります。自然の中にいる細菌によって酸化鉄が作られ、雪が赤褐色に染まると言われています。

【6月上旬~7月下旬】水芭蕉からニッコウキスゲと花の見頃を迎えます

6月上旬にはほとんどの雪が溶け、水芭蕉のシーズンです。黄色いリュウキンカの花も見ることができます。またこの時期に黄色い小さい花を咲かすワタスゲは、梅雨が始まる7月頃に花が終わって綿毛となります。一面を埋め尽くす白い綿毛の景色も興味深いです。7月下旬には黄色いニッコウキスゲの花で湿原が彩られます。例年、梅雨が明けるか明けないかぐらいの7月半ば〜後半前後が見頃です。
ニッコウキスゲ(写真提供:観光ぐんま写真館)

【8月~10月】夏山から紅葉へ

梅雨が明けると、8月からは本格的な夏山シーズンが始まります。青い空と山の夏らしい風景を楽しむことができます。9月に入ると紅葉のシーズンが始まります。草の先端からオレンジ色に染まっていき、9月下旬には木々の紅葉も始まります。ブナ林の紅葉が見頃で尾瀬までの道路沿いでも楽しむことができます。10月上旬になると木道などの凍結に注意が必要になります。
秋の尾瀬(写真提供:片品村観光協会)

自然の絶景を見に尾瀬へ!

美しい自然が魅力の尾瀬。今年の初夏は高山植物、湿性植物の宝庫・尾瀬の代名詞ともいわれている水芭蕉を楽しむことができる尾瀬で自然に囲まれてリラックスしませんか?
水芭蕉(写真提供:片品村観光協会)

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群馬の観光情報サイト【心にググっと観光ぐんま】

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