水芭蕉を見に春の群馬でハイキング【尾瀬】

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写真提供:観光ぐんま写真館
高山植物、湿性植物の宝庫・尾瀬の代名詞ともいわれている「水芭蕉」。尾瀬では水芭蕉が大群生する姿を見ることができますよ!よく写真で見る雪が残る山々と緑色の草原に際立つ白色の水芭蕉の風景を実際に見に行ってみましょう。尾瀬に咲く水芭蕉の魅力や見ごろなどをご紹介します。

水芭蕉の見ごろ

尾瀬の水芭蕉の開花時期は尾瀬ヶ原で例年5月下旬から6月初旬、尾瀬沼では一週間ほど遅く6月初旬から中旬ごろです。5月末にはまだ林道に雪が残っているので足元には要注意!6月には雪も溶け、水芭蕉を見に来る大勢のハイカーで賑わいます。

夏の情景を歌った有名な童謡の歌詞に「夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 とおい空」「水芭蕉の花が咲いている」とあるので、夏の花と思われがちな水芭蕉ですが、実は春の花なんですね。
水芭蕉に囲まれたハイキングコース(写真提供:観光ぐんま写真館)

水芭蕉のここを見て!

水芭蕉と聞いて想像するのは、緑色の草原に咲く白い花。しかし白い部分は花びらではないんです!ここは苞(ほう)という部分で、葉っぱが変形したもの。水芭蕉の花は苞の中央の円柱状の部分にある小さな黄色い部分です。
水芭蕉(写真提供:観光ぐんま写真館)

おすすめ撮影スポット

せっかくなら水芭蕉の写真だけではなく、尾瀬ヶ原のシンボル・至仏山とのコラボレーションを写真に収めたいですよね!オススメは「下ノ大堀川」での撮影。川も写真に入るので、周辺の風景が水面に反射してとっても綺麗。よく写真で見る絶景がここでは楽しめます。
至仏山と水芭蕉(写真提供:観光ぐんま写真館)

休憩にオススメ「尾瀬ロッジ」

尾瀬ヶ原を目の前にした国民宿舎「尾瀬ロッジ」は至仏山の登山口まで徒歩5分の好立地!目の前の研究見本園では尾瀬で咲くほとんどの花を見ることができます。好立地なので1日かけて尾瀬へ出向いて尾瀬ロッジに宿泊、翌日からゆっくりと尾瀬ヶ原を楽しんだり、至仏山へ登山するスケジュールも可能。食事は舞茸、卵、野菜など、片品村の食材を使ったヘルシーな料理が自慢です。喫茶営業もされているので、ハイキング中の休憩としてまったりコーヒーを飲むこともできますよ。
尾瀬ロッジ(写真提供:観光ぐんま写真館)

尾瀬ではほかのお花も楽しめる!

尾瀬で生育が確認されている植物だけでも900種類を超えています。6月には黄色い花を咲かせ、7月上旬から中旬には果穂となり湿原を白い綿毛で埋める「ワタスゲ」、7月下旬には群馬を代表する「上毛かるた」に「仙境尾瀬沼 花の原」として登場する「ニッコウキスゲ」など、様々な景色を楽しむことができますよ。
ニッコウキスゲ(写真提供:観光ぐんま写真館)

絶景を見に尾瀬へ!

水芭蕉だけでなく様々な植物を見ることが出来る、まるで植物の楽園「尾瀬」。普段はお仕事や学業などでがんばっているみなさん、自然に囲まれてリラックスしませんか?いっぱい歩いて、新鮮な空気を吸えばリフレッシュできること間違いなし!
群馬の観光情報サイト【心にググっと観光ぐんま】
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