2023年度のウニ漁は終了いたしました。ウニ!ウニ!ウニ!2023年初夏!今年もウニ漁解禁!【北海道・余市町】

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ウニ丼、食べたいですね!
ニッカウヰスキー北海道工場で有名な余市町の「ウニ漁」解禁日は毎年5月20日ですが、今年は5月20日が土曜日で漁が休みのため、5月21日(日)に解禁となりました。しかし、5月21日(日)は天候が悪く漁ができなかったので、5月22日(月)に漁がおこなわれ5月23日(火)に初競りとなります。余市町は、札幌からは高速道路を利用して約1時間、国道を利用して海岸沿いを走ると約1時間30分ほどの距離にあります。ウニ漁解禁のこの時期は、お目当てのウニ丼や、観光等で訪れる車が何キロも渋滞するほど賑わいます。朝は早めの出発がおすすめですよ。

エゾバフンウニVSキタムラサキウニ!どっちのウニが好きですか?

どっちのウニが好きですか?

ウニの種類ですが、エゾバフンウニ(赤色)のことを「ガゼ」もしくは「ガンゼ」といい、キタムラサキウニ(白色)のことを「ノナ」といいます。味は、エゾバフンウニは磯の香バツグンで、非常に濃厚、それに対して、キタムラサキウニは磯の香とクリーミーな味わいのバランスがよく、好みが分かれるところかもしれませんね。

いよいよ2023年の初競りを迎えます!

2022年余市郡漁業協同水産物卸売市場での初競りの様子。

余市郡漁業協同水産物卸売市場に、ずらりと並ぶウニは初競りを終え、後日、魚屋、スーパーマーケット等に並びます。余市町の「塩水パック」には、加工者の名前が入っており、地元の購入者は「知り合いかな?」と注目してしまいます。皆さんも、ぜひ購入時に見てください。

鮮度や美味しさを保つ「塩水パック」は余市町が発祥の地なんです!

店頭でよく見かける「塩水パック」は余市町が発祥の地なんですよ!

たくさん並んでいるウニの入ったパック、これは「塩水パック」といいますが、この「塩水パック」は余市町が発祥の地なんですって。すごいですよね!お客さまのもとへ、美味しく鮮度を保ったままお届けできるように開発されたのでしょうね。

大きいからといって実が詰まったウニとは限りません。

キタムラサキウニ(白色)「ノナ」と呼ばれるウニです。
殻が大きいので、実がぎっしり詰まっていると思ってしまいますが、そうとも限らないそうです。熟練の漁師さんたちはその辺を見極め、ウニ漁をしています。殻の中身が見えないのにすごいですよね。ウニが何を食べているのかも調べてみました。ウニは主に、昆布などの海藻類を食べて育っているそうですが、意外となんでも食べる「雑食性」です。普段食べる餌によって、ウニ自体の味も変わるので漁場環境が非常に大切になっていきます。地球に住む我々全員でキレイな海を保ち、いつまでも美味しいウニをいただきたいものですね。余市町のウニ漁期間は5月23日(火)~8月31日(木)までです。特に、土曜、日曜、祝日は余市町までの道路が非常に混み合います。早めに出発することをおすすめします。また、JR余市駅に隣接した「エルラプラザ」では余市町の特産品や、お土産、最新の観光情報を入手することができます。美味しい味覚を味わい、お酒も飲みたいという方には列車やバスのご利用がおすすめです。この夏、「余市町のウニ」を味わってみませんか。詳しい内容については「余市町観光協会」のホームページでご確認をお願いします。


写真提供/一般社団法人 余市観光協会
余市観光協会公式WEBサイト
余市郡漁業協同組合公式ホームページ
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