森の奥にある静寂な寺院【黒森山浄仙寺】

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正面にそびえたつ寺院

修業と学びの場所

文学人が学びを深めた学問の寺
1824年に是空(ぜくう)行者によって開かれ、寂導(じゃくどう)行者とともに修行に専念された浄土宗のお寺です。子弟のために法を説き、読み書きを教え、やがて寺子屋「黒森学校」として発展し、津軽一円から数多くの人材を輩出した学問の寺でもあります。

石碑のある文学の森

秋田雨雀の詩が刻まれた石碑
寺は森で囲まれており、森の中には散策道があります。そこには秋田雨雀(うじゃく)や鳴海要吉といった黒石郷土の文人たちの文学碑が数多く残っています。文学碑をめぐりながらゆっくり歩いてみるのも気持ちがいいですよ。

四季で移ろう境内の景色

新緑で色づく山の様子
黒森山浄仙寺は夏のあやめと蛍、秋の紅葉が有名ですが、新緑の時期にも山々や木々の豊かな緑が映えて、とても心落ち着く場所になっています。木々の色合いに目を向けたり、静寂な中でさえ渡る虫の音に耳をすませたり、時折吹く風を体全体で味わってみたり、五感を使って自然を満喫することができます。
紅葉で色づく境内

境内にたたずむお茶処でひと休み

コーヒーと揚げたてドーナツを堪能
境内のわきには松楓亭というお茶処があります。ひとしきり回った後の休憩場所としておすすめです。お茶処ではありながらコーヒーとドーナツの評判がよく、特にドーナツはこの辺りでは珍しい揚げたてで絶妙な食感と優しい味わいを楽しめます!
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