幻想の世界を体験!岩手の秋空を彩る【一関・平泉バルーンフェスティバル】2025年版情報

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秋空を彩る熱気球 ©2024 IBFO
岩手県一関市で毎年10月に開催される「一関・平泉バルーンフェスティバル」は東日本大震災の復興支援イベントとして2012年に初めて開催されて以来、一関市の秋の風物詩となっています。2025年も10月10日(金)~10月12日(日)の3日間、鮮やかなバルーンが一関市の上空を飛行します。秋の空を彩る「一関・平泉バルーンフェスティバル」の魅力をご紹介します!

復興への想いから始まったバルーンフェスティバル

一関・平泉バルーンフェスティバルは2011年に発生した東日本大震災からの復興を支援する目的のもと、震災の翌年である2012年から始まったイベントです。東北地方唯一の本格的な熱気球競技会であるこのイベントでは、毎年約30機もの熱気球が東北の空を飛び、高度8,000フィート(約2,400メートル)まで上昇して飛行する姿に圧倒されることは間違いなし!2025年の今大会には35機の熱気球が参加を予定しています。

一関・平泉バルーンフェスティバルでは毎年、地元の方々が協力して飲食の出店をしており、ご当地グルメを味わうことができます。今年も全国の「ご当地もち」が集結するグルメフェス「第14回全国もちフェスティバル2025 in 一関」との同時開催(10月11日(土)~12日(日))を予定しており、自慢のもち料理の食べ歩きをはじめ、2日間で約3万個のもちが宙を舞う「もちまき」や「もちつき」パフォーマンスなどが楽しめます。そのほかにも、一関に古くから根付くもち食文化の紹介パネル展示やもちクイズなど、バルーンともち食を一緒に楽しめるプログラムを用意し、来場者の皆さまをお出迎えします♪
一関・平泉バルーンフェスティバル2012
【第14回全国もちフェスティバル2025 in 一関】

2025年 一関・平泉バルーンフェスティバル詳細

一関・平泉バルーンフェスティバルは、1年をかけて日本全国で開催される「熱気球ホンダグランプリ」の開催地の一つになっており、熱気球を操縦するパイロットが技術を競っています。熱気球は自然の風を利用して横方向に移動しており、パイロットが自由に操縦できるのはバーナーを使用した上昇・下降のみです。しかし、地面から上空に向かって吹く「上昇気流」が発生すると熱気球をコントロールすることが出来ず危険なため、風が穏やかな早朝と夕方に競技を実施するのが一般的です。今大会は早朝の6時10分から午前の競技飛行、14時45分から午後の競技飛行がそれぞれ実施される予定です。最終日となる10月12日(日)は午前のみ競技飛行が行われる予定なので、競技飛行を観戦したい方は大会スケジュールと当日の天候にご注意ください。

【競技飛行】
 10月10日(金) 6:10~、14:45~
 10月11日(土) 6:10~、14:45~
 10月12日(日) 6:10~
【イベント】
 10月10日(金) 7:00~(一関水辺プラザ)
 10月11日(土) 7:00~(一関ヒロセユードーム)
 10月12日(日) 7:00~(一関ヒロセユードーム)
【バルーンイリュージョン】
 10月11日(土) 18:00~18:30

熱気球競技とは

ところでみなさんは「熱気球競技」がどのようなものか知っていますか?熱気球では競技のことを「タスク」と呼びます。その種類は様々ですが、ここでは例として「飛行の正確性」を競うタスクをご紹介します。競技者は「ターゲット」と呼ばれる目標地点に向かって熱気球を操縦し、ターゲットに近づいたら「マーカー」と呼ばれるものを上空から投下します。マーカーは2メートルほどの長い布がつながった砂袋で、ターゲットの中心から近い位置に投下するほど多くのポイントを獲得することができます。このようなタスクは大会中に複数設定されており、獲得したポイント数の多い競技者が大会の勝者となります。
熱気球からマーカーを投下する様子 ©2024 IBFO

映画のラストシーンのようなバルーンイリュージョン

一関・平泉バルーンフェスティバルでは日中、パイロットによる熱い戦いが繰り広げられるますが、夜になると日中とは違った光景が広がります。辺りが暗くなった18時から夜の恒例イベント「バルーンイリュージョン」が行われます。会場はJR一ノ関駅から徒歩20分ほど、一関第一高等学校の裏側にある磐井川緑地です。暗闇の中でバーナーの炎によって照らされた熱気球が河川敷に並ぶ姿は、まるで映画の世界を彷彿とさせるような幻想的な光景です。2025年の今大会は、大会2日目の10月11日(土)にバルーンイリュージョンが実施される予定なので、幻想的な光景を目にしたい方はぜひ一関市に滞在し、日中の競技飛行とあわせて心ゆくまでお楽しみください!
バルーンイリュージョン ©2024 IBFO

熱気球を通じて岩手・一関の魅力を知る

一関・平泉バルーンフェスティバルのご紹介はいかがだったでしょうか。大空を優雅に飛行する熱気球を現地で見るだけでなく実際に乗ってみたい、そんな方はイベント開催期間中に「一関水辺プラザ」や「一関ヒロセユードーム」にて実施される「熱気球係留体験搭乗」にぜひご参加ください。長いロープでつながれたバルーンに乗り込み、地上約20メートルの高さから景色を眺めることができます。バーナーの熱気を身近に感じながら、普段は見ることのできない視点から秋の岩手の景色をお楽しみください!なお、搭乗には予約専用フォームからの事前申込みが必要なので、一関市公式観光サイト「いち旅!」や大会公式サイトで最新情報を必ずご確認ください。
バルーンフェスティバルの係留体験搭乗 ©2024 IBFO
一関・平泉バルーンフェスティバル公式サイト
【熱気球係留体験搭乗会】詳細はこちら

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