幻想の世界を体験!岩手の秋空を彩る【一関・平泉バルーンフェスティバル】

  • 岩手
  • 体験する
秋空を彩る熱気球 ©2024 IBFO
岩手県一関市で毎年10月に開催される「一関・平泉バルーンフェスティバル」。東日本大震災の復興支援イベントとして2012年に初めて開催されて以来、一関市の秋の風物詩となっています。秋の空を彩る「一関・平泉バルーンフェスティバル」がどのようなイベントなのか、その魅力をご紹介します!

復興への想いから始まったバルーンフェスティバル

一関・平泉バルーンフェスティバルは2011年に発生した東日本大震災からの復興を支援する目的のもと、震災の翌年である2012年から始まったイベントです。東北地方唯一の本格的な熱気球競技会であるこのイベントでは、毎年約30機もの熱気球が東北の空を飛び、高度8,000フィート(約2,400メートル)まで上昇して飛行する姿に圧倒されることは間違いなし!今大会には35機の熱気球が参加を予定しています。

この大会では毎年、地元の方々が協力して飲食の出店をしており、ご当地グルメを味わうことができます。今年は全国の「ご当地もち」が集結するグルメフェス「第13回全国もちフェスティバル2024in一関」との同時開催(10月12日(土)~13日(日))を予定しており、自慢のもち料理の食べ歩きをはじめ、約2万個のもちが宙を舞う「もちまき」や「もちつき」パフォーマンスなどが楽しめます。そのほかにも、一関に古くから根付くもち食文化の紹介コーナーやもちクイズなど、バルーンともち食を一緒に楽しめるプログラムを用意し、来場者の皆さまをお出迎えします♪
一関・平泉バルーンフェスティバル2012

熱気球が飛ぶ姿を見に行こう

一関・平泉バルーンフェスティバルは、1年をかけて日本全国で開催される「熱気球ホンダグランプリ」の開催地の一つになっており、熱気球を操縦するパイロットが技術を競っています。熱気球は自然の風を利用して横方向に移動しており、パイロットが自由に操縦できるのはバーナーを使用した上昇・下降のみです。しかし、地面から上空に向かって吹く「上昇気流」が発生すると熱気球をコントロールすることが出来ず危険なため、風が穏やかな早朝と夕方に競技を実施するのが一般的です。今大会は早朝の6時20分から午前の競技飛行、14時45分から午後の競技飛行がそれぞれ2時間ほど実施される予定です。最終日の3日目は午前のみ競技飛行が行われる予定なので、競技飛行を観戦したい方は大会スケジュールと当日の天候にご注意ください。

熱気球競技とは

ところでみなさんは「熱気球競技」がどのようなものか知っていますか?熱気球では競技のことを「タスク」と呼びます。その種類は様々ですが、ここでは例として「飛行の正確性」を競うタスクをご紹介します。競技者は「ターゲット」と呼ばれる目標地点に向かって熱気球を操縦し、ターゲットに近づいたら「マーカー」と呼ばれるものを上空から投下します。マーカーは2メートルほどの長い布がつながった砂袋で、ターゲットの中心から近い位置に投下するほど多くのポイントを獲得することができます。このようなタスクは大会中に複数設定されており、獲得したポイント数の多い競技者が大会の勝者となります。
熱気球からマーカーを投下する様子 ©2024 IBFO

映画のラストシーンのようなバルーンイリュージョン

一関・平泉バルーンフェスティバルでは日中、パイロットによる熱い戦いが繰り広げられるますが、夜になると日中とは違った光景が広がります。辺りが暗くなった18時から夜の恒例イベント「バルーンイリュージョン」が行われます。会場はJR一ノ関駅から徒歩20分ほど、一関第一高等学校の裏側にある磐井川緑地です。暗闇の中でバーナーの炎によって照らされた熱気球が河川敷に並ぶ姿は、まるで映画の世界を彷彿とさせるような幻想的な光景です。2024年の今大会は、大会2日目の10月12日(土)にバルーンイリュージョンが実施される予定なので、幻想的な光景を目にしたい方はぜひ一関市に滞在し、日中の競技飛行とあわせて心ゆくまでお楽しみください!
バルーンイリュージョン ©2024 IBFO

熱気球を通じて岩手・一関の魅力を知る

一関・平泉バルーンフェスティバル開催期間中は「一関水辺プラザ」や「一関ヒロセユードーム」にて、一般の方も熱気球に搭乗できる「熱気球係留体験搭乗」が実施されます。長いロープでつながれたバルーンに乗り込み、地上約20メートルの高さから景色を眺めることができます。バーナーの熱気を身近に感じながら、普段は見ることのできない視点から秋の岩手の景色をお楽しみください!なお、搭乗には予約専用フォームからの事前申込みが必要なので、一関市公式観光サイト「いち旅!」や大会公式サイトで最新情報を必ずご確認ください。

今回ご紹介した熱気球の係留体験搭乗ですが、実は大会期間外でも体験できるチャンスがあります。一関・平泉バルーンフェスティバル実行委員会は一関市で1年を通じて体験搭乗を実施しているので、黄金の國・岩手の四季折々の景色を上空からお楽しみいただき、一関の魅力に触れてください!
バルーンフェスティバルの係留体験搭乗 ©2024 IBFO
一関・平泉バルーンフェスティバル公式サイト

好きな列車と宿を組み合わせておトクに旅行しよう!

自分だけのオリジナル旅行が作れる

「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」は、列車と宿を自由に選べてまとめて一度に予約ができる、Web販売限定の価格変動型個人旅行商品です。予約のタイミングや条件によってはおトクになることも♪予約は、最短で出発当日でもOK!旅行だけでなく、出張やワーケーションにおおすすめです。さらに日帰りプランもご用意!予定や目的に合わせて、あなただけの旅をお楽しみください。

▼詳細はこちら

列車+宿「岩手エリア」のご予約は【JR東日本びゅうダイナミックレールパック】で
この記事に関連するタグ
前の記事 一覧へ戻る 次の記事
関連記事