【浅草 飴細工 アメシン】夏のデートやお出かけに!屋内でひんやり涼しげ飴細工体験レポート
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その見た目の美しさと儚さから、日本を中心に海外の方にも大人気の飴細工。そんな飴細工を実際に体験できる場所がなんと浅草にあります!
今回は「浅草 飴細工 アメシン」の飴細工体験教室に、駅たびコンシェルジュ上野のスタッフが実際に参加した様子をご紹介します。これからの暑い夏のお出かけにピッタリな屋内体験施設!デートやお友だち、家族とのお出かけ先にぜひ参考にしてください。
日本随一の技術を誇る伝統飴細工専門店「浅草 飴細工 アメシン」

ここでちょっぴり豆知識!日本の伝統技術、飴細工って?
そして「浅草 飴細工 アメシン」の代表作といえば、とってもリアルで今にも動き出しそうな立体の「金魚」。それまでは白く不透明なものしかなかった飴細工業界に革新をもたらした有名な作品で、なんと小学校の教科書にも載っているそうです!

いざ!飴細工体験教室へ!スタッフが実際に挑戦しました♪
緊張しているのが伝わったのか、先生をして下さる職人の方が「緊張するにはまだ早いですよ」と笑顔で出迎えてくれました。
今回の体験で挑戦するのは「白いうさぎ」
映像には英語の字幕がついているので、海外の方でも安心。白くて大きな耳があるため、うさぎの特徴がつかみやすく、初心者向けの体験教室でも形を作りやすいのだそう。うさぎの大きな耳を切ったり、しっぽを丸めたり、足を伸ばしたりする工程には飴細工の基本的な技術が数多く詰まっており、職人さんの修行の際も、まずはうさぎをマスターするところから始まります。

さっそく飴細工体験スタート!
飴を受け取ったら時間との勝負!飴はとても柔らかく、そしてすぐに冷え固まってしまいます。タイムリミットはたったの3分!素早く握りバサミをチョキッ、チョキッと入れ、耳の形を整えます。ここで臆病になってはいけません!少しの迷いが、飴細工の完成度を左右します。

飴細工体験のポイントは「飴を切ったらすぐに逆さ向きに持ち替えること!」

2回分の練習を終え、いよいよ緊張の本番!
今回は串刺しうさぎにならないようにいろいろな方向に持ち替えることを意識しました。でも夢中になると、つい飴を動かすことを忘れて、タラーン…となってしまいます。そんな時には、「飴が垂れてきたよ!」「もっと右!右!」と同行したスタッフの声援にも熱が入ります。
飴が冷え固まった後は仕上げに食紅を使い、うさぎに絵をつけていきます。絵付けは完成したうさぎの印象が180度変わってしまうほど、かなり個性が出る作業なので、一緒に体験するお友だちや家族の知らない一面を見ることができるかも…!?
スタッフの出来栄えはというと…
本番で作った飴細工は持ち帰って実際に食べることができます。ちょっぴり失敗してしまったうさぎですが、しばらく見ているとなんだか今にも動き出しそうで「食べたらなんだかかわいそう…」と愛着がわいてきました。
こうした、モノに何かが宿って愛着がわいてくるという考え方は、日本の神道からくるもので日本人特有の感覚なのだそう。飴細工の繊細で、食べたら消えてしまう儚さと、今にも動き出しそうな動植物たちの様子が遠い昔から日本人に愛され、現代までその歴史が続いているのだと実際に体験したことでしみじみと感じました!

今回は2名で取材に伺いましたが、体験教室の最中はスタッフが次々と生み出す謎の生物に笑い疲れてへとへとに。「どんな顔にしよう?」「目が大きい方がかわいいかも!」などと言いながら作り上げたうさぎは、スタッフの新たな一面を知ることができたと同時に、互いの絆もますます深まる素敵なきっかけになりました♪

体験で盛り上がったあとはお土産も忘れずに!
お店の入り口には職人さんが腕によりをかけた飴細工作品や気軽に配れる個包装のタイプの飴製品など、バラエティに富んだ商品がずらりと並んでいます。
また、定番商品だけではなく季節限定の商品もたくさんあるそうで、時期によって飴細工のデザインがガラリと変わるのだとか。「東京スカイツリータウン・ソラマチ店」では、東京ソラマチでしか手に入らない限定の飴製品も数多くあります!
どちらの店舗も何度も訪れてお気に入りの飴細工を探してみたくなるかもしれませんよ。
人気商品は夏にぴったりな『うちわ飴』
うちわをモチーフにした丸い透明な飴に、伝統的な和柄が施されています。桶をイメージした入れ物に入った可愛らしい見た目は、浅草周辺のデートやお出かけ、下町観光のお土産にぴったり!和風なデザインは浅草の街並みや着物に映えること間違いナシです!
ちなみに『うちわ飴』はどのデザインも同じく爽やかなりんご味ですが、金魚やうさぎなどの立体の飴は全て水あめの味!砂糖とは少し違う、ほんのりとした優しい甘さが特徴です。
SNSで話題のあの飴も…!?
某コンビニエンスストアが期間限定で発売したことがきっかけで、若者たちを中心にSNSで話題になっています。
なんといってもお酒や黒みつなどの液体が飴の中にそのまんま入っているのが『ボンボン飴』の最大の特徴!小さな包みをほどき、可愛らしい一口サイズの飴を頬張ると、薄い飴が割れ、中から溢れた甘い液がとろりと口の中に広がります。新感覚の『ボンボン飴』は「こんな飴初めて食べた!」とスタッフの間でも大好評でした。
味は定番のラムネや黒みつ、ちょっぴり大人な日本酒や柚子酒があります。他にも季節限定のものもあるので、店頭で是非チェックしてみてください!

代表が語る飴細工への想い
今年もいよいよ暑い夏がやってきます。恋人やお友だち、家族とのお出かけ先はもうお決まりですか?今年の夏は、「浅草 飴細工 アメシン」の飴細工づくり体験をして、屋内で涼みながら日本の伝統文化について学んでみるのはいかがでしょうか。身近な人の意外な一面を発見でき、より仲が深まるかもしれませんよ!
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●所在地
東京都台東区花川戸2-9-1 堀ビル1F
080-9373-0644(※体験教室は要予約)
●アクセス
銀座線・浅草線・東武線 浅草駅より徒歩約7分
雷門より徒歩約8分
●営業時間
10:30~18:00
●定休日
毎週木曜日(臨時休業有り)
※この情報は2025年5月現在の情報です。
※本記事の内容・サービス等は変更している場合があります。
※画像はすべてイメージです。
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