【木のぐい呑みづくり】日本一の木彫りのまち富山・井波で楽しめる彫刻体験!

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(画像提供:南砺市観光協会)
日本一の木彫りのまちとして知られ、約250年もの歴史を持つ、富山県南砺市・井波。いたるところに井波彫刻が施されているこのまちで、職人さんの指導のもとノミなど本格的な道具を使って、オリジナルのぐい呑みを気軽に手作りすることができます。井波の文化に触れながら、旅の思い出になる「ぐい呑みづくり体験」を楽しんでみませんか?今回は、井波の歴史と、実際の体験の流れ、さらに体験後に立ち寄れる「若駒酒造」での試飲についてご紹介します。

約250年の歴史がある彫刻のまち「井波」

南砺市・井波は、今も約100人を超える彫刻師が暮らす彫刻のまち。2018年には、「宮大工の鑿(のみ)一丁から生まれた木彫刻美術館・井波」として、井波彫刻の歴史と文化が日本遺産に認定されました。井波彫刻の歴史の始まりは江戸時代中期。火災のため焼失した「瑞泉寺」再建のために、京都・本願寺から御用彫刻師・前川三四郎が派遣され、卓越した技を4名の地元大工に教えたことで、独自の彫刻文化が根付きました。

以降、寺社仏閣の彫刻から欄間(らんま)、獅子頭、工芸作品にまで井波の技が生かされるように。こうして、今日では日本最大級の木彫刻のまちとして全国に認められるようになりました。
井波彫刻の技術が用いられた瑞泉寺

手軽にできる木彫刻体験「木のぐい呑みづくり」を体験しよう

木の温もりを感じながら楽しめる「木のぐい吞みづくり体験」。まずは、井波交通広場の観光案内所で受付を済ませ、徒歩1分の場所にある体験会場「黒髪庵」へスタッフの案内で向かいます。開始時間に合わせて少人数で行われるため、落ち着いた雰囲気の中で作業に取り組めます。
体験場所「黒髪庵」
「黒髪庵」の中の様子
会場では、最初に職人さんから彫刻刀や木槌の使い方、木材についてのレクチャーがあります。最初は緊張や不慣れな部分もあるため難しく感じますが、彫刻を進めていくうちにヒノキの香りが漂い、集中しながらも心地よい時間が流れます。もちろん難しい部分は、職人さんがしっかりサポートしてくれるので、細かい作業が苦手な方でも安心です。
彫刻刀と木槌を使って彫り進めます(画像提供:南砺市観光協会)
彫り終わった後は、飲み口をなめらかに整える作業を行い、最後にぐい呑みの表面にオリジナルの焼印を押して完成。世界にひとつだけの作品が完成します。体験は60分ほどで終了し、作ったぐい呑みはそのまま持ち帰り可能です。
スタッフが実際に製作した作品
ぐい呑みづくり体験のネット予約ページはこちら!

体験後はMyぐい吞みで地酒の試飲も!

体験後は完成したMyぐい吞みを持って、体験場所から徒歩1分の場所にある「若駒酒造」で地酒の試飲が楽しめます!自分で手作りしたオリジナルのぐい呑みで飲む地酒は、普段の何倍も美味しく感じるはず。試飲後は現地解散となりますので、瑞泉寺や素晴らしい彫刻が施されている井波の街歩きをぜひお楽しみください!
若駒酒造

情緒漂う井波のまちに訪れてみては?

いかがでしたか?日本一の木彫りのまち・井波での「ぐい吞み作り体験」は、気軽に伝統工芸に触れられる特別な機会です。歴史ある職人の技に触れ、自分だけの作品を手にする時間は、旅の思い出として長く残るはず。美しい彫刻が施されている南砺市に、みなさまもぜひ一度、足を運んでみてください。
南砺市の公式観光情報サイト「旅々なんと」はこちらから!

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