福井・坂井市で甘く引き締まった【越前がに】を食べよう!

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毎年皇室献上されている「越前がに」
2025年度は11月6日より「越前がに」の漁がはじまりました。地域独自の美食文化の魅力や、食を軸としたまちづくりの取り組みを評価・表彰する「美食都市アワード」に選出された、福井県坂井市。今回は、そんな「美食都市」に選定された坂井市が誇るオスのズワイガニ「三国港(みくにこう)越前ガニ」とメスのズワイガニ「三国港せいこがに」をはじめとしたグルメを*and trip.編集部が試食してきましたので、魅力をたっぷりお伝えします!

2025年度で献上100回目!皇室献上品のオスのズワイガニ「三国港越前がに」

北前船の寄港地としても名を馳せた「三国港」で獲れる「三国港越前がに」が、毎年皇室へ献上されているのをご存知でしょうか?1922年(大正11年)から献上が始まり、2025年度で記念すべき100回目の献上を予定しています。その美味しさの秘密は、漁からお店に届くまでの短さにあるそう。夜中に出港した船は夕方に帰港し、午後6時から「夕競り」が行われます。競り落とされたカニはすぐに各施設の生簀へ入れられ、新鮮なまま翌日には提供されるので、三国ではどこよりも早く新鮮な「越前がに」を食べられるそうですよ。

「越前がに」についてはこちらも

2025年度は11月6日より漁が始まった「三国港越前がに」。海底深くに生息し、暖流と寒流が交わる日本海の豊かな潮流の中、豊富なプランクトンを餌に成長します。その中身は、甘く引き締まった身と、芳醇かつコクのある"かにみそ"がぎっしり!
三国港越前がに
一口目から感じるのはその「濃厚さ」。カニに「濃厚さ」を感じるのは初めての体験です。ほぐす部分にもよりますが、淡白ながらも旨味がつまった白身部分は絶品。ひと口、またひと口と、口に入れるたびにしっかりとしたカニの美味しさがダイレクトに広がり、口にカニを運ぶ箸が止まりません。半分ほどいただいたところで、一緒に置かれていたカニ酢もおすすめとのことで、つけて食べてみました。カニ酢をつけて味わうと、打って変わって、華やかにカニの旨味が広がり、そのポテンシャルの高さに驚きました。
プロの手さばき
こんもりとほぐしたカニ

濃厚な甘味を持つメスのズワイガニ「三国港せいこがに」

「せいこがに」の特徴はお腹にある卵。外から見える外子はプチプチとして口の中を楽しませてくれます。甲羅の中にある鮮やかな朱色の内子は「赤いダイヤ」とも呼ばれ、クリーミーでかつ濃厚、コクのある旨味が広がります。食通の間では特に珍重され、人気があるそうですよ。プチプチの外子と一緒に食べるのも、異なる食感をひと口で味わえて幸せな気持ちになれるのでおすすめです。「せいこがに」はオスがにと比べて小ぶりですが、その美味しさから福井県民に愛されています。なお、せいこがにの漁期はオスのズワイガニよりも短い12月31日までなので、食感の違いを楽しみたい方はぜひ早めに現地を訪れて、ご賞味ください。
三国港せいこがに

地元ではこう食べる!「越前がに」のツウな食べ方!

「越前がに」を堪能していたところで紹介されたのが、こちらの食べ方。地元・三国町のみなさんは、カニのほぐし身をご飯にのせて、カニ酢をかけて食べるのだそう。カニご飯のままでも、カニの旨味とご飯が調和して充分美味しく楽しめるのですが、カニ酢をかけるとさらにカニの旨味が引き出されて味わいが増していきます。「越前がに」の秘めたる旨味を、カニ酢が別の角度からさらに引き出してくれます。*and trip.編集部も、あっという間にご飯がなくなってしまいました。ご飯がいくらあっても足りないほどの美味しさなので、「越前がに」を食べる際にはぜひお試しくださいね。
ほぐした身に合わせたいご飯とカニ酢

カニに合わせたい日本酒「久保田酒造」

旨味を存分に味わえる越前がにに合わせたいのが、久保田酒造の日本酒です。久保田酒造は福井県丸岡町で江戸時代から270余年続く造り酒屋。地元で栽培した酒米でお酒を造ることにこだわりを持ち、酒造りを続けています。今回はそんな久保田酒造さんが誇る日本酒のうち、越前がにに合わせたい!食前・食中・食後にいただくのがおすすめの3種類をご紹介します。
左:「一筆啓上」、中央「千古」、右「鬼作左」

食前におすすめ:特撰純米大吟醸「一筆啓上」

「一筆啓上」は越前がにを食べる前に合わせたい日本酒。日本一短い手紙『一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ』に出てくる「お仙」が、のちの丸岡藩主になったことから命名されました。霊峰白山に連なる山々を源とする地下水と、最高の酒米、伝統の技術を生かし、低温でゆっくり発酵させたという薫り高い上品なお酒です。これからいただく「越前がに」に向けて味の邪魔をしない、それでいて酔いにくいスッキリとしたお酒です。

食中におすすめ:純米吟醸うすにごり生原酒「千古(せんこ)」

こちらは越前がにと共に楽しめる、食事の途中に合わせたい日本酒。辛口ですが、ほんのり甘さを感じさせるキレのよいお酒です。お酒のうまさを引き出すために、あえてうす濁りの生原酒をそのまま瓶詰めし、氷温で半年貯蔵したそう。カニの旨味や甘味と合わさり、舌の上でふっくらとした味わいに変わる、飲みやすいお酒です。

食後におすすめ:純米袋吊り搾り 無濾過生原酒「鬼作左(おにさくざ)」

こちらは越前がにを堪能したあと、余韻に浸りながら楽しみたい日本酒。袋吊り搾りした雫酒をそのまま瓶詰めしており、雑味のない、まろやかな風味が豊かに広がる、優しい口当たりのお酒です。無濾過のため、しっかりとした日本酒の味わいが楽しめるのが特徴です。

冬にこそ食べる!福井の「水ようかん」

「水ようかん」といえば夏のイメージがありますが、福井県では「雪が降り、寒くなったら、暖かいこたつに入りながら冷たい水ようかんを食べる」ことが冬の楽しみとされているそう。福井の水ようかんは、四角い紙箱に入っており、木製のへらでいただくのが特徴です。餡の風味を最大限に活かして作られており、ひとくち食べるとふんわりとした上品な優しい甘さが口全体に広がります。甘味が強くないため、食後でもペロリと食べられてしまいます!
今回は「にしさか」さんの「水ようかん」

美食を楽しむための温泉⁉「東尋坊三国温泉」

美食や美酒がそろう坂井市三国ですが、恵まれた泉質を持ち「美食を楽しむための温泉」といっても過言ではない「東尋坊三国温泉」をご存知でしょうか。こちらは言わずと知れた観光地・東尋坊周辺の海岸沿い約2kmに渡り広がる温泉地帯です。最大の特徴は、その泉質にあります。
沿岸部の景色も楽しめる「東尋坊三国温泉」
海洋性ミネラルを豊富に含んだナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸温泉で、人間のミネラル成分と温泉のミネラル成分が同じくらいなのだそう。そのおかげで「湯あたりしない」特徴を持ち、入浴後も食事やお酒を存分に楽しむことができます。湧出時は68.3℃とかなり高温ですが、蛇口から出る温度は奇跡の42℃!加水の必要がないため、純正の源泉かけ流しが楽しめる、珍しい温泉なんです。
純正の源泉かけ流しが楽しめる

坂井市で美食を楽しもう!

2024年3月に北陸新幹線が延伸開業し、賑わいが増す福井県。坂井市の観光スポットも、伝統ある古き良き風景を残しつつ、訪れるたびに変化を楽しめる観光地へと進化し続けています!今回ご紹介した越前がにを始め、お酒や温泉の魅力を存分に味わいに、美食都市・坂井市へ行ってみませんか?

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