加賀藩が育んだ文化の奥行きへ。高岡と金沢でめぐる加賀前田家の美と技~高岡編~
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今回紹介するスポットは、加賀藩前田家によって開かれた石川県金沢市と富山県高岡市。当時の文化が脈々と受け継がれる両市をめぐる旅です。北陸新幹線では1駅(約13分)、車でも1時間弱という2つのまちの名所を訪ね、両市の深いつながりを紐解いていきます。さまざまで意外な共通点も見付けていく、興味深い歴史とグルメの旅に乞うご期待。
それでは町人文化が花咲くまち、高岡をご紹介します。
高岡の紹介
また、高岡市はそれよりずっと以前、かつて越中国の国府があった地としても知られます。奈良時代に大伴家持が国守として高岡に赴任し、日本最古の歌集『万葉集』にこの地で詠んだ歌を多く残しています。
・高岡市内は今回、ボランティアガイド「あいの風」が案内してくれます。
高岡鋳物発祥の地「金屋町」
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●所在地
富山県高岡市金屋町
●アクセス
高岡駅 古城公園口(北口)より徒歩約20分
新高岡駅または高岡駅より路線バスにて「金屋」バス停下車すぐ
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※画像はすべてイメージです。
明治初期より続く「鋳物工房利三郎」
ショップ奥にある工房では鋳物づくりの体験ができ、ぐい呑みや風鈴、皿、箸置などを作ることができます。思い思いの絵柄を描き、その線にそって溝を彫り型に装着、錫(すず)をバーナーで溶かして型に流し込み固まったら完成です。自分だけのオリジナル鋳物に挑戦してください。
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●所在地
富山県高岡市金屋町8-11
●アクセス
高岡駅 古城公園口(北口)より徒歩約20分
新高岡駅または高岡駅より路線バスにて「金屋」バス停下車すぐ
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明治・大正のロマンが漂う「山町筋」
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●所在地
富山県高岡市御馬出町~小馬出町
●アクセス
高岡駅より徒歩約10分
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加賀藩の台所と称された高岡の寿司店「かたかご」
ここ、かたかごの店主は元々魚屋さんで働いており、魚を見る目はだれよりも確か。毎朝自ら市場に出向き、その日の魚の状態を吟味してから仕入れています。寿司をはじめ刺身や焼き物などメニューも多彩。人気は富山湾から水揚げされる旬の地魚にこだわった「富山湾鮨」。旬のにぎり10貫と富山らしい汁物付き。季節ごとにネタが異なるため、何度来ても飽きないためリピーターが多い店です。
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●所在地
富山県高岡市野村725-3
●アクセス
あいの風とやま鉄道 高岡駅より車で約7分
JR氷見線 越中中川駅より徒歩約15分
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前田利長が築城した高岡城跡地「高岡古城公園」
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●所在地
富山県高岡市古城11-1
●アクセス
高岡駅より徒歩約15分
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前田利常が建立した国宝寺院「高岡山瑞龍寺」
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●所在地
富山県高岡市関本町35
●アクセス
高岡駅 南口(瑞龍寺口)より徒歩約10分
新高岡駅より徒歩約15分
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加賀梅鉢を小鉢で表現 利長御膳「日本料理 都万麻」
江戸時代、北前船の主要な交易品であった昆布の文化は今も高岡に根付き、料理に上品な旨みを添えています。ゆかりの地をめぐった後に味わえば、前田家の美意識と高岡の食文化をより一層深く感じられるでしょう。
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●所在地
富山県高岡市新横町1番地
●アクセス
高岡駅より徒歩約5分
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金沢の紹介
3代前田利常は、高名な茶人を招き茶道具を収集。京都や江戸などから工芸の大家や職人を集め金沢に住まわせました。さらに文化振興策は武士だけではなく、庶民にまで奨励したため、着物の加賀友禅、茶道具の金沢漆器や金箔、九谷焼、和菓子などが、今日に伝わる伝統工芸に発展。優雅な百万石文化が花開いていったのです。
・金沢市内はボランティアガイドの「まいどさん」が案内してくれます
▼ 金沢編の記事はこちらから
加賀藩前田家が治めた金沢と高岡
同じ前田家が築いた両市には共通点が多く残り、往時の町並みをはじめ、伝統工芸や食の豊かさ、前田家が作庭した兼六園や古城公園、金沢の百万石文化の華やかさと高岡の御車山の豪華な祭礼などなど。
町歩きをすることで共通点や両市の違いなどを発見でき、興味深い加賀百万石の遺産に遭遇。いつまでも心に残る文化の薫りに満ちた旅を楽しめます。