静かな緑の中で深呼吸　一面の苔のじゅうたん白山平泉寺

  • 福井
白山平泉寺・拝殿（写真提供：白山平泉寺）

越前での白山信仰の拠点

人々に恵みの水をもたらす霊峰白山。越前での白山信仰の拠点として開かれたのが白山平泉寺です。この辺りは、最盛期の戦国時代には8000人もの僧兵がいた宗教都市として繁栄したと伝えられています。しかし、越前一向一揆勢に攻められ全山焼失。以降、静かに時を重ね、見事な青緑の苔のじゅうたんが広がる神秘的空間に。喧騒を離れ、心落ち着かせる旅にはピッタリな場所です。
神秘的空間をゆっくりと
境内の美しい苔

石階段の参道をゆっくり一歩ずつ

白山平泉寺・参道（写真提供：白山平泉寺）
一の鳥居から続く石階段の参道。杉木立と苔の中をゆっくり上りながら、その景色にうっとりしてしまう・・・散策しながら癒しの時間を過ごせます。

平泉寺の名称由来の池

白山平泉寺・御手洗池
参道横には、静かに水をたたえた池が。ここには、白山平泉寺の御神木も。神秘的な空間で静かな時の流れを感じてみてはいかがですか？

三つの頂がある白山はお宮さんも三つ

白山平泉寺・本社（写真提供：白山平泉寺）
二の鳥居をくぐり、拝殿を越えたところに本社があります。この本社は、白山の主峰である御前峰の神・伊弉諾尊（いざなみのみこと）をお祀りしており、1795年（寛政7年）に第12代福井藩主・松平重富により再建されました。総欅造で外観は白木造り。内部は美しく彩られ、すばらしい龍の彫刻もあり、見ごたえ十分です。そして、本社を中心に右に別山社、左に越南知社を配するのは、白山を構成している３つの山と神々をあらわしています。こんな緑豊かで神秘的な場所に、ゆったり旅してみませんか？
白山平泉寺
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