「干物開き体験&漁師メシ」人の温かさに触れる旅【干物ほうえい】

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干物開き体験
下田の台所と呼ばれる、昔からの漁師町・須崎(すざき)。
昔から須崎地区は半農半漁で、旬のものをいただく「スローライフ」が根付いています。
そんな須崎に店を構え、新鮮な魚を仕入れ、自身で獲ったものを加工していらっしゃるのが、「干物ほうえい」を営まれている土屋さんご夫婦。
土屋さんご夫婦の温かさに触れながら、漁師町・須崎で、干物開き体験と漁師メシを味わいませんか?
まるで田舎に帰ったような気持ちになりますよ。

【干物ほうえい体験】プランのご紹介

お手軽漁師メシ

【お手軽漁師メシ付き!干物開き体験】
干物づくりのあとは、炭火で焼いたホスト特製の干物と焼きおにぎりを召し上がれ!

●料金(1名):3,000円
●所要時間:約1時間30分
●人数:1名~10名

料理体験の様子

【あったかい漁師町のローカルライフをプチ体験】
お料理を教わりたい方!干物づくりのあとは、漁師飯づくりにも挑戦!囲炉裏を囲んでここだけの地元ごはんを楽しみます。

●料金(1名):4,200円
●所要時間:約3時間
●人数:1名~6名

職人に教わり、魚をさばいてみよう!

職人に教わりアジを開く様子
5枚の開いたアジを干物に
干物開き体験は、干物ほうえいの社員歴20年以上のベテラン職人・はるひこさんに教わります。
普段職人が使う本格的な包丁をお借りし、5枚のアジを開いていきますよ。
最初は見様見真似で不慣れな手つきも、職人さんから「じょーんだじゃ(上手だね)」と須崎の方言で褒められると、なんだか職人になった気分になりますよ。
丁寧に丁寧に…魚の身がくずれないよう、骨に沿ってスーッと包丁を入れていき、キレイに開けると、なんだか気持ちがいいものです。
最後に、魚の血合いを水の中で歯ブラシを使って丁寧に落とします。
5枚のアジが開けたら、これを数時間かけて干物にしていただき、お土産にお持ち帰りいただけます。

ほうえい特製の干物を炭火でいただきます!

干物BBQ
天気が良い日は屋上で
干物開き体験のあとは、お待ちかねのごはんです。
炭火を囲んで、ほうえい特製の干物を網で焼いていきます。
干物以外にも、おにぎり、漁師汁をはじめ、その日によって旬の海産物や土屋さん特製のお料理が並びます。
土屋さんに、お料理のこと、須崎のこと、下田のこと、美味しいお料理を頂きながら色々お話を伺っていると、時間があっという間に過ぎてしまいますよ。

下田の台所・須崎。須崎は宝島。

須崎の海
磯で海の恵みをとる土屋さん
土屋さん曰く、「須崎は宝島だ」とおっしゃいます。
何故なら、何も仕入れなくても、海に行けば何かしらの海産物が獲れるからとのこと。
※海産物は漁業権がないと一般の方が勝手にとってはいけないので注意です。

海産物の旬のスケジュールをまとめると以下の通り。
1-2月:岩海苔
2-3月:ワカメ
4-5月:ひじき
5-8月:ウニ・とこぶし・アワビ・サザエ・テングサ
10-4月:伊勢海老

タイミングが合えば、その時の旬の食材を「干物ほうえい」で味わえるかもしれないですよ。

ご夫婦で営む「干物ほうえい」

干物ほうえい・土屋さんご夫婦
「干物ほうえい」のご主人・土屋信由さんは、生まれも育ちも須崎。
漁師の家庭で育ち、紆余曲折ありながらも土屋さんご自身も漁師の道に。
何事も突き詰める職人気質で、完全オリジナルレシピで作る加工品の数々は、干物屋さんの域を超えるほど。
奥様のさわ恵さんも下田のご出身。
お二人は下田で出会い、干物屋さんを始め、ご夫婦二人三脚で「干物ほうえい」を切り盛りして早25年が経つそうです。
燻製小屋から手作りしての数々の燻製商品や、期間限定で販売される「炙りさんま寿司」、そして京都の料亭の味をヒントに作ったという「金目鯛の桜蒸し」など、どれをとっても他では出会えないお味です。
そんな土屋さんご夫婦の料理の腕前は地元では有名で、観光客の中でも根強いファンも多いのだとか。
干物ほうえい・土屋さん
おもてなしの心でいっぱいの土屋さん。
「須崎の海の恵みを、たくさんの人に知ってほしい、たくさんの人に食べてほしい。」
そんな思いをよく口にされております。
海の恵みを、旬な時期に、大事に大事に...いただきます。

いわゆる観光地での「体験」とは一味違う、自然に対する感謝の心、旬を食す有難さが、ここ「干物ほうえい」では体験できます。

ぜひ一度、下田・須崎の「干物ほうえい」にお越し下さい。

お店「干物ほうえい」

体験場所「ひもの加工工場ほうえい」

干物ほうえいInstagram
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