【政宗公御膳】*and trip.編集部がオススメする駅弁特集!第2弾~宮城編~

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各新幹線の発着駅でもあり、日本一のターミナル駅「東京駅」にある人気の駅弁屋 祭 グランスタ東京で販売されている駅弁を紹介する特集記事。第2弾は宮城編です。

前回の駅弁の特集記事については、こちらをご覧ください!!

歴史を存分に感じられる駅弁

写真提供:JR東日本クロスステーション
素晴らしい歴史の再発見に繋げるとともに、宮城の魅力を広く全国へ発信していくことを目的として「政宗公御膳」は開発されました。「政宗公御膳」の盛付のモチーフは、伊達家が政宗公の時代から用いた九曜紋。満点に輝く九つの星に合わせ、ご当地仙台に加え、日本全国の政宗公に関わる地域の食材や献立を「九品の味覚」でひとつに繋いで、お弁当の中に出現させています。企画・開発・協力は『政宗ワールド』プロジェクト(事務局・青葉城本丸会館)です。
写真提供:JR東日本クロスステーション
お弁当を開けてみると・・・そこには「政宗ワールド」が広がっています。様々な思いのこもった食材や献立をいくつかご紹介したいと思います。

★鮭の仙台味噌漬け焼き
東北は古来より鮭の良質な産地。「子籠鮭(こごもりざけ)」は伊達家から将軍家への贈答品リストの中にもあげられています。自慢の仙台味噌で風味豊かに焼き上げています。

★ずんだ白玉団子、チョコレート菓子
政宗公が出陣の際、枝豆を「陣太刀」で砕いて食したとも伝えられる「ずんだ」。「チョコレート」は慶長遣欧使節の支倉常長が日本人として初めて食したと言われています。

★豆腐田楽
岩手県水沢は一門の留守伊達家が治めていました。岩手県産「シロメダイズ」を使用した昔ながらの岩豆腐を田楽に仕立てられています。

★スパニッシュオムレツ
政宗公の家来で、スペイン、ローマへ出向した慶長遣欧使節の支倉常長は山形米沢の出身。スペインの伝統的玉子料理が盛り込まれています。

★牛肉の野菜巻
日本で初めて料理書の中に牛肉料理が登場したのは仙台藩の料理書と言われています。グルメであった政宗公は仙台城でスペイン人をスペイン風牛肉料理でもてなしたほどでした。

★ご飯
江戸の米相場を左右する標準米であった仙台藩の米。石巻に集積されたお米は千石船で江戸へ運ばれたそうです。

伊達政宗公を思い浮かべながら、ぜひ一度「政宗公御膳」を堪能してはいかがでしょう。

王道の観光スポットはここ!!

「政宗公御膳」を食べたら、やはり伊達政宗公ゆかりの地を観光したくなりますよね。今回は宮城県のオススメ観光スポットの中から3つご紹介します。

仙台城址

写真提供:一般社団法人東北観光推進機構
独眼竜で有名な戦国の武将、初代仙台藩主・伊達政宗が1610年に築城。日本100名城にも選ばれ、仙台を訪れた際には外せない観光スポット!標高約130m、東と南を断崖が固める天然の要害に築かれた城は、将軍・徳川家康公に敵意のないことを示すために、 あえて天守閣は設けなかったといわれています。坂を上った高台にある仙台城址からは、市内の夜景を一望できるスポットとしても人気があります!!

瑞鳳殿

写真提供:一般社団法人東北観光推進機構
戦国武将、伊達政宗公が眠る廟所。1636年に70歳でその生涯を閉じ、その翌年に、政宗公自らの遺言により建てられました。桃山文化の遺風を伝える豪華絢爛な廟建築として国宝にも指定されています。戦災によって残念ながら焼失しましたが、現在の瑞鳳殿は1979年に再建されたものです。

秋保温泉

写真提供:一般社団法人東北観光推進機構
秋保温泉の歴史は古く、古墳時代にまでさかのぼります。第29代欽明天皇が皮膚病を患った時、秋保から運ばせた湯で湯浴みしたところそれが完治したといいます。その効能を賞賛し「御湯」の称号をさずかったといわれています。「日本三御湯」と称され、日本中から湯治客が訪れるようになりました。戦国時代になると伊達政宗公も秋保の地を度々訪れ、その疲れを癒したという記録も残っており、雄大な自然と湯を兼ね備えた秋保温泉は、古くから保養の地として人々に親しまれてきました。
駅弁を食べたら気分も盛り上がりますね!東北新幹線に乗って、仙台へのお出かけを楽しんでみてはいかがでしょう。
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