癒しを求めて信州の<色が変わる温泉>へ【白骨温泉】

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白骨温泉

白骨温泉とは

白骨温泉は長野県のほぼ中央に位置する松本市に湧き出る温泉。深い樹林と湯川渓谷に囲まれて季節の移ろいや大自然の恵みを肌で感じられ、古くから湯治客に愛されてきました。
白骨温泉のお湯は乳白色で硫黄とわかる温泉本来の香りが漂います。通常、乳白色のお湯は強酸性のため、肌がピリピリとして刺激の強いお湯が多いですが、白骨温泉のお湯は弱酸性でとても肌に優しいお湯です。また硫黄と炭酸成分が多く、血管を拡張し身体をポカポカと温めてくれる点が特徴。胃腸病、内臓疾患、神経性ストレス、美肌など多岐にわたる効果が期待できます。
<白骨温泉>公式ホームページ

お湯の色が変わる?!

実は白骨温泉には透明なお湯と白濁したお湯があります。同じ温泉でもお湯が2つある・・・?それは湧き出たときに透明なお湯が、時間が経ち空気に触れることで白濁したお湯になるためなのです!しかし、これも成分や温度、源泉によって多少の違いがあります。季節による温度変化や浴槽の条件、源泉から浴槽までの距離や加温の有無で湯の色彩が変化します。地元に伝わる「湯は生き物」という言葉通り、白骨温泉の湯は様々な表情を見せてくれます。
ここで白骨温泉おすすめのお宿を紹介します。一度訪れたことがある方も白骨温泉の変化する表情を見にまた足を運んでみてはいかがでしょうか!

白骨ではなく白船?<白船グランドホテル>

男性露天風呂

一つ目は<白船グランドホテル>。白骨ではなくなぜ白船なのか・・・。それはかつて温泉の成分が湯船に付着して白くなることから白船温泉と呼ばれていたためです。大正時代に中里介山が書いた小説「大菩薩峠」の中に「白骨の巻」という内容があり、いつしか「白骨」が定着したといわれています。
<白船グランドホテル>一番のおすすめは何と言っても野趣溢れる露天風呂。標高1400mの深い山々に囲まれた露天風呂は外気との温度差が体を芯から温めてくれます。その他、飲泉所と大きな窓がある展望大浴場、家族風呂(別料金、要予約)の用意があります。
お食事は名物の豆乳仕立て「白船鍋」をベースに見ても食べても四季を感じられる内容です。地場産にもこだわり、信州牛、信州サーモン、安曇野水耕栽培野菜などをお楽しみいただけます。(お食事内容は仕入れ状況やプランにより異なります。)

<白船グランドホテル>へのお泊りは「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」でのご予約がおすすめです!
<白船グランドホテル>公式ホームページ

信州の趣と歴史を感じるお宿<白骨温泉 湯元齋藤旅館>

外観
<白骨温泉 湯元齋藤旅館>は「和」を感じられるお宿。雄大な大自然の中に落ち着きのある空間でお客さまをお待ちしております。客室は「介山荘」「昭和館」「牧水荘」の3棟でそれぞれ異なる趣があります。旅館ならではの和室を基本に、バリアフリー洋室と「和風べっどるーむ」を完備。ニーズに合わせてお部屋をお選びいただけます。
お食事は信州の旬の食材を利用。季節ごとに山川の幸をお楽しみいただけます。また長野県産の信州プレミアム牛を使った高級和牛ステーキやすき焼き、川魚の王様とも言われる岩魚の塩焼きやお刺身など信州ならではのお食事が堪能できます。(お食事内容は仕入れ状況やプランにより異なります。)
そして、お風呂は古来より「三日入れば、三年風邪をひかない」といわれる白骨温泉を自家源泉より直引き、かけ流ししています。貸切風呂含め全4種の浴場では四季折々の景色を楽しめ、お客さまの体と心を癒してくれます。飲泉も可能で味は無味に近いですが、多少の酸味を感じます。香りと風味は強烈ですが、その効果は大変期待できます。
<白骨温泉 湯元齋藤旅館>の自慢は江戸時代から続く「おもてなしの心」。一瞬一瞬を大切に思い、今できる最高のおもてなしでお客さまを迎えてくれます。その心はお食事や温泉、四季折々の絶景など様々なところから感じることができ、癒しの旅の一ページに刻まれることでしょう。
<白骨温泉 湯元齋藤旅館>へのお泊りは「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」でのご予約がおすすめです!
<白骨温泉 湯元齋藤旅館>公式ホームページ

白骨温泉はどの季節でもおすすめ!

春は桜、夏は青々とした緑、秋は紅葉、冬は雪景色。
白骨温泉は日本の四季を満喫できる温泉地。都会の喧騒を忘れ、日頃の疲れを癒すにはとっておきの旅先です。ぜひ初めての方も訪れたことのある方も足を運んでみてはいかがでしょうか。
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