東北のロングトレイル【みちのく潮風トレイル】~宮古・山田エリア~体験レポート②

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「本州最東端の碑」と「魹ヶ崎灯台」

自然の美しさと、笑顔に出会う道「みちのく潮風トレイル」

「みちのく潮風トレイル」宮古・山田エリアの体験レポートを3回に分けてご紹介!
「みちのく潮風トレイル」ハイキング中の様子

▼ほかの体験レポートはこちら

第2回は「与那」から「姉吉キャンプ場」までの体験レポートです!

与奈▶姉吉キャンプ場(所要時間:6時間)

このコースは非常に長くなんと約10km!アップダウンはあまり大きくありませんが、距離が長いので中・上級者向けコースです。本州最東端「魹ヶ崎(とどがさき)」や、人の手が入らない自然の石浜「種刺海岸」等見どころが多く、山道と海岸線沿いを歩くため、自然の様々な景色を楽しみながらハイキングができます。
トレイルコースの海岸

スタート地点:与奈

自然歩道の入口にみちのく潮風トレイルの看板を発見!ここから山を登っていきます。看板が進む方向を教えてくれるので安心。魹ヶ崎灯台を通って姉吉キャンプ場へと向かいます。
「みちのく潮風トレイル」看板

種刺海岸

全体的に道は平坦で歩きやすいですが、種刺海岸に近づくにつれ岩が多い道や、歩きづらい道が増えてくるので足元に要注意!種刺海岸は波も穏やかなので休憩場所に最適です。
種刺海岸までのトレイルコース
山道の道中には、自然の力(雷、落雪、強風など)で裂けた倒木や、動物に食べられたであろう「みちのく潮風トレイル」の標識杭を発見。こんなに近くで自然を感じることができるのは「みちのく潮風トレイル」ならではの体験。
ハイキング中の倒木
「みちのく潮風トレイル」の標識杭

船着き場

森を抜けると、船着き場が見えてきます。不思議なことに、ここの水面はエメラルドグリーン。快晴だったためか、とてもきれいな景色でした。船着き場を越えれば、魹ヶ崎灯台はもうすぐです!
船着き場

本州最東端の地にある「魹ヶ崎灯台」

本州最東端の地にある「魹ヶ崎灯台」。魹ヶ崎灯台は明治35年に建てられ、太平洋戦争で灯塔を焼失し、昭和25年に再建されました。近くにある東屋は休憩スポット。今回は海風を感じながら休憩です。
魹ヶ崎灯台
東屋には、同じように「みちのく潮風トレイル」を歩いたハイカーたちがメッセージを残した「思い出ノート」が置かれています。ほかのハイカーたちがどんな想いで、同じ道を歩いたのか読んでみましょう。魹ヶ崎灯台から少し歩くと、「本州最東端の碑」があるので、ぜひ記念撮影をしてください。宮古駅前総合観光案内所では本州最東端訪問証明書が販売されています!
思い出ノート
本州最東端の碑
また山道に入っていきます。ここの道はよく整備されているので歩きやすいです。運が良ければリスやカモシカなどの動物に会えることも!
整備されたトレイルコース

ゴール地点:姉吉キャンプ場

魹ヶ崎灯台から約4km。山を抜けるとゴールの姉吉キャンプ場が見えてきます。本州最東端のキャンプ場です。
姉吉キャンプ場

本州最東端の地や海岸など見どころが多いルート

いかがだったでしょうか?
本州最東端の地はハイキングでしか行くことができないので、苦労したかいがあります。約10キロのロングコースなので、中上級者向けですがぜひ挑戦してみてくださいね!
山中のトレイルコース
「みちのく潮風トレイル」公式サイト

▼宮古・山田エリアの「みちのく潮風トレイル」を管理している浄土ヶ浜ビジターセンター

「浄土ヶ浜ビジターセンター」公式サイト
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