冬の岩手県八幡平でいちご狩り　初触感の雪に感動！

岩手
観光する

2023/02/27

2月中旬冬真っ盛り岩手県八幡平市。東京から新幹線で盛岡駅に向かい、バスで八幡平市まで訪れました。
今まで触れたことのある雪とは違い、サラサラで手に吸い付いてくるような柔らかい雪と八幡平市の自然環境をいかしたいちご狩りを体験。みなさまにも、岩手県八幡平市の冬の魅力についてご紹介します。

岩手県八幡平市とは？

交通情報と盛岡駅構内

東京から新幹線で約2時間少々、盛岡駅に到着です。盛岡駅のコンコースには盛岡で行われる祭りの何百体ものフィギュアのお出迎えがあります。駅中には多数のお土産屋さんもあり、買い忘れしても問題ありません。
また、盛岡駅から各方面へのバスは西口と東口があり、乗る前に確認が必要です。今回は、東口から八幡平市へ向かうバスへ乗り込みます。八幡平市は岩手県の北西部にあり、バスでは約1時間程の道のりです。

観光名所　八幡平ドラゴンアイ

八幡平市の観光名所の一つ、八幡平ドラゴンアイ。岩手から秋田にまたがる国立公園八幡平の頂上付近にある鏡沼の雪解けの様子がまるで龍の目に似ているとのことから、ドラゴンアイと名付けられました。雪解けに見られる神秘的な現象は、5月中旬から6月中旬までの1カ月間しか見ることができません。これを一目見たいと、多くの訪日旅行客の方にも人気のスポットとなっています。
冬には、良質なサラサラとした良質な雪、パウダースノーが降ることから多くのスキーヤー、スノーボーダーにも愛されるスキー場が多々あります。
八幡平市とはどんなところか、イメージつきましたでしょうか。

地熱で育ったいちご狩りを体験

幅広い世代でも楽しめる！予約必須のサラダファームヴィレッジとは

「地熱」とは、地球の熱の発電所の略を地熱と呼び、八幡平市はこの地熱を活かした野菜や植物の栽培を行っているエコな地域です。今回はその地熱を使ったいちご狩りを体験します。土を使わない水耕栽培でとても衛生的な環境と、立ったまま楽な姿勢で摘み取ることが可能で、ハウス内は広く、車イスやベビーカーでも通れるほどのです。こちらの施設では摘み取り体験お持ち帰りコースと40分の食べ放題コースがあり、行った日にちはどちらも満員であったため予約が必須です。

今回は章姫と紅ほっぺの摘み取り

2月の東北の寒さを感じる時期に、暖かく、いちごの甘酸っぱい香りが立ち込めたビニールハウスの中でのいちご狩りは格別なもの。いちごの味は新鮮でみずみずしく、甘みの中に酸味もありとても美味の一言。そしてハウスの中にハチさんはいましたが、他の虫は一切いなく安心して「いちごに向き合うことができた」のも魅力の一つ。東北でのいちご狩りも貴重な体験ですので、是非お立ち寄りください！！

宮城県から生まれた品種「もういっこ」

「もういっこ」という品種をご存知でしょうか。東北宮城県から生まれた品種で、東京育ちの私は見たことも食べたこともない品種のいちご。併設しているおみやげショップのたまご館で購入が可能です。
こちらのいちごは果肉はしっかりで、いちごの香りが強く感じられ、水っぽさはなくいちご好きには試してほしい品種。
お立ち寄りの際はご賞味下さい！

●所在地

岩手県八幡平市平笠第２地割６−３３３

●アクセス

JR花輪線　大更駅よりタクシーで約10分

サラダファームヴィレッジ公式HP

スキー場も魅力的！！パノラマスキー場

八幡平マウンテンホテル裏

今回は八幡平マウンテンホテルへ宿泊し、翌朝ホテル隣接のパノラマスキー場を散歩。ホテルの玄関を出て、朝の澄んだ空気の中、昨夜降ったであろうサクフワの雪を踏みながらスキー場へ散歩してみました。こちらは初心者向けのスキー場で、幅広い年齢層から楽しめるコースが多く備わっています。そして、混んでいるイメージのあるスキー場ですが、訪れたのが朝であったためか混雑していることはなく、岩手山を背に広大なコースでのびのびと滑れる環境がありました。絶景と広大なスキー場をお探しの方は是非訪れてみてください。

八幡平リゾート公式HP

岩手県八幡平市を満喫、行く価値ありの穴場スポット

岩手県八幡平市は盛岡駅からバスで約1時間、北に向かったところ。そこには幻想的な雪の世界と、八幡平市の自然を存分にいかしたエコないちご狩りを満喫できるスポットがありました。寒い時期には暖かい場所へ旅行をしたくなるものですが、八幡平市は今までとは違う冬の旅行を味わえる場所です。寒い時期に寒い場所への旅行、この時期にしか味わえない冬の岩手県八幡平市を訪れてみてはいかがでしょうか。