青森県市街地など陸奥湾沿線エリアの真ん中で文化に触れる1泊2日モデルコース【本州最北で最高探しの旅】

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青森県市街地など陸奥湾沿線エリアの真ん中で文化に触れる1泊2日モデルコースをご紹介

野辺地町・青森市・平内町

青森県本州最北端の陸奥湾沿線エリアは海沿いの絶景や、海鮮をはじめ美味しい食べ物が数多くあります。
本州最北で自分だけの「最高」と感じる陸奥湾沿線の魅力を探す旅を「本州最北で最高探しの旅」として紹介中!


今回はよく知られている名所も、これから注目のエリアも含めて1泊2日のモデルコース計4コースを紹介します。
モデルコースはできる限り電車やバス等の公共交通機関を使い、レンタカーの運転が不安な方でも参考になるコースとなっていますよ。(※一部タクシーを利用します)


4コース目のこの記事では野辺地町の文化を知り、平内町の海の幸を楽しみ、青森駅中心に街を楽しむバリエーションに富んだコースを紹介します!

陸奥湾沿線エリアの真ん中1泊2日モデルコース(野辺地町・青森市・平内町)

青森県市街地など陸奥湾沿線エリアの真ん中で文化に触れる1泊2日モデルコース

10:54 野辺地駅に到着!レンタサイクルを利用

電動自転車だから楽々♪
野辺地駅に到着したら、駅のすぐ隣の野辺地町観光物産PRセンターに向かって自転車を借りるのがオススメ。野辺地町は駅から自転車で回るとちょうどよい距離に観光スポットが点在しています。レンタサイクルは電動自転車で坂道があっても安心!借りる際に1,000円を預けますが、返却時に返ってくるので利用料は実質無料!海が近いので、潮風を感じながら旅先で自転車を漕ぐのはとても気持ち良いですよ!

11:20 常夜燈公園で北前船を発見!

この公園のシンボル 常夜燈
復元された北前船
自転車を漕いで辿りついたのは常夜燈公園(じょうやとうこうえん)です。野辺地町は江戸時代から海運の重要拠点で、野辺地港に入港する船も多く、夜に船が安全に港を出入りできるように建てられたのが「常夜燈」です。江戸時代から使用されていたものが残っていると思うと感慨深いです!

もう一つ見逃せないのが「北前船」。常夜燈公園に入ると、大きな船が目に入ります。正式名称は「復元北前型弁才船みちのく丸」で江戸時代から明治時代の日本海側の海運を担っていた船です。常夜燈公園では復元された北前船が展示されており、遠くから見るとその大きさと迫力に、近くでみると木造で作られた繊細な技術に驚きます。

11:50 のへじ活き活き常夜燈市場で海鮮丼ランチ

北前丼は日によって入っているものが違う!
昼食は常夜燈公園に隣接する「のへじ活き活き常夜燈市場」でいただきます!お店では野辺地で獲れる海産物や水産加工品などを売っており、イートインスペースでは野辺地町の特産品を使ったメニューをいただくことができます。
この日いただいたのは「北前丼」。野辺地産や青森県産の新鮮な魚介が量も種類もたっぷり乗った贅沢な海鮮丼です。日によってネタが変わるのもお楽しみポイント!

海鮮丼にはあら汁がついてこちらも魚の旨味がたっぷり出ていて美味しい!100円追加でいただける、野辺地特産の「かわらけつめい茶」もばっちりいただきました。他にも店内の販売スペースには東京の名店「玉栄」の卵焼きを、むつ市の人気のパン屋「吉田ベーカリー」の食パンで挟んだ玉子サンドなどもありますよ♪

地元の方にも人気のお店なので、余裕持ってご来店くださいね。

常夜燈市場情報

【営業時間】6:00~18:00(6:00~ 8:30は朝食のみ)
 ・直売所コーナー 6:00~18:00
 ・イートインスペース
 朝 食  6:00~ 8:30
 ランチ  11:00~13:30
 カフェ  14:00~18:00
【定休日】不定休

13:00 旧野村家住宅離れ「行在所」でほっと一息

別邸の内部
木陰が涼しい庭
常夜燈公園で北前船を見ましたが、その北前船で財を成した豪商の野村治三郎の別邸である「行在所」(あんざいしょ)へ。明治天皇がこの別邸に宿泊されたこともありますが、その後火事で焼失していまい現在の建物は同一設計で再建されたものとなります。
木造の平屋建て住宅離れは、小さな建物ながらもその造りに思わず感心してうっとりしてしまうポイントがたくさんあります。
お庭には鯉が泳いでいる池があり、木々も生い茂って木陰ができているのでゆっくり散歩することができます。

14:00 愛宕公園で展望台から海を見よう!

愛宕公園の展望台に向かう階段
愛宕公園は野辺地町の中でも高台にあり、春には桜が700本咲き、夏には「のへじイルミネーション光物語」というライトアップした景色を見ることができる公園です。

公園の中でも特にオススメなのは階段を上った先にある展望台!取材した7月頃は階段の両脇に紫陽花が咲き、幻想的な雰囲気すら感じるほどでした。展望台は元々高台にあるため、展望台を上った場所では野辺地町が一望できます。街の先に広がる陸奥湾が、そして対岸に位置する下北半島までよく見えますよ。

16:05 浅虫温泉到着 ビーチで遊んで足湯でのんびり

サンセット・ビーチあさむし
浅虫温泉に着いたら宿泊施設に行く前にビーチに寄ってみませんか?陸奥湾に面した「サンセットビーチあさむし」は海にぽっかり浮かぶ「湯の島」が正面にあります。その名の通り、サンセットの時間は夕日に湯の島が映えて絶景です!浅虫温泉街からのアクセスも良く、昼間でもシンボルとなる湯の島と青い海、青い空をのんびり眺めるのがオススメですよ♪

海に入ったあとビーチにはシャワーなども設置されていますが、遊んで疲れた足を足湯で癒しませんか?浅虫温泉には駅前に足湯があるほか、街中に「浅虫温泉源泉公園」という温泉たまごを作れる場所が併設された足湯もあります。たまごを持参して行けば、隣の足湯でのんびり待っている間に温泉たまごが完成します!
足湯でのんびり

17:00 南部屋・海扇閣の料理と温泉に大満足

大浴場で見る夕暮れ
夕食の絶品の卓上料理
本日は浅虫温泉の「南部屋・海扇閣」に泊まります。眺望・温泉・食事だけでなく、スタッフの方の笑顔とおもてなしによってとても心地良く過ごせるお宿です。眺望はなんといっても最上階9階にある展望風呂からの眺めが最高!特に夕暮れの陸奥湾の景色は絶景過ぎてついつい時間が経つのを忘れて長湯してしまうほどです。

お食事はハーフビュッフェ、最初に陸奥湾産の食材も含まれた海鮮をたっぷり楽しめる卓上料理が提供され、その後はオープンキッチンで寿司、天婦羅、国産牛の鉄板焼きといったメニューの他、県内産の食材をたっぷり使った料理を楽しむことができます。
津軽三味線ライブが行われるロビー
食事後は1階ロビーにある舞台で行われる津軽三味線ライブへ。毎晩開催されており、出演される奏者は日によって違うとか。この日は津軽じょんがら節などをはじめとした青森県の民謡の演奏があったのですが、ノリの良いお客さまが多く曲中に何度も拍手が起こるほど大盛り上がりでした!青森の文化に楽しく触れる体験ができるのも嬉しいですね。

2日目 9:00 夜越山で遊ぼう!

夜越山スキー場のリフト
夜越山森林公園のサボテン園
2日目のスタートは平内町の夜越山(よごしやま)へ。夜越山には公園のほかスキー場やキャンプ場、パークゴルフ場などがあります。そしてスキー場では夏でもリフトが運行していることも!リフトに揺られながら上がった先には海まで見渡せる解放感ある景色が待っています。他にも、山の中腹まで頑張って歩いて登り「スーパースライダー」で滑り降りるのも楽しいですよ♪
※リフトの運航日は限られるためお電話にて事前にご確認ください。(2023年の運行は10月9日まで)

絶景を楽しんだあとは夜越山森林公園にあるサボテン園・洋ラン園へ。サボテン園は約3,000種類のサボテンや多肉植物を見ることができ、東北一の種類数だとか!サボテンは形が様々で可愛らしく、見てるだけで楽しくなってしまいます。洋ラン園も様々な洋ランがあり、見た目だけでなく花の香りを比べるのも面白いですよ。

11:00 ほたて広場とホタテ一番でホタテを満喫!

青森ほたて貝祈願掛け所
平内町は人口約1万2千人のうち約1割の人がホタテの漁師というホタテが名物の町です!そんな平内町のホタテを大満喫できるのが「ほたて広場」と「ホタテ一番」です。ほたて広場はほたての販売やほたてについて学べる展示スペースなどがあります。そして屋外スペースには「ほたて観音像」が奉られている祠や、ほたて貝の絵馬に願いごとを書いて吊るすことができる願掛け所があります。色々なほたて貝絵馬を見るのも楽しいですし、1枚20円のほたての貝殻を購入して、お願いごとを書くだけでなく、オリジナル感あふれるデザインの絵馬に仕上げるのも良いですよ♪
平内ホタテ活御膳
活ホタテのステーキ
ランチはほたて広場に隣接する「ひらないまるごとグルメ館」内にある「ホタテ一番」へ。せっかくなのでホタテ尽くしにしたいという方にオススメなのは「平内ホタテ活御膳」です。「活ホタテの刺身」「活ホタテのステーキ」「ベビーホタテ澄まし汁」「ホタテアイス」がセットになっています。「活ホタテのステーキ」は自分で焼く楽しみもありますよ。タレも3種あり色々な味の組み合わせで楽しめ、ホタテの可能性を感じる御膳です!

12:45 ねぶたの家 ワ・ラッセ

ねぶたが間近で見られます
普段見ることができない角度からも見学
「青森ねぶた祭」は有名なお祭りですが、お祭りの時期に来ることができなくても青森ねぶた祭について知って楽しむことができる施設が青森駅のすぐ近くにあります。「ねぶたの家 ワ・ラッセ」はねぶた祭の歴史を学び、魅力を体感できる施設です。毎年お祭りで使用されたねぶたが展示されていたり、触ることができるねぶたも展示されています。

有料エリアでは他にも、スタッフによるねぶた囃子演奏を聴くことや、跳人体験に参加することもできます♪こちらは事前予約などは不要で、開始時間に大型ねぶたが展示されているねぶたホールにいればいいだけ。誰でも簡単に参加できるので、ぜひトライしてみてくださいね♪

13:45 おしゃれな店内でちょっと一息「UGUISU」へ

升抹茶ティラミス
洗練された店内
青森駅から徒歩でいける「UGUISU」で一休み。入口には日本らしさを感じる暖簾や傘があり、店内は洗練されたおしゃれな空間が広がっています。ランチやディナーでも様々な料理を提供しており、青森県産黒毛和牛のみちのく和牛を使用した牛まぶし膳などもいただけます。
今回は「焼き林檎ほうじ茶」をオーダーして一休み。ほうじ茶の香りの中にしっかりと焼き林檎の甘い香ばしさを感じます。デザートにも青森りんごの生ガトーショコラなど青森ならではのメニューなど、美味しそうなメニューがたくさんあり、升に入った抹茶ティラミスも絶品!1度の来店じゃ足りないと感じること間違いなしです!

UGUISU店舗情報

【営業時間】
月・水~日: 6:30~10:00 (L.O. 09:30)、11:00~22:00 (料理L.O. 21:00 ドリンクL.O. 21:30)
火:6:30~10:00(L.O. 09:30)、11:00~15:00(L.O.14:30)
■BREAKFAST:6:30~10:00(LAST IN 9:30)
■COFFEE BAR:11:00~17:00
■LUNCH:11:00~15:00(L.O 14:30)
■JAPANESE CUISINE:17:00~22:00(L.O 21:00)
【定休日】
火曜日 15:00 (L.O14:30)以降
※朝食ビュッフェは年中無休。

15:00 津軽びいどろで有名な北洋硝子へ

色とりどりの津軽びいどろ
予約して工場の見学もできます
今年の春にオープンした東京ミッドタウン八重洲の中にもお店を出している「津軽びいどろ」。津軽びいどろを制作している北洋硝子のお店では商品の販売のほか、工場見学をすることができます。

工場見学では「なぜ津軽びいどろはあんなに彩り豊かなのか」の秘密について丁寧に解説してもらえる他、商品1つ1つを手作りされている職人さんの技を間近でみることができます。あの商品はこんな風に作ってるんだ!という驚きがあり、津軽びいどろに対する愛着が湧いてきますよ♪見学者専用の通路はなく、職人さんのすぐ近くで見学できますが、周りは高熱のガラスなどがあるので十分に気を付けてくださいね。

ショップは品数も多く目移りしちゃうかも。ここでしか売ってない製品もあるので、じっくり吟味してお気に入りを探してみてくださいね♪

青森の街や海沿いで文化に触れよう!

下北半島と津軽半島の間、夏泊半島を横切るように旅する今回は、青森県ならではの文化に触れるコースになっています。もちろん各地海鮮も美味しいですし、街中の徒歩でも回りやすいスポットが多くあるエリアです、ぜひ実際に足を運んで「最高!」と思える体験をしたり、「最高!」と思える絶品グルメに出会ってくださいね!
また、今回ご紹介したエリアはバスで乗り継ぎが可能なエリアもありますが、レンタカーやタクシーが必要な区間もありますのでご注意ください。

4回にわたってご紹介したコースは以上となります。ぜひ、青森を満喫する旅の参考にしてくださいね!
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※画像はすべてイメージです。
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