青森県津軽半島の海沿いを巡る1泊2日モデルコース【本州最北で最高探しの旅】

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青森県津軽半島 龍飛崎から東側を海沿いに巡るモデルコースをご紹介

外ヶ浜町・今別町・蓬田村

青森県本州最北端の陸奥湾沿線エリアは海沿いの絶景や、海鮮をはじめ美味しい食べ物が数多くあります。
本州最北で自分だけの「最高」と感じる陸奥湾沿線の魅力を探す旅を「本州最北で最高探しの旅」として紹介中!
今回はよく知られている名所もこれから注目のエリアも含めて1泊2日のモデルコース計4コースを紹介します。
モデルコースはできる限り電車やバス等の公共交通機関を使い、レンタカーの運転が不安な方でも参考になるコースとなっていますよ。(※一部タクシーを利用します)

3コース目のこの記事では青森県の西側に位置する津軽半島の海沿いを巡るモデルコースを掲載。津軽海峡が一望できる「龍飛崎」から東側に巡るコースで海沿いならではの景色を満喫できるコースになっています。

津軽半島の陸奥湾沿いを巡る1泊2日モデルコース(外ヶ浜町・今別町・蓬田村)

津軽半島の陸奥湾沿いを巡る1泊2日モデルコース

10:30 便利な津軽乗合タクシー「わんタク」「わんタク定時便」を利用

奥津軽いまべつ駅で新幹線を降りたら、まずは津軽半島の最北端の龍飛﨑まで向かいます。移動は便利な津軽乗合タクシーの「わんタク」「わんタク定時便」を利用。
「わんタク」はエリア内ならどこでも乗車・降車の予約ができ、「わんタク定時便」は運行ルートや停車場所が決まっており新幹線などの運行時間の乗り継ぎに便利な時間設定となっています。今回は行きは「わんタク定時便」、帰りは「わんタク」を利用。「わんタク定時便」は予約なしでも乗れますが、定員に限りがあるので、確実に乗りたい場合は事前予約がおすすめです。

※2023年8月時点では2024年3月31日までの運行となっています。それ以降の運行については事前にご確認をお願いいたします。
「わんタク」「わんタク定時便」の詳細はこちら

11:15 龍飛埼灯台と階段国道

白く丸い形が特徴的な龍飛埼灯台
紫陽花に囲まれた階段国道(7月中旬)
龍飛崎に着いてまずは青空に白が映える龍飛埼灯台へ。三方向が海に囲まれ風が強く「風の岬」と呼ばれている龍飛崎に建つ龍飛埼灯台は「日本の灯台50選」にも選ばれ、津軽海峡のシンボルとなっています。

そして龍飛崎の近くには国道339号線。国道なのに歩行者しか通れない日本で唯一の「階段国道」です。階段国道はちょうど真ん中あたりで脇にそれる道があるのですが、ベンチに座ってゆっくり海を眺めることができるビューポイントになっています。(近くには記念スタンプも!)
階段国道は紫陽花の名所としても有名で、7月下旬から8月下旬が見頃。取材した時はちょうど紫陽花が道を囲むように咲いていてとても綺麗でした。
龍見橋
他には龍が目印の「龍見橋」も。実は龍見橋の先は隠れ絶景スポットなんです♪

龍見橋を渡った先は「碑の丘」と呼ばれており、名前の通り記念碑や歌碑がたくさん。龍飛崎の歴史に思いをはせることができます。碑の丘のまわりは高いものがなくちょっとした空中庭園のよう。のんびりと散策を楽しむことができます。

碑の丘の先からは緑のグラデーションが美しい海岸線と日本海のブルーのコントラストを見下ろすことができるほか、碑の丘から道路に降りていく道は、まるで海につづいていくよう。龍飛崎を訪れた際はぜひ、行ってみてくださいね♪

13:00 レストハウス龍飛 寿恵盛屋 で海鮮丼をいただきます!

マグロユッケ定食
龍飛マツカワガレイの漬け丼定食
「レストハウス龍飛 寿恵盛屋」(レストハウスたっぴ すえもりや)では龍飛埼灯台の目の前、龍飛崎を眺めることができる最高の立地でお食事ができます。今回はごろっとしたマグロがたっぷり乗ったマグロユッケ定食に、龍飛マツカワガレイの漬け丼定食を注文しました。龍飛マツカワガレイは青函トンネルの岩盤から湧く清水を汲み上げて養殖されている高級魚。

マツカワガレイの漬け丼は口に入れた瞬間、ゴマの香りが口の中いっぱいに広がります。香りを感じながら噛みしめるとコリコリした食感と、いい具合に漬け込まれたカレイの味が癖になりそう。
マグロユッケ丼は分厚い切り身としっかりとした味付けの漬けだれが特徴的!甘めのたれがマグロ本来の美味しさを引き立てていて、ご飯ともよく合います。量も十分で食べ応えのある一品です。

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15:00 学校に泊まれる!「海峡の家ほろづき」

1年1組の教室に泊まりました!
受付には校訓が飾ってある!
宿泊は廃校になった中学校の校舎をリノベーションして宿泊施設となっている「海峡の家ほろづき」。中学校の面影が随所に残り懐かしい気持ちでいっぱいになります。

学校に泊まっているようなワクワク感が味わえ、レトロ感もあり、おしゃれな雰囲気も。受付をする事務室のとなりにあるロビーには昔懐かしい学校の机やピアノが並ぶほか、昔あそんだカードゲームなどもあり、童心に帰ってワイワイ遊びたくなってしまいます。

お風呂は「炭酸カルシウム人工温泉」となっており、温泉に入れるのも嬉しいポイント。夕朝食は付いていなく、持ち込みや自炊が必要です。この後ご紹介する徒歩で行くことができるラーメンのお店もおすすめ。
「調理室」では食材を持ち込んで自炊ができます
青森県のご当地パン イギリストースト
朝食には事前に購入していた青森県民から愛されるご当地パン「イギリストースト」をいただきました!青森県民なら知らない人はいないと言われるイギリストーストは、ふわふわの2枚の食パンにマーガリンとグラニュー糖が挟まれていて、パクパク食べてしまいたくなる美味しさ!朝から幸せな気分になれるイギリストースト、青森県ではコンビニやスーパーで手軽に手に入ります。ぜひ青森県に来たら食べてみてくださいね!

16:00 袰月海岸高野崎で海沿い散歩

取材時は遅めの日の入り前に行きました
真っ赤な色の渚橋からの夕日
海峡の家ほろづきから徒歩5分ほどの袰月海岸高野崎(ほろづきかいがんたかのさき)は海をすぐ近くに感じられる場所です。日中は透明度の高いエメラルドグリーンの海に赤い2つの橋が映え、夕暮れには水平線に沈む夕日を独り占めしているような感覚で見ることができます。

高野崎は北に突き出た岬の先端にあるため、夕日のオレンジと青空のブルー、両方を一度に堪能することもできちゃいます。海峡の家ほろづきから近いので、ぜひ時間によって変わる海の景色を色々楽しんでくださいね。

17:00 お食事処「海の駅 高野崎」でほたて塩ラーメン!

ほたて塩ラーメンはほたてがゴロゴロ入っている!
夕食は袰月海岸高野崎と海峡の家ほろづきに近いお食事処「海の駅 高野崎」でラーメンをいただきました。他にも海鮮丼や、青森ならではの焼干ラーメンがありますが、いただいたのは「ほたて塩ラーメン」です。海藻とたくさんのほたてが乗っています。あっさりした塩味のスープに細麺がよく絡み、食べる手が止まりません!ほたてを噛むとうま味がじんわりでてきて、どこか懐かしい優しい味のラーメンです。

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2日目 11:20 マルシェよもぎたで名物のトマトを満喫

トマトソースたっぷりのオムライス
トマトをしっかり感じるナポリタン
海峡の家ほろづきをのんびり出発、バスとタクシーを乗り継いでトマトが有名な蓬田村へ。「マルシェよもぎた」は蓬田村産のトマトを使った加工品をなど取り扱っている物産館で、特に糖度が高いフルーツのような完熟トマトを使ったケチャップなどが人気商品です。そしてその甘いトマトを使ったランチができるスペースも用意されています。

食事場所は目の前の窓から海を見ることができるロケーションで、蓬田村産のトマトを使用したメニューが多く用意されています。キーマカレー、ミートソースなどがある中、今回はよりトマト感を感じられそうなオムライスとナポリタンをいただきました。
オムライスはトマトの旨味と甘みをしっかり感じるソースがお皿に別添えでたっぷり。チーズも乗っていてトマトソースの濃厚な旨味と玉子とチーズとライスの組み合わせを自分好みに調整しながら食べることができます。
ナポリタンは甘味とその滑らかな口当たりが優しく、いくら食べても飽きないのではないかというくらいパクパク食べられます。

蓬田産のトマトを使ったランチは「このトマト、他とは違う…!」と思わず感じてしまう絶品ですよ!

12:30 玉松海水浴場で浜辺さんぽ

玉松海水浴場
マルシェよもぎたのすぐ近くには玉松海水浴場があります。波は穏やかで透明度が高く、遠浅なので安心して遊ぶことができます。水着がなくても、足を入れるだけで気持ち良い!小さな貝殻がたくさん落ちていて綺麗なものを探すだけでも楽しいです。
浸食を防ぐために作られたという大型離岸堤はちょっとした島みたい。

マルシェよもぎたで売っているトマト味のジェラートを食べながら浜辺でのんびり波の音を聞いたりするのもいいかも。

13:30 ふれあいセンターよもぎ温泉でさっぱり

よもぎ温泉入口
よもぎ温泉の浴場内
海で遊んだあとは潮風や汗でべたべたしたり、落としきれない砂があったりで早くお風呂に入りたくなりますよね。玉松海水浴場の徒歩圏内には「ふれあいセンターよもぎ温泉」があります!大きな大浴場とヒバを全面に使用しているサウナもおすすめ。
大浴場の温泉は「源泉の湯」で温泉の成分が濃いので体がよく温まり、疲労回復に効果あるので疲れた身体にぴったり!

有料の和室で休むこともできるので、旅の疲れを癒すのにはちょうどよいですね。
建物の向かいには直売所がありソフトクリームを買うこともでき、お風呂上りにちょうどいいかも!
(直売所の営業は概ね7月~9月頃までとなります。)

15:30 村の駅 よもっとで最後の買い物!

村の駅よもっと入口
蓬田村のトマトがたくさん!
蓬田駅から列車に乗る前に最後の立ち寄り場所として「村の駅よもっと」へ。こちらでも蓬田村特産のトマトを買うことができます!他にも新鮮な野菜や陸奥湾産の魚介類が豊富に取り揃えられていて見るだけでも楽しいです。こちらで見つけたおにぎりが握りこぶし二つ分はありそうな大きさ!食べ応え十分で帰りの新幹線で食べる用に買ってもいいかも!他にも蓬田村にちなんでよもぎの大福が売っていたり、食堂もあってここでお腹を満たしていくこともできますよ♪

※蓬田産のトマトは概ね6月下旬から9月下旬に購入できます。天候不良などにより時期が前後しますのでご注意ください。

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津軽半島で海を満喫しよう!

津軽半島の龍飛﨑から陸奥湾に添うように巡るコースはいかがでしたか?海を眺めたり間近に感じれるスポットを中心に紹介しました。ぜひ実際に足を運んで「最高!」と思える絶景を体感したり、「最高!」と思える絶品グルメに出会ってくださいね!
また、今回ご紹介したエリアはバスで乗り継ぎが可能なエリアもありますが、レンタカーやタクシーが必要な区間もありますのでご注意ください。

モデルコースは4コース紹介予定。他のモデルコースもお楽しみに!
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※画像はすべてイメージです。
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