少し外した時期もおすすめ!晩秋の上高地【長野県・松本市】

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上高地

大自然に溢れる上高地

【上高地】は長野県を代表する観光地の1つで、日本を代表する山岳リゾートでもあります。標高およそ1,500mに位置し、周囲を西穂高岳や奥穂高岳などの名峰に囲まれています。中心を清流「梓川(あずさがわ)」が流れ、その梓川に架かる河童橋や明神池、田代湿原、大正池などが見所です。

晩秋の上高地もおすすめ!

【上高地】というと、春から夏にかけての緑滴る時期や山燃ゆる秋の時期に行かれる方が多いかと思いますが、筆者は紅葉も終わりかけた晩秋の時期もお勧めしたいと思います。
今回、2022年11月上旬に帝国ホテル前バス停から田代橋・穂高橋を渡り、ウェストン碑の前を通って河童橋に抜けるコースを歩いてきましたので、その際の様子をお伝えします。

田代橋・穂高橋

薄っすらと冠雪した穂高連峰の山々が奥に聳え、奥行きのある景色が広がります。
川底まで透き通る梓川。

ウエストン碑

田代橋・穂高橋を渡り、上高地温泉ホテルや上高地ルミエスタホテルの前を抜けていくと見えてくるのがウェストン碑。明治21年(1888年)から明治28年(1895年)まで日本に滞在したイギリス人牧師のウォルター・ウェストンは、日本滞在中に穂高の山々を歩き、日本に近代的登山意識をもたらして、日本山岳会結成のきっかけを作ったと言われています。そのウェストンの喜寿を祝って作られたのがこのウェストン碑で、昭和12年(1937年)に作成され、昭和40年(1965年)に掛けなおされました。
ウェストン碑
六百山と麓を流れる梓川。

河童橋

ウェストン碑から歩くことおよそ15分で見えてくるのが河童橋。【上高地】を紹介する写真や映像でよく見る【上高地】のシンボル的な存在ですね。明治24年(1891年)に初代の橋が架けられたのが始まりで、その後に4度架け替えられ、現在はカラマツで造られた全長37m、幅3.1mの5代目の橋となっています。
河童橋からは上流に穂高岳をはじめとした穂高連峰、下流に焼岳を望むことができます。雄大な風景に息を吞みますが、河童橋の袂にある上高地 ホテル白樺荘のテラス近くから眺める景色もお勧めです。真正面に穂高岳を望む景色はまさに圧巻の一言。

紅葉がほとんど終わりを迎える時期ですが、だからこそ人も少なくじっくりと景色を楽しむことができます。また、穂高連峰の山々が薄っすらと冠雪している姿を拝めるのもこの時期ならでは。晴れていても少し肌寒い時期になりますので、お出かけの際は暖かい格好でお越しください。
河童橋からの眺め。
上高地 ホテル白樺荘のテラス近くからの雄大な眺め。
【上高地】公式ホームページ
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