長野県にある珍しい一本焼きのたい焼き【松本市・たい焼きふるさと】

  • 長野
  • 食べる
羽根つきのたい焼き

松本の商店街・なわて通り

女鳥羽川沿いに並ぶなわて通りのお店
JR松本駅から歩いて約15分。個性的なお店が並ぶ松本の商店街・なわて通りがあります。松本観光では欠かせないスポットで、歩行者天国にもなっており、多くの観光客が訪れています。そんななわて通りのシンボルがカエル。由来は、かつてなわて通りのすぐ横を流れる女鳥羽川に、水の綺麗な川でしか生息できないたくさんのカジカガエルが住んでいたからだそう。現在では、上流の一部流域を除いてその姿を見ることは難しくなってしまいましたが、なわて通り沿いには多くのカエルのモニュメントや石像があるほか、顔はめパネルも置かれていて、写真撮影を楽しむ方もいらっしゃいます。ぜひ松本に来た際にはお立ち寄りくださいね。
モニュメントと顔はめパネル。
腕を組むカエル。

なわて通りに一際賑やかなお店が・・・

外観。ここにもカエルが。
なわて通りにはお土産店やカフェはもちろん、食べ歩きを楽しめるお店もちらほら。中でも一際賑やかなお店がありました。名前は【たい焼きふるさと】。店先には多くの観光客や地元の学生などで列ができていることも。一体どんなたい焼きをいただけるのでしょうか。

【たい焼きふるさと】について

店頭にある一本焼きの型。
【たい焼きふるさと】は松本城のお膝元で約70年続く老舗。ウリは今では珍しくなった「一本焼き」のたい焼きです。一本焼きとは、たい焼きの焼き型が一つずつ独立しており、現在主流となっている焼き型に生地を流し込んで複数個を一斉に焼き上げるたい焼きとは違った焼き方です。一本焼きのたい焼きは「天然たい焼き」とも呼ばれ、その希少性の高さなどからメディアに取り上げられることもあるそうです。
【たい焼きふるさと】公式ホームページ

一本焼きたい焼きをいただきます。

隙間なくあんこがぎっしり。
筆者は実際にお店を訪れ、一本焼きのたいやきをいただきました。お店の方おすすめのあんこをチョイス。アツアツのうちに一口。中にはぎっしりと粒感が残るあんこが詰まっていました。あんこは国産の小豆や砂糖をお店で煮て作っており、甘すぎずパクパクと食べ進めることができます。生地はハードタイプで焼き目がしっかり付いており、端々にパリパリの皮が付いていました。実はこれが一本焼きの特徴。一つ一つ焼き上げる際に、型からはみ出た生地が焼けてできる薄皮であり、一本焼きが珍しくなった今、パリパリの皮が食べられるたい焼き屋さんは数少なく希少なのです。大事に大事にいただきつつも、美味しさのあまり、すぐになくなってしまいました。

一度は食べよう、一本焼きたいやき

たい焼き型のメニュー。
【たい焼きふるさと】では今回筆者がいただいたあんこ以外にもカスタードやチョコ味、あまり見かけることのないウインナー味やたい焼きアイスなどメニュー豊富。なわて通りでの食べ歩きにピッタリです。松本にお立ち寄りの際はぜひ一本焼きたい焼きをご賞味あれ。
松本へのご旅行は「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」がおすすめです!
この記事に関連するタグ
前の記事 一覧へ戻る 次の記事
関連記事