越前朝倉氏の歴史を探求【一乗谷朝倉氏遺跡博物館】

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一乗谷朝倉氏遺跡博物館
皆さまは越前を治めた戦国大名「朝倉氏」をご存知ですか?朝倉氏は南北朝時代に越前に入国してから、11代義景が天正元年に織田信長との戦いに敗れるまで、この地の発展に尽力した一族です。2022年10月1日に新しく開館した「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」では、そんな朝倉氏の歴史を知ることができます。歴史好きの方には、ぜひ訪れていただきたい博物館です。
「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」外観

一乗谷の遺跡はココがすごい!

一乗谷では、戦国時代の城下町が遺跡となって残されており、50年以上にわたり調査・研究が行われてきました。博物館では、170万点にも及ぶ出土品を見ることができ、朝倉氏の栄華を感じることができます。

博物館に入るとすぐに映像シアターがあり、戦国大名朝倉氏や一乗谷の歴史がわかりやすく放映されていました。
映像シアター

建設前の調査で発見された「石敷遺構」

博物館の遺構展示室では実際に発掘調査で発見された石敷遺構を見ることができます。この遺構は、長さ38m、幅5.6mの大規模施設です。この施設の当時の使われ方については、船着場という説と、道路という説があるそうです。
遺構展示室

戦国ファン必見の展示室

基本展示室では、出土品などの展示を通して朝倉氏の歴史や一乗谷について知ることができます。室内には城下町の巨大ジオラマもあります。展示の生活用品や武具を見ていると、当時の人々の暮らしに思いを馳せることができますね。
基本展示室
ジオラマ

必見!朝倉館原寸再現

こちらの展示は朝倉当主の館の一部を原寸再現したものです。朝倉氏最後の当主義景は足利義昭を館に招き、会所(接客座敷のこと)でさまざまなおもてなしを行ったそうです。再現された会所からは義昭と同じ目線で中庭を眺めることができ、将軍気分を味わえますよ!
朝倉館中庭
会所から見た光景

あわせて訪れたい「一乗谷朝倉氏遺跡」

博物館から車で約4分の距離にある一乗谷朝倉氏遺跡。義景を弔うために建てられた松雲院の山門である「唐門」や、城下町の町並みを忠実に再現した復原町並が見どころとなっており、当時の様子を垣間見ることができます。博物館とあわせての見学をおすすめします!

ぜひ、皆さまも一乗谷朝倉氏遺跡博物館にお越しいただき、歴史ロマンに浸ってみてはいかがでしょうか。
一乗谷朝倉氏遺跡のシンボル「唐門」

▼「一乗谷朝倉氏遺跡」のご紹介はこちら

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