岩手・三陸のお土産に!大船渡と陸前高田の市の花・椿の葉を使った【椿茶】

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海と山々に囲まれた岩手・三陸には昔からやぶ椿が咲き、地域の人々に愛されてきました。椿は大船渡と陸前高田の市の花に指定されています。このやぶ椿の葉を一枚一枚大事に手摘をして、手で洗浄・蝋取りをし、乾燥させ、焙煎されてできたのが「椿茶」。今回は三陸を訪れた際にぜひ飲んでほしい、お土産にしてほしい「椿茶」をご紹介します。
椿茶(イメージ)

三陸で作られる椿茶の特徴

椿茶は血糖値やコレステロールを抑え、血圧抑制の効果があるとされ、生活習慣病予防に役立つと言われています。ノンカロリー、ノンカフェイン、どこかほんのりと甘いのにノンシュガーで自然な甘さが特徴。甘いのにスッキリとして、ほっとする味わいです。ノンカフェインなので寝る前、妊娠中、授乳中の方にもオススメ。
椿の花と椿茶
また三陸で作られる椿茶の特徴は椿の葉が約85%も使われているところ。残りの約15%は岩手・九戸村産の甘茶です。九戸村は岩手県北にあり、山々に囲まれた雪深い内陸の地。日本でも有数な甘茶の一大産地で、漢方薬やサプリメント、健康食品の材料として取り引きされてきました。甘茶は砂糖の200倍といわれるといわれる甘さをもちながら、低カロリーでノンカフェインの体にやさしいお茶です。
茶葉

椿茶の誕生

三陸で作られる椿茶は2011年3月11日の東日本大震災がきっかけで生まれました。三陸は津波の塩害によって植物が枯れていきましたが、椿は枯れずに残り、翌年にまた花を咲かせたのです。そんな人々を勇気づけた椿の葉を使って、茶の製造や販売、植樹を通じ、三陸の復興を後押しするために作られました。
三陸に咲く椿

お土産におすすめ「椿茶 ミニパック」

可愛らしい椿のイラストが描かれたパッケージにティーバッグが2つ入った「椿茶 ミニパック」はお土産におすすめ!このパッケージのデザインは、イギリスに本社があるデザインスタジオが担当しました。ヨーロッパでは椿に対して高貴なイメージを持つことが多いのだそう。高級ブランドのアイコンにもなっていますね。そこでヨーロッパから感じられるデザインにしよう!ということでイギリスのデザイン会社にお願いすることになりました。
椿茶 ミニパック
岩手・大船渡では、大船渡温泉、おさかなファクトリー、道の駅さんりく、碁石レストハウスで販売しています。また新幹線発着駅では盛岡駅、仙台駅、北上駅などで販売!盛岡駅ではカフェ・銀河堂のメニューと店舗で商品販売もされていますよ。ほかにも東北各地の駅、空港などの売店、ホテルや旅館でも販売されているのでぜひ手にとってみてくださいね。

三陸の椿を東京で

敷地内に椿の庭園があり、椿との縁が深い「ホテル椿山荘東京」では「椿茶」の販売に加え、三陸の椿が植樹されています。椿でつながるご縁が素敵ですね。
大船渡の椿

たくさんの想いが詰まった椿茶

三陸のおすすめお土産として椿茶をご紹介しました。多くの方々の様々な想いが詰まって完成した椿茶。ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか?
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