新しい旅のスタイル【ホープツーリズム】団体旅行商品のご紹介♪~福島県浜通りエリア~
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浜通りエリアは少しずつ復興が進み、様々な観光スポットやグルメが続々と誕生しています。震災前からの変わらない地域の魅力や歴史と新たな魅力・学びに触れる旅へ、でかけてみませんか?
ホープツーリズムって何?
ホープツーリズムは、この複合災害の教訓等から「持続可能な社会・地域づくりを探究・創造する」福島唯一の新しいスタディツアープログラムです!ありのままの福島の姿を見て、そして現地の様々な分野で「復興に向け果敢にチャレンジする人々との対話」を通して「福島だけの問題」として他人事と捉えず、教訓等を自分事としてどう活かすのかという学びもあるのが特徴となっています。ニュースだけではわからない【浜通りのあの日から今】を知り、自分たちの未来を考えながら観光を楽しむという新しい旅のスタイルです。
日帰りコース①:東北初に挑む「トロピカルフルーツミュージアム」と町復興のシンボル「とみおかワイナリー」
郡山駅を出発してまず最初に立ち寄る「とみおかアーカイブ・ミュージアム」は、富岡町で受け継がれてきた地域資料や、東日本大震災の震災遺産を収蔵・展示している施設です。地域の運命を大きく変えた複合災害を歴史の「1ページ」に位置づける拠点ともなっています。そのあとは「とみおかワイナリー」でランチ&見学♪「とみおかワイナリー」は2025年5月17日、JR富岡駅から徒歩10分の場所にグランドオープン。原発被害を受けて無人となった富岡町内で2016年からワインづくりをスタート。ワインを核とした新たなまちづくりに挑み続けています。
復興に向けた挑戦をする新しい福島を知りたい人にはぴったりの日帰りコースです!
日帰りコース②:震災と浜通りの魅力も学ぶ 美酒「haccoba」・美食「常磐もの」を満喫!
最初に見学する「東日本大震災・原子力災害伝承館」は双葉町にある震災伝承施設で、2020年に開館しました。福島で起きた地震、津波、東京電力福島第一原発事故という未曽有の複合災害の実態や、復興に向けた歩みを展示するとともに、被災した住民による語り部講話を実施することも。福島が復興に向き合ってきた「証」を是非ご覧ください。続いて見学する震災遺構「浪江町立請戸小学校」は大きな被害を受けながらも、全員が無事に避難できた奇跡の学校としても知られています。
続いて「福島いこいの村なみえ」で昼食!いわき市で水揚げされた水産物は、震災前から築地市場等の水産関係者などプロの間で「常磐もの」として高く評価されてきました。いわきに水揚げされる魚介類、伝統と工夫から生まれる水産加工品、さらにはそれらに携わる水産関係者も含めて、ブランド化している「常磐もの」を堪能できます!
こちらのコースの最後に立ち寄る「haccoba 小高駅舎醸造所&PUBLIC MARKET」は日本初の無人駅舎にできた醸造所!クラフトサケという日本酒の製造技術をベースとして、お米を原料としながら従来の「日本酒」では法的に採用できないプロセスを取り入れた、新しいジャンルのお酒を醸造しています。事務室につくられたマーケットでは、地元のお土産品やオリジナルアイテムのほか、文房具なども販売しています。
日帰りコース③:震災から復活!「アクアマリンふくしま」と「トマト収獲体験」
このコースはいわき駅からスタートし、「記憶の記録化」と「記録の記憶化」という2つの機能を担う「いわき震災伝承みらい館」で未曽有の複合災害をいわき市からの視点で知ることができます。卒業式当日に津波の被害にあった「旧いわき市立豊間中学校」の黒板に残る寄せ書きの現物展示や校舎を襲う津波を再現したVR映像、防災グッズ等の体験型展示など…見て・触れて学べる施設です。
続いて、震災を乗り越えた「ワンダーファーム」でミニトマト収獲体験とランチ。1年中トマト狩り体験ができる全国でも珍しいテーマパークで、袋いっぱいになるまで摘み取って持ち帰れます。ぜひ、収穫した直後の完熟したトマトや昼食の「日替わり前菜ビュッフェ」「常磐もの鮮魚のグリル」「デザートビュッフェ」をご堪能ください!
このコースの最後は「アクアマリンふくしま」で海洋生物探索!福島の海の特徴である太平洋の「潮目」を表す三角トンネルの大水槽は圧巻です。海の生き物だけでなく植物も展示しており、福島県の海山川の生態系も再現。さらに、浜通りに広がる自然環境を再現した屋外展示の体験エリア、国内有数の規模を誇るユーラシアカワウソの展示水槽、世界初のシーラカンス2種の標本同時公開など見所満載です!
日帰りコース④:みちのく潮風トレイルを気軽に歩いて、新しい福島の味覚・天然トラフグ「福とら」を満喫!
2か所目は、地元で獲れる新鮮な旬の⽔産物や農産物を提供する「相馬復興市民市場 浜の駅 松川浦」でお買い物!もちろん、相馬ブランド認証品に選ばれた相馬銘菓や工芸品など、お土産におすすめの商品もそろっています。
昼食は新たな福島の名物「福とら」!!近年、相馬沖で福島産天然トラフグの漁獲量が大幅に増加。漁期は10月から2月となっており、サイズが35センチメートル以上で、はえ縄漁で獲れたなど所定の条件を満たすトラフグを「福とら」と命名しブランド化して、新たな冬の味覚として注目されています。
新名物に味わった後は、【みちのく潮風トレイル】のコースへ。相馬市~八戸市の28市町村、1000Kmを超える【みちのく潮風トレイル】の最南端「松川浦環境公園」からスタート!相馬市の観光情報発信・案内を行う「千客万来館」に立ち寄りながら、この日のゴール県指定史跡「中村城跡」に向かいます。現在、中村城跡は「馬陵公園」として市民から親しまれ、毎年5月の最終土・日・月曜日の3日間は一千有余年の歴史と伝統を持つ「相馬野馬追」の舞台となります。太刀や甲冑で身をかためた約400騎の騎馬武者が背に旗指物をつけて野原を疾走する、力強く勇壮な様は時代絵巻さながらの祭典です。
1泊2日コース:浜通り縦断2日間!!浜通りを楽しみながら震災からの復興を考える
1日目の昼食は復活の浜焼き体験!旅館の若旦那による震災講話と合わせて、魚に串をうち、焼き上げる体験ができます。「震災遺構 浪江町立請戸小学校」や「東日本大震災・原子力災害伝承館」を見学。夕食は「とみおかワイナリー」で新鮮な海の幸「常磐もの」など地元の食材を使用したコース料理・3種類のワイン飲み比べセット付きです。
そして、2日目は先ほどご紹介した「アクアマリンふくしま」だけでなく、いわき市の観光情報やお土産などが集結する「道の駅いわき・ら・ら・ミュウ」で海鮮グルメや1981年創業のハンバーガーショップなどで、気分や好みに合わせて自由に昼食を楽しめます!
最後に立寄る「ゼリーのイエ」は地元で人気のゼリー専門店。色鮮やかで味の種類も豊富なゼリーは午前中には完売してしまうほどの人気です。このツアーではお土産にゼリーがもらえちゃいます!
震災から復興していく今の浜通りをぎゅっと詰め込んだ2日間のコースです!!
※ツアーの募集状況は変動いたします。
※画像はすべてイメージです。