福島・南相馬の日本酒の枠を超えたクラフトサケ醸造所【haccoba-Craft Sake Brewery-】

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haccobaが提供する「クラフトサケ」
株式会社haccobaが運営する【haccoba-Craft Sake Brewery-】(ハッコウバ クラフトサケブリュワリー)は、福島県南相馬市のJR小高駅近くにある、日本酒の枠を超えた「クラフトサケ※」の醸造で注目を集めている施設です。haccobaは原発事故の影響で一時は人口ゼロとなった地域に醸造所を開設し、酒蔵×パブの複合施設として地域に根ざした酒造りを行い、地域コミュニティの再生に取り組んでいます。

※「クラフトサケ」とは、クラフトサケブリュワリー協会が定義する、従来の「日本酒」では法的に採用できないプロセスを取り入れた、新しいジャンルのお酒です。

haccobaの酒造りの特徴は伝統と革新の融合

haccobaの酒造りの特徴は、伝統的な製法と革新的なアイデアの融合にあります。東北に伝わる「花酛(はなもと)」と呼ばれる、昔ながらのどぶろく製法をベースに、ホップや果実などの多様な副原料を組み合わせ、これまでになかった新しい「サケ」の形を実現しました。従来の製造法、原料にとらわれない自由な発想で新しいお酒造りに挑戦しています。「日本酒はちょっと苦手…」という人にこそ、ぜひ試してほしい、新感覚のお酒です!
果実やハーブを取り入れた新しいスタイルのお酒

haccobaの個性豊かな商品の数々

haccobaを代表する商品の一つ、「はなうたホップス」は、日本在来ホップ「唐花草」(からはなそう)を使用し、伝統とモダンなクラフトビールの要素を融合させた、爽やかで香り高いクラフトサケです。地元農家の田んぼごとの個性を表現したシリーズの「水を編む」は、米の品種や、栽培方法の違いをお酒の味に反映させています。田園風景をイメージした美しいパッケージデザインが特徴で、日本パッケージデザイン大賞2025で銀賞を受賞しました。
パッケージデザインが特徴の「水を編む」シリーズ

空間づくりを通じた地域活性

haccobaの店舗は、JR常磐線小高駅のすぐそばにあり、かつて古民家だった建物をリノベーションした造りになっています。無人駅という立地からは想像もつかない、スタイリッシュで開放的な空間が広がります。店内では、haccobaで醸造されたクラフトサケや、地元の食材を使ったおつまみなどを楽しむことができます。また、2024年2月には、JR常磐線小高駅の駅舎内に、全国初の駅舎醸造所をオープンしました。醸造設備に加え、地元高校生と考案した商品を取り揃えていたり、交流エリアを整備していたり、地域内外の人が集まる「駅コミュニティ」を形成しています。

haccobaは、地域に根ざしながらも、新しい酒造りに挑戦する注目のスタートアップ企業です。ぜひ一度、haccobaを訪れて、その魅力を体感してください。
古民家をリノベーションした店内
haccoba公式HPはこちら

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