湯守に聞く「地・温泉」の魅力 第18弾【知内温泉 知内温泉旅館】

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「THE ONSEN」の魅力に迫る!

旅行の楽しみといえば、その土地ならではのグルメや季節ごとに表情を変える絶景、あとはやっぱり「温泉」ですよね!東日本各地に「地・温泉」と呼ばれる、その地に根差し地元の人に昔から愛されてきたお湯があることはご存知でしょうか?かつては湯治場として、そして現在も人々を癒す温泉宿の数々。身も心も温まる「地・温泉」の魅力をインタビュー形式でご紹介します!

「湯守」とは…

「お湯を守る」と書いて「湯守(ゆもり)」。言うなれば、温泉の管理人です。お湯の量や温度などを管理する役割を担っています。本企画で紹介する「地・温泉」の湯守たちが誇る、各地に根付いた伝統的なお湯は長い歴史の中で彼らによって守られているのです。

800年の歴史をもつ北海道最古の湯。贅沢に源泉かけ流しの湯を堪能できる「知内温泉旅館」

連載企画「湯守に聞く「地・温泉」の魅力」第18弾としてご紹介するのは北海道の「知内温泉 知内温泉旅館」。湯守の佐藤さんにお話をお伺いしました。
外観
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その日の体調によって入り分ける方も?!

ー知内温泉の特徴と魅力は?

湯守 佐藤さん
源泉が5本ありそれぞれ異なった泉質になっており、地元の常連のお客様はその日の体調に合わせて入り分けたりして頂いております。
当館には、坂の上にある上の湯(男湯・女湯)と内風呂(男湯・女湯)と露天風呂(混浴)の下の湯がござます。上の湯は男湯、女湯、と違うんですが両方ともお肌に良いのでアトピーや肌に疾患が良くなる等の効果があり、下の湯は鉄分泉で体の芯から温まる泉質になっており、リウマチや神経痛、筋肉痛などに効き腰痛持ちの常連さんなどから人気のある泉質です。

ーお湯の特徴を最大限に引き出すために、日々心掛けていることは?
お湯の量を毎日チェックし、温度を温度計ではなく手でチェックしております。後は、先祖に毎日手を必ず合わせ日々の変化の報告をしております。
露天風呂

知内温泉旅館は春・夏・秋・冬といつ訪れても魅力が

ー知内温泉旅館のおすすめの季節は?

湯守 佐藤さん
秋の紅葉も魅力なんですが、春の新緑、夏のセミの合唱、冬の星空どれもおすすめです。知内特産のカキとニラは有名で旬の時期が2月ということもあり2月が美味しものを美味しく食べれる時期だとおもっております。地元・北海道知内町の特産品を使い、素材のおいしさを最大限に生かした料理の提供に力を入れた食の宿でもあります。同じ素材であっても季節によって調理法を変え、旬を活かした一番おいしい食べ方にこだわり、春は山菜などの山の幸、夏は海の幸の魚介類、秋はサケや栗、冬は牡蠣などをメインにした料理が食卓を彩ります。

ー12月からのお料理を教えて下さい
12月中旬だと牡蠣の走りなので小ぶりなカキの酢の物、お鍋がおすすめです。後は、マコガレイの煮つけですね。
知内町のマコガレイは暖海性にもかかわらず、津軽海峡で生活し、北の海の過酷な環境に耐えるため、脂肪を豊富にたくわえて成長します。水揚げ時には体長20cm以下の幼いものは海に戻し、成魚は蓄養施設において高度な品質管理のもと身の厚い高品質のマコガレイだけを出荷しているため、さまざまな料理方法に適応できる高級魚として、各方面から高い評価を頂いています。
カキ鍋
ニラのお浸し
「しりうちにら」は北海道一の生産量と品質を誇り、その料理方法もバラエティーに富んでいます。毎年12月になると腕自慢の農家のおかあさん達が集まり、にら料理のコンテストを行っていますが、どの料理も、甘く柔らかい「しりうちにら」の特徴が生かされており、手軽に調理できますので、是非ご賞味下さい。

854CRUSE(矢越クルーズ)で満喫!!

ー知内温泉のおすすめ観光スポットを教えてください。

湯守 佐藤さん
同じ知内町にある、854クルーズ(矢越クルーズ)という観光船です。手つかずの秘境を海から見て最後は青の洞窟と言われる洞窟に入るアクティビティや、854ワイルドツアーという鹿ハンティングに同行するツアーがございます。
是非、知内の自然も楽しんで下さいね。
青の洞窟
矢越クルーズの詳細はこちらから!!

湯守のこだわりとは?

ー最後に、湯守としてのこだわりや思い、お客さまへのメッセージをお願いします。

湯守 佐藤さん
源泉かけ流しの湯で温度調整が難しいのと駅からも少し離れていて不便なところにあるのですが。普段の生活から離れた田舎ならではの静かさゆっくりとした時間の流れ、知内町の特産品をたくさん使った料理をぜひ体験しに来てください。

知る人ぞ知る「知内温泉 知内温泉旅館」へ

いかがでしたでしょうか?今回は北海道の「知内温泉 知内温泉旅館」について、詳しくお話をお伺いしました。
知る人ぞ知る知内温泉。湯量や新鮮な素材、自然も豊富な知内温泉の魅力を体感してみませんか?
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◆次回予告◆

連載、湯守に聞く「地・温泉」の魅力 では、今後も東日本の「地・温泉」の魅力を皆さまにお届けします!次回以降もお楽しみに♪
「地・温泉」について、詳しく知りたい方は下記のリンクボタンよりご確認ください。
JR東日本HP「地・温泉」
取材協力:知内温泉 知内温泉旅館・矢越クルーズ
※画像はすべてイメージです。

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