【あわら温泉】清風荘～劇場型ビュッフェ～レポート

福井
泊まる

2023/03/31

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あわら温泉にある旅館『清風荘』。昨年9月に“劇場型ビュッフェ”としてリニューアルオープンしたレストラン『虹』へ潜入！『劇場型って何？』『普通のバイキングとどう違うの？』といった疑問を解消すべく実際に食べてきました！

ビュッフェの案内をエレベーターの中でみつけました。7つのこだわりがあるようです。1つずつご紹介します！

1.出来立てにこだわる

ライブキッチンでありがちなのが、『目の前で作ってはいるものの、出来上がった料理のお皿が次々と並び、それお客さんが取る方式で、“作り立て”ではない。』こと。しかし清風荘では、たとえば国産牛のステーキは鉄板の前に行って初めて『何枚焼きしましょう？』と声をかけられます。“作り置き”じゃないアツアツのステーキを楽しめるだけでなく…

小さな子供や、カメラを持った人には『今からフランベしますよ。』と写真や動画を撮影しやすいように一声かけてくれました！調理をただ見せているのではなく、演出として“魅せる”。お客さんが楽しくなるパフォーマンスです♪これが“劇場型”と呼ばれる由縁か…。

2.石窯調理

レストラン中央の石窯ではピザや地元野菜が次々と焼き上げられています。この日のピザは定番『マルゲリータ』と福井県のご当地グルメ『へしこ』のピザ。焼きあがると陽気な料理長が『みなさま、ピッツァが焼きあがりました～！』とアナウンスしてくれます。アナウンスが流れるとお客さんが石窯の前に集まり列を作っていました。

この日は焼き蟹もありました！アツアツで香ばしい焼き蟹も食べ放題なんて贅沢すぎる…冬の味覚『蟹』をおなか一杯食べられました。

3.地元のお魚をメインに！

お寿司もその場で握ってもらえます。ネタの中には福井サーモンも！その土地で獲れた魚で握る寿司は最高に美味しいです。劇場型ビュッフェ『虹』では可能な限り地元県産で水揚げされた新鮮な魚を仕入れ、提供しているそうです。

魚はお寿司でだけではございません！お刺身の盛り合わせもありました。地元産にこだわっていることもあり、白身魚がメイン。淡白な味わいですが、身もしまっていて綺麗。甘えびも卵が沢山ついていて最高でした。

4.地元の朝どれ野菜

野菜もこだわっていて、料理人がその人仕入れた旬の野菜を天ぷらやグリルで提供しています。支配人いわく、会席料理では同じメニューをみなさまに提供する必要があるので、まとまった仕入れが必要になってしまい、野菜も、魚も他県産のものも取り入れないと成り立たないそうです。しかし、ビュッフェであれば、大量に市場に出回らないような地元の野菜を少量から仕入れ・調理することができ『食材との一期一会』の出会いを提供できているんだとか。

5.こだわりの越前塩

塩までも県産にこだわっています！グリルコーナーには塩の入った小さな小瓶が置かれていました。このお塩は、越前の海からとれた越前塩を焙煎し、石臼で挽いた後、わさびやごま油などを混ぜ込み仕上げたフレーバーソルトです。

フルーツもジューシーで甘くておいしかったです。ビュッフェで提供されるメロンは固い…！と感じることも多いですが、この日提供されていたメロンはジュクジュクに熟して柔らかく甘い最高のメロンでした…！フルーツが美味しいとレベルが高い…！と感じる筆者です。

このビュッフェには攻略法がある

ビュッフェに来たら誰しも考える『戦略』。食べられる量には限りがあるので、一通り料理を見てからお皿にとる人も多いのではないでしょうか？（筆者はそのタイプ）。そしてお目当ての料理をテーブルに運んで、いただきますと手を合わせますよね。この時にテーブルに運ぶ順番、気を付けてください。と、いうのも、劇場型ビュッフェではライブキッチンの数も多く、出来立てにこだわっているメニューばかりです。その為、出来立てをすぐに味わえるよう工夫しないと勿体ないです！！最初に飲み物やサラダ、冷たい系のおかず（刺身とかお寿司も）を持ってきたあとに、あったかい系（ステーキやピザ、焼き蟹など）を持ってくることを強くおすすめします。あったかいメニューは一度に運ばず、その都度出来立てをとりにいく事で、最大限までこの劇場型ビュッフェを楽しめます。