終了しました~夢と絆の夏祭り!!仙台の星空に輝く【仙台七夕まつり】

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伊達政宗公が愛した【夢と絆の夏祭り】

豪華絢爛な七夕飾り

■仙台七夕まつりとは

「仙台七夕まつり」は、古くは藩祖伊達政宗公の時代から続く伝統行事として受け継がれ、 今日では、日本古来の星祭りの優雅さと飾りの豪華絢爛さを併せ持つお祭りとして、全国に名を馳せています。
七夕まつりは本来、旧暦7月7日の行事として全国各地で親しまれていますが、「仙台七夕まつり」は、新暦の1カ月遅れの暦である中暦を用い、毎年現在の8月6日から8日に開催されています。

◆豪華絢爛な笹飾りについて◆

飾りは各個店の皆さんが数カ月前から手作りで準備し、一本の価格は数十万~数百万円もするといわれています。 吹流し5本1セットで飾るのが仙台七夕の習わしとなっています。
飾りの内容は当日まで企業秘密となっており、8月6日の朝8時頃から飾り付けが行われ、その豪華さを競い合います。 各商店街毎に飾り付け審査が行われ、8月6日午後には金、銀、銅の各賞が発表されます。飾りの根本に金、銀、銅の各賞のプレートがつけられますので、飾りの根本にも注目してみてくださいね。
晴天のもと幾重にも重なり風にたなびく繊細な和紙飾り、その姿はまさに絶景です。 ただし、七夕の敵は雨!一旦、雨が降り出すともうそこは戦場です。各個店の方が折角の飾りを濡らすまいと大慌てでビニール袋に飾りをしまいます。万が一雨が降ってしまったら、残念ですが貴重な光景が見れるかもしれません。

■仙台の街が七夕飾り一色となる3日間

★アーケード内の七夕飾り
★仙台朝市商店街の七夕飾り
仙台駅前からは、中央通り、一番町通りのアーケード街にかけて七夕飾りが見ることができます。祭り期間中、大勢の人で賑わいます。七夕飾りをかき分け、眺めながらゆっくりと時間をかけて歩くのもまた「仙台七夕まつり」の醍醐味です。アーケード内に入ると七夕飾りの吹き流しが風に揺られ、吹き流しを見ていると夏の暑さを忘れさせてくれます。 その他にも、周辺の商店街などでは、あまり豪華さは目立たないものの昔なつかしい素朴な七夕飾りが多くあり、風情を楽しむことができますよ。

◆七つ飾りに込めた願い◆

「短冊」たんざく・・・学問や書道の上達
「紙衣」かみごろも・・・病気や災難の厄除け、裁縫の上達
「折鶴」おりづる・・・家内安全と健康長寿
「巾着」きんちゃく・・・商売繁盛
「投網」とあみ・・・豊漁・豊作
「屑篭」くずかご・・・清潔と倹約
「吹き流し」ふきながし・・・織姫の織糸

「仙台七夕まつり」に欠かせないのが、七つ飾りといわれる小物たち。商売繁盛、無病息災など様々な願いを込めて、仙台では七つ飾りが飾られています。どこに飾られているのか、探しながら歩いて見てくださいね♪

■丁寧に作り上げられた、七夕飾りをぜひ近くで見てお楽しみください♪

★仙台ならではこけしの七夕飾り
★華やかで可愛らしい七夕飾り
★震災復興を願った折鶴の七夕飾り
★折鶴の七夕飾り下から見た様子

■夢と絆の夏祭り 4年ぶりに通常規模へ

「仙台七夕まつり」の七夕飾りは、趣向を凝らした細かな飾りに目を奪われます。ひとつひとつ丁寧に作り上げられた七夕飾りは、作り手さんの「仙台に来た人を楽しませたい。」そんな想いや努力が伝わってきます。吹き流しの飾りを近くで見て和紙の繊細な飾りつけをぜひ近くで見て楽しんでくださいね♪4年ぶりに通常規模での開催となります。華やかなまつりの復活に、地元でも期待が高まっています。
仙台の街が七夕飾り一色と変化するお祭り開催の時期に、「仙台七夕まつり」へ足を運んでみてはいかがでしょうか♪

◆前日から盛り上がる!関連イベントも!

まつり前夜の8月5日には、毎年恒例の仙台七夕花火祭が行われます。こちらも大変人気のイベントとなっております。夏の風物詩の花火をお祭り前に観て、「仙台七夕まつり」を盛り上げていきましょう♪詳細は、「仙台七夕花火祭」ホームページでご確認ください。
※画像提供:仙台七夕まつり協賛会
記事の写真の七夕飾りは昨年度までのものとなるため、飾りは異なります。
「仙台七夕まつり」の詳細はこちら
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