秋田の文化を見て・聞いて・体験する【秋田市民俗芸能伝承館】

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町紋のついた提灯がずらりと展示されています 写真提供:秋田市民俗芸能伝承館
JR秋田駅から徒歩15分の秋田市民俗芸能伝承館(愛称:ねぶり流し館)では10/29(8/5、6を除く)までの土・日・祝日に秋田市竿燈会の会員による実演があります。
1回目:13時30分~13時45分まで
2回目:13時55分~14時10分まで
となっており、竿燈の時期に来られない方でも、本番とはまた違った形で竿燈を身近に感じることが出来ます。実演は長さ12mの「大若」では天井に届いてしまうため長さ9mの「中若」を使用し演技します。継ぎ竹(竿燈の高さを変えるための竹長さ約1.2m)を5本使って竿を天井ギリギリまで伸ばし、大きくしなった竿燈を操る姿とお囃子の生演奏で臨場感たっぷりに楽しむことができます。自由席のため、場所によっては見えにくい所もあるので早めの入館をお勧めします。
取材時の様子 しなる竿燈とお囃子の生演奏(毘沙門町竿燈会)
またミニ竿燈を実際に体験できるチャレンジコーナーもあります。ミニ竿燈はまつり当日、園児があげる実際のサイズよりも小さいサイズです。しかし実際に持ってみると意外と難しいので、ぜひチャレンジしてみてください!他にも1階の展示ホールでは秋田の祭り、土崎神明社祭の曳山行事のパネル・梵天などを常設展示しています。2・3階の展示室では秋田の民俗芸能について関連資料や映像で紹介しています。
竿燈の種類とミニ竿燈体験コーナー

■旧金子家住宅

写真提供:秋田市民俗芸能伝承館
ねぶり流し館の隣には旧金子家住宅が併設されています。金子家は江戸時代後期に質屋・古着商の開業後、明治初期に呉服・太物(綿・麻織物)卸商を創業、その後昭和50年までこの建物で商売を営んでいました。平成8年に所有者から秋田市へ寄贈され、翌年に江戸時代後期の伝統的な建築様式を残した貴重な建物として、秋田市の有形文化財として指定されました。建物は主屋一棟、土蔵一棟からなっており、土蔵の内部は作品展示や演奏会などに、また明治33年に増築された和室は、趣味の教室や少人数の集まり事に利用できます。ねぶり流し館に入館された方は、無料で観覧できるのでぜひお立ち寄りください!
当時取り扱っていた商品や当時使用していたものが展示されています 写真提供:秋田市民俗芸能伝承館
詳しくはこちら「秋田市民俗芸能伝承館」

お立ち寄りの際は、秋田市中心市街地循環バス「ぐるる」がオススメ!
大きい竿燈が目印
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