ダム湖を眺めながら味わう名物・黒部ダムカレー【黒部ダムレストハウス】

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黒部ダムにある食事場所といえば、ダム湖を眼下に望む「黒部ダムレストハウス」。2階にあるレストランでは、名物の黒部ダムカレーやくろにょんソフト、ハサイダーフロートといったオリジナルスイーツを食べることができます。
黒部ダムレストハウス 外観

黒部ダムカレーとは?

日本一の大きさを誇る「黒部ダム」をモチーフに作られた長野県大町市のご当地カレーです。立山黒部アルペンルートの長野県側の拠点である扇沢駅「扇沢レストハウス」で昭和40年代から提供されていた「アーチカレー」がその元祖といわれており、現在、大町市内にある16店舗と梓川サービスエリア(下り線)で提供されています。

黒部ダムカレーには5つの掟として明確なルールが定められています。
①お米をダムの堰堤の形にするべし
②カレーのルーは必ず堰堤(円弧)の外側に流し込むべし
③カレーのルーの上にガルベ(黒部ダムの観光遊覧船)に見立てた“トッピング”を乗せるべし
④料金は700円以上とするべし(良質なカレーを提供するため)
⑤必ず水をつけるべし(北アルプスの麓、大町の水をご堪能いただくため)
以上の点を満たしてこそ、黒部ダムカレーを名乗ることができるそうです。
【大町市ホームページ】黒部ダムカレー提供店舗一覧はこちらから
黒部ダムレストハウスは、券売機で注文するスタイルです。特にお昼どきは混み合っていることが多いので、先に席を確保してから食券をお買い求めいただくことをおすすめします。お支払いを済ませて発券すると、自動で注文が厨房に入りますので、食券を持ったまま番号を呼ばれるまで席で待っていればOKです。

いざ、実食!

今回は2種類のダムカレーを注文しました!1つ目はもちろん名物の「黒部ダムカレー」。エメラルドグリーンのダム湖をモチーフにしたタイ風グリーンカレーで、ほうれん草を使ったルーは結構辛口です。ガルべに見立てたカツが2つ、ルーに浮かんでいます。2つ目は黒部ダム竣工60周年記念の「アーチダムカレー」!こちらは中辛のビーフカレーで、建設現場の合宿所でも使われていたスギヨの「ビタミンちくわ」を使用した磯辺揚げがトッピングされています。
黒部ダムカレー
アーチダムカレー
正直なところ、グリーンカレーの独特な風味は好き嫌いが分かれると思うので、苦手な方にはアーチダムカレーなどビーフカレー系がおすすめです。(他にもカツが乗っているアーチダムカツカレーや、甘口のダムカレーもありました)でも、せっかく現地に来たなら黒部ダムカレーを味わっていただきたいので、グリーンカレーが苦手でなければぜひチャレンジしてみてください!

黒部ダムレストハウスの売店では、黒部ダムでしか買えないオリジナルグッズを販売しています。1階、3階には休憩スペースもありますのでぜひお立ち寄りください。今年は黒部ダム竣工60周年の記念の年ということで、黒部ダムレストハウス1階の黒部ダム案内所にて、60周年を記念した限定デザインのダムカードも配布中です!
黒部ダム60周年記念のダムカード
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