清津峡や美人林！棚田など！秋の新潟観光に【十日町のおすすめ観光スポット】

新潟
特集

2023/09/01

お気に入りに登録する

マ・ヤンソン / MADアーキテクツ「Tunnel of Light」（大地の芸術祭作品）

紅葉シーズンの十日町は見どころ満載！【新潟県十日町市】

新潟県中越地方に位置する十日町市には人々を魅了する四季折々の魅力、大地の彩りが点在しています。今回はそんな「十日町の秋」にフォーカスを当てておすすめスポットを紹介します。

清津峡／Tunnel of Light

黒部峡谷（富山県）・大杉谷（三重県）とともに日本三大峡谷の一つとして知られる清津峡（新潟県）。
雄大な柱状節理の岩肌とダイナミックな清津川の景観は素晴らしく、訪れる人々に深い感動を与えます。2018年の大地の芸術祭にて、中国の建築家集団「マ・ヤンソン / MADアーキテクツ」のアート作品として改修され、トンネル内部の大幅なリニューアルに加えて、エントランス施設も設置。自然の「5大要素」（木、土、金属、火、水）を利用しながら、建築的な空間とアーティスティックな雰囲気をつくりだし、この歴史あるトンネルを変容させました。

清津峡は川を挟んで切り立つ巨大な岩壁は全国に誇るＶ字形の大峡谷をつくり、国の名勝・天然記念物にも指定されています。
紅葉は10月半ば頃から始まり、10月末から11月初め頃が見頃となります。緑色が薄くなり、黄色が目立つようになり、やがてほとんどが黄葉となりますが、所々に鮮やかな紅葉が見られます。

「清津峡／Tunnel of Light」について詳しくはこちら

●紅葉の見ごろ

10月下旬～11月上旬

※あくまで時期の目安です

●所在地　　

新潟県十日町市小出

●アクセス　

越後湯沢駅下車後、森宮野原行き急行バスで約25分、「清津峡入口バス停」下車。下車後徒歩約30分

※本記事の内容・サービス等は変更している場合があります。

※画像はすべてイメージです。

美人林　～春夏秋冬、美しすぎるブナ林～

美人林は十日町市松之山松口の3ヘクタールほどの丘陵に、樹齢約100年のブナの木が一面に生い茂っているエリアを指します。その立ち姿の美しさから「美人林（びじんばやし）」と呼ばれるようになりました。

松之山は大正末期、木炭にするため全て伐採され裸山になりましたが翌年、この山のブナが一斉に芽生えて成長し、現在の姿になりました。また、多くの野鳥が生息していることでも知られています。

春夏秋冬で様々な表情を見せる美人林…。
春は残雪がある中に芽吹く若葉は春の訪れを教えてくれて、夏は鮮やかな緑に包まれながらブナの木の間を吹き抜けるさわやかな風を感じることができます。秋は黄色やオレンジに葉が染まり、まるで絵画のような美しい空間に魅了されます。また、冬は一面の銀世界に晴れた日は日の光を浴びた雪がキラキラと光り、とても幻想的なシーンを見ることもできます。

「美人林」について詳しくはこちら

●紅葉の見ごろ

11月上旬～中旬　　※あくまで時期の目安です

●所在地

新潟県十日町市松之山松口1712-2付近

●アクセス

越後湯沢駅下車後、ほくほく線で「まつだい駅」下車後、タクシーで約15分

または、路線バス利用の場合は「堺松バス停」より徒歩約20分（冬季除く）

※本記事の内容・サービス等は変更している場合があります。

※画像はすべてイメージです。

十日町には現代アートや自然景観、豪雪が育む食など、魅力がたくさん！

四季折々の美しい自然景観が魅力の十日町は見どころもたくさんあります！
田んぼが水鏡とあり美しい棚田「越後松代棚田群星峠の棚田」についても紹介します。

田んぼが水鏡となり美しい「越後松代棚田群星峠の棚田」

十日町市内に点在するたくさんの棚田。地形に沿って段々になった棚田は、先人達の知恵と苦労の賜物です。そこでは豪雪地帯のきれいな水と空気、農家の人々の手によって美味しいお米が育まれ、私たちの食を支えてくれています。日本の原風景であり春夏秋冬美しい姿を見せてくれる棚田は、まさに地域の宝です。

大小様々な水田約200枚がまるで魚の鱗のように斜面に広がり、四季折々・朝昼晩と様々な顔を見せてくれる星峠の棚田は、十日町市に点在する棚田の中でも最も人気がある棚田スポットです。雲海が発生し、水鏡が輝くベストシーズンには、その美しい風景を眺めようと全国各地から多くのカメラマンや観光客がこの地を訪れています。2022年には農水省「つなぐ棚田遺産」に認定されました。