ウィンタースポーツだけじゃない!!紅葉も楽しめるスキー場【長野県・野沢温泉スキー場】

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紅葉の中を進む長坂ゴンドラリフト※10月中旬撮影

野沢温泉村を代表する名所

ゲレンデからの眺め。
※写真提供:野沢温泉スキー場

【野沢温泉スキー場】は長野県北部に位置する野沢温泉村のスキー場です。2023年に100周年を迎えた歴史のあるスキー場で、標高1,650mの毛無山を中心に温泉街に向かってゲレンデが広がっており、44もの豊富なコース数を誇ります。
パウダースノーが特徴の1つで、国内外を問わず数多くのスキーヤーやスノーボーダーが訪れる全国的にも有名なスキー場でもあります。

冬だけじゃない!紅葉シーズンにもお勧めのスキー場!!

スキー場と聞くと、どうしてもイメージするシーズンは「冬」ですよね。筆者もスキー場と聞くと冬をイメージします。
しかし!ここ【野沢温泉スキー場】では、冬以外にも夏から秋にかけて一部のゴンドラが運行されており、夏場は青々とした山々を、秋には赤や黄、橙に彩られた錦繍の山々を楽しむことができます。

長坂ゴンドラリフト

錦繍の山々を楽しむには、まず山麓にある長坂エリアから長坂ゴンドラリフトに乗り込みます。長坂ゴンドラリフトは2020年12月に旧長坂ゴンドラリフトに変わって運行を開始したリフトで、全長3,129m・標高差789mという距離を約8分で終点のやまびこエリアまで結びます。前後左右がガラス張りとなっているので、ゴンドラ内から景色を思う存分に楽しめます。また、一部のゴンドラは床面もスケルトンになっているので真下の景色も楽しむことができます。
麓の長坂エリアと毛無山中腹のやまびこエリアを結ぶ長坂ゴンドラリフト。写真左端のゴンドラは、床面もガラス張りの特別仕様。
※10月中旬撮影。
野沢温泉のゆるキャラ「ナスキー」がデザインされたゴンドラ。野沢菜の「ナ」とスキーを組み合わせた名前です。ピーマンではありません。
筆者が訪れた際は残念ながら床面がスケルトンの特別仕様ゴンドラには乗車できませんでしたが、それでも前後左右から野沢温泉スキー場を彩る錦繍の絶景を楽しむことができました。麓の方ではまだ緑色の木が多かったものの、ぐんぐん標高を上げていくにつれて赤や黄、橙といったパッチワークに変わり、辺り一面が紅葉の景色に包まれました。
また、標高も高いので眺望を楽しむこともできます。筆者が乗車した際は生憎の曇天だったため、少し離れた山々や隣の飯山市を望める程度でしたが、晴れていれば遠く新潟県妙高エリアの山々まで望めるそうです。

景色が美しいので片道8分の旅はあっという間に過ぎ去ってしまいます。シャッターチャンスを逃さないようにご注意下さい。また、標高が高いので晴れていても気温が10度以下になることもありますので暖かくしてお越しください。
錦繍の山々。
※10月中旬撮影。
麓の野沢温泉街から標高が上がるごとに緑から黄色や橙に色が変わっていくのがわかりますね。
※10月中旬撮影。
【野沢温泉スキー場】公式ホームページ

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