合掌造りで昼ごはん!ゆったりとした空間でかつての暮らしに没入体験【岐阜県白川村 旧遠山家住宅】

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世界遺産集落・白川郷から南下した御母衣にある国指定重要文化財 旧遠山家住宅
世界遺産に登録されており、毎年多くの観光客が訪れる岐阜県の白川郷荻町合掌造り集落。旧遠山家住宅は白川郷の世界遺産集落から車で約15分の場所にあり、合掌造り民家内で特別な体験ができる穴場スポットです。

旧遠山家住宅は合掌造りをのんびりと見学できるだけではありません!
合掌造り内でお昼ごはんを楽しめることが何といっても最大の魅力。地元食材を使ったお弁当を食べながらかつての農村文化に没入体験ができちゃいます。
お腹も心も大満足の『遠山家ごはんプロジェクト』のほか、白川村を代表する郷土料理を作る体験『すったて汁づくり』など、ここでしかできない体験が盛りだくさん!

見どころ満載の旧遠山家住宅を筆者の体験レポートと共にご紹介していきたいと思います♪

一足踏み入れれば過去の時代へタイムスリップ!?旧遠山家住宅にお邪魔します!

靴を脱いで合掌造りの中へ入ると当時の面影そのままのどこか懐かしい和室が一面に広がります。

「オモヤ(オエ)」と呼ばれる来客の接待用に使用されていた部屋を通り奥の「ダイドコ」へ。「ダイドコ」は煮炊きをする部屋、いわゆる台所です!
中心には今でも毎日火を焚いている囲炉裏があり、部屋へ入ると燻した薪の落ち着く香りに包まれます。
「オモヤ(オエ)」の囲炉裏。囲炉裏の煙で黒ずんだ天井には防虫効果があります。 (写真提供:白川村役場)

囲炉裏で団らん白川村の郷土料理体験『すったて汁づくり』

『すったて汁づくり』は「ダイドコ」の囲炉裏を使い、白川村の郷土料理であるすったて汁を作る体験プログラムです。

すったて汁は主に祝い事やハレの場で振舞われている郷土料理。石臼ですりつぶした大豆に味噌や醤油をベースにした出汁を加えて作り上げます。
石臼で一度に挽ける大豆はたったの3粒ほど。すったて汁を作るにはまず長い時間をかけて大豆を挽くところから始まります。昔は大家族が多かったので人数分のすったて汁を用意するのに数時間もかかったそうです。
『すったて汁づくり』ではすでに挽かれた大豆が用意されています♪

鍋が煮えるまで囲炉裏を囲んでゆったりと流れる時間を満喫

全ての材料を鍋に入れ終えたら後はコトコトと煮えるのを待つだけ!かき混ぜすぎると鍋が冷めてなかなか出来上がらないのでじっと待つのがポイントです。

ストーブで部屋を暖めていますが冬季はやっぱり寒い…。ということで旧遠山家住宅では半纏の貸し出しも行っています。
『すったて汁づくり』の体験中に実際に着用しましたが半纏を着ると布団を被ったような温もりでダウンジャケット顔負けの暖かさ!

半纏を着て囲炉裏を囲むとまるで当時にタイムスリップしたかのような気分になります。昔の人もこうしてのんびり家族団らんのひと時を過ごしていたのかもしれませんね。
白黒写真にするとより一層雰囲気がでます!

『すったて汁づくり』は一部期間予約制になります

『すったて汁づくり』は12月~3月までの冬季期間は常時受け付けておりますが、それ以外の期間は予約制になります!

予約は白川村教育委員会に電話でお問い合わせください。
『すったて汁づくり』の詳細情報・お問い合わせ先はこちら!

合掌造りでゆったり昼ごはん!地元食材をいただく『遠山家ごはんプロジェクト』

旧遠山家住宅に訪れた際にぜひおすすめしたいのは合掌造り民家の中で地元食材を使ったお昼ごはんを楽しめる『遠山家ごはんプロジェクト』。

村内の老舗旅館や人気飲食店が特別に考案したお弁当を歴史ある建物の中でゆったりと食べられます。
今回いただいたのは村内にある人気飲食店『サルガバンバ』特製のお弁当。白川村のブランド豚『結旨豚(ゆいうまぶた)』を使ったローストポークや自家栽培のカブに漬物など、地元食材をたっぷり使った料理をいただきました。
『サルガバンバ』ではグルテンフリー・無添加でベジタリアンやヴィーガンの方でも楽しめるメニューもございます!お弁当にも石豆腐をカキフライ風に仕上げたおかずが入っていました。

『遠山家ごはんプロジェクト』と先ほどご紹介した『すったて汁づくり』を併用すると温かいすったて汁とお弁当を一緒に堪能でき心もお腹も大満足!手作りのすったて汁は素材の味が活かされており、こころがほっこりとするような優しい味でした♪

団体対応も行っており最大40名まで受け入れ可能です(40名を超える場合は事務局にお問い合わせください)。
世界遺産集落内の混雑を避け、のんびりノスタルジックな体験をしながら非日常とおいしい食事を味わってみてはいかがでしょうか。
村内にある飲食店『サルガバンバ』のお弁当に『すったて汁づくり』のすったて汁

『遠山家ごはんプロジェクト』は予約制です

『遠山家ごはんプロジェクト』の予約は以下のお問い合わせフォームまたは電話により予約が可能です。
海外のお客さまの対応も可能ですので、詳しくは一般社団法人 白川郷観光協会にお問い合わせください。

予約の受付は1週間前までなのでお早めに!
『遠山家ごはんプロジェクト』の詳細情報・お問い合わせフォームはこちら!

40人の大家族!?合掌造り民家の裏側に迫る

かつてのこの遠山家では大家族形態の家族構成でピーク時には最大40人の家族がひとつ屋根の下で寝泊まりしていました。
この集落は農業を営むための土地に恵まれず分家することが難しかったこと、家業である養蚕に人手を要していたことが大家族で暮らしていた理由と言われています。
館内にはかつて実際に使用されていた民芸品が数多く並んでおり、当時の暮らしぶりがつぶさに伺えます!
当時はここで養蚕(絹づくり)が行われていました。

合掌造りが世界的に有名になったきっかけはここ!旧遠山家住宅

今や世界中で知られている合掌造り集落。ドイツの建築家ブルーノ・タウトが旧遠山家住宅を訪れ、合掌造りを評価したことがきっかけで世界に広く知られるようになりました。

旧遠山家住宅は世界遺産集落からは少し離れたところにあるからこそ気軽に立ち寄りやすく、世界から注目されている合掌造りをゆったりと落ち着いて見学できます!

歴史的な建造物を実際に見て、郷土料理や地元の食材を合掌造りの中で食べ、当時の暮らしを追体験できる旧遠山家住宅。飛騨地域の観光や白川郷に訪れた際にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
『旧遠山家住宅』 公式サイトはこちら

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